「天」を含む言葉
「天」を含む言葉 — 92 件
青天井(あおてんじょう)
青空。空を天井にたとえていう言葉。野天。
悪天(あくてん)
雨や曇りなどの悪い天気。悪い天候。
悪天候(あくてんこう)
雨や風などが激しい、荒れた天気。悪い天気。悪天。
天晴(あっぱれ)
感心するようす。驚嘆するようす。
天晴れ(あっぱれ)
感心するようす。驚嘆するようす。
信天翁(あほうどり)
ミズナキドリ目アホウドリ科の海鳥。全長百センチメートルほどの大型の鳥。全身は白く、頭部が黄色身を帯びていて羽の先が黒い。伊豆諸島や尖閣列島などで繁殖する。特別天然記念物。
天翔る(あまがける)
神霊や霊魂などが、天空を飛びまわる。
天下り(あまくだり)
神が天から人の世界にくること。
天降り(あまくだり)
神が天から人の世界にくること。
天つ(あまつ)
天の。天上の。天にある。
天津(あまつ)
天の。天上の。天にある。
天の岩戸(あまのいわと)
日本の神話で、高天が原にあったとされる岩穴の戸。
天の磐戸(あまのいわと)
日本の神話で、高天が原にあったとされる岩穴の戸。
天の川(あまのがわ)
夜の空で川のように見える星の群。銀河。
天の河(あまのがわ)
夜の空で川のように見える星の群。銀河。
天の邪鬼(あまのじゃく)
他人の意見などにわざと逆らう性質。また、そのような人。
天の羽衣(あまのはごろも)
天人が着るという、軽くて薄い羽の衣。
天の原(あまのはら)
大空。広く大きな空。
天が下(あめがした)
天下。世間。この世。世界中。
天地(あめつち)
空と大地。または、世界のたとえ。
韋駄天(いだてん)
仏法の守護神の一柱。釈迦の遺骨を盗んで逃げた鬼を走って追いかけて捕まえたことから足の速い神とされている。
一天(いってん)
空全体。空一面。大空。
雨天(うてん)
雨の降る天気。また、その日。あめふり。
炎天(えんてん)
夏の太陽が激しく照りつけ、燃えるように暑い空。また、その天気。
応天(おうてん)
天からの命令に従うこと。
応天府(おうてんふ)
中国の宋の時代の地名。現在の河南省商丘市。
お天気(おてんき)
気象の状態を言い表す丁寧語。
御天気(おてんき)
気象の状態を言い表す丁寧語。
お天道様(おてんとうさま)
「太陽」の敬称。
御天道様(おてんとうさま)
「太陽」の敬称。
回天(かいてん)
世の情勢をすっかりと変えること。
廻天(かいてん)
世の情勢をすっかりと変えること。
烏天狗(からすてんぐ)
烏のような嘴(くちばし)と羽がある天狗。
寒天(かんてん)
寒々としている冬の空。
干天(かんてん)
しばらく雨が降っていない空。日照り続きの空。
旱天(かんてん)
しばらく雨が降っていない空。日照り続きの空。
吉祥天(きちじょうてん)
人々に福徳をもたらすとされるインド神話の女神。仏教では、毘沙門天の后で、鬼子母神の子とされる。吉祥天女。きっしょうてん。
奇天烈(きてれつ)
普通とは激しく異なっている様子。非常に珍妙な様子。
九天(きゅうてん)
天の高い所。天界。
仰天(ぎょうてん)
激しく驚くこと。
暁天(ぎょうてん)
夜から朝に変わるころの空。夜明けの空。
好天(こうてん)
雲の少ない、よく晴れた天気。好天気。
後天(こうてん)
生まれた後に身に付けること。
荒天(こうてん)
荒れた天気。風雨や降雪が激しい天気をいう。
在天(ざいてん)
神や霊などが天上にあること。
司天台(してんだい)
唐代、天文の観測や暦の作製をつかさどった役所。天文台。
司天臺(してんだい)
唐代、天文の観測や暦の作製をつかさどった役所。天文台。
四天王(してんのう)
仏教で帝釈天を仕える四神。持国天、増長天、広目天、多聞天の四神の総称。
召天(しょうてん)
キリスト教を信仰している人が死ぬこと。
昇天(しょうてん)
天に昇ること。
上天気(じょうてんき)
晴れている、よい天気。
青天(せいてん)
すっきりと晴れた空。青空。
先天(せんてん)
生まれる前から身に付いていること。
蒼天(そうてん)
よく晴れた空。青空。
大行天皇(たいこうてんのう)
崩御して、おくりなが決まるまでの天皇の総称。
帝釈天(たいしゃくてん)
十二天のひとつで東方を守り、また梵天とともに仏法を守る神。ヒンドゥ―教のインドラと同一。
戴天(たいてん)
この世界で生きていること。天を頭の上に頂くという意味から。
高天が原(たかまがはら)
日本神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)が支配し、八百万(やおよろず)の神々が住むとされた天上界。
大黒天(だいこくてん)
仏教の神の一人。仏・法・僧の三宝を守る戦闘の神。のちに飲食の神にもなった。
太上天皇(だいじょうてんのう)
譲位により皇位を後継者に譲った元の天皇への尊称。大上皇。上皇。
天網(てんもう)
悪人や悪事を見張るために、天が張りめぐらす網。
天目(てんもく)
「天目茶碗」の略。茶の湯に用いる、浅いすりばち形の茶碗。
天目山(てんもくざん)
勝敗の分かれ目。最後の場所。土壇場。
天文(てんもん)
天体に起こる諸現象。
天佑(てんゆう)
天の助け。天の加護。
天祐(てんゆう)
天の助け。天の加護。
天与(てんよ)
天の与えるもの。天賦。
天来(てんらい)
天からこの世に来ること。また、この世のものとは思えないくらい素晴らしいこと。
天籟(てんらい)
吹く風の音。
天覧(てんらん)
天皇がご覧になること。叡覧。
天理(てんり)
自然の道理。
天領(てんりょう)
天皇・朝廷の直轄地。
東天(とうてん)
東の空。特に、夜明けの東の空。
忉利天(とうりてん)
仏教の六欲天の第二の天。須弥山の頂上にあり、帝釈天が住むとされる善見城がある。この世界の一日は人間界の百年に相当する。三十三天。
満天星(どうだんつつじ)
ツツジ科の落葉低木。春、つぼ形の白い小花を下向きにつけ、倒卵形の葉は秋に紅葉する。
曇天(どんてん)
曇った空。曇り空。
天一神(なかがみ)
陰陽道の方角神のうち、凶神のひとつ。天と地との間を往復し、四方を規則的に巡るとされる。、天一神のいる方角を犯すと祟りがあるとされたため、その方角に向かう時は「方違え」が行われた。
二一天作の五(にいちてんさくのご)
旧式珠算での割算の方法。一〇を二で割るとき、一〇の位の一の珠をはらい、桁の上の珠をおろして五と置くこと。
脳天(のうてん)
頭のてっぺん。頭のいただき。
能天気(のうてんき)
物事を深く考えず軽はずみなさま。のんきなさま。また、そのような人。