「置く」の意味

「置く」(おく)の意味・読み方を解説します。
置く
おく
| 言葉 | 置く |
|---|---|
| 読み方 | おく |
| 意味・例文 |
|
「置く」で使われている漢字
| 部首 | 网部(あみがしら・あみめ) |
|---|---|
| 画数 | 13画 |
| 音読み | チ |
| 訓読み | お(く) |
| 意味 | おく。すえる。すえつける。設ける / とどめる。のこす。残しておく など |
「置く」を含む故事・ことわざ・慣用句
妻子を置く所が故郷(さいしをおくところがこきょう)
故郷を出て来た人がそこで所帯を持ち、妻子のいるその場所を第二の故郷と思って頑張る覚悟をいう。
一目置く(いちもくおく)
相手が自分よりすぐれていると認めて、敬意を払い一歩譲るたとえ。
頭に霜を置く(かしらにしもをおく)
頭髪が白髪になること。白髪が目立つこと。 白髪を霜にたとえた言葉。 「頭に霜を置く」「霜を置く」ともいう。
アクセントを置く(あくせんとをおく)
全体の中で、特にその部分に重点をおく。目立たせる。強調する。
重きを置く(おもきをおく)
あるものを大切だと考え、そこに力を入れること。 「ウエートを置く」「重点を置く」ともいう。
念頭に置く(ねんとうにおく)
常にそのことを意識すること。
信を置く(しんをおく)
信じること。信用すること。
泰山の安きに置く(たいざんのやすきにおく)
泰山のように、揺るぎないものとしてどっしりと安定させること。 中国の名山である泰山は、古くから動じないものの象徴とされる。
頭に置く(あたまにおく)
ある事柄を忘れないように心にとどめ、判断や行動のよりどころとして常に意識しておくこと。重要な点として覚えておくこと。
赤心を推して人の腹中に置く(せきしんをおしてひとのふくちゅうにおく)
うそ偽りのない心をそのまま相手に預け、疑うことなく付き合うこと。「赤心」はまごころ、「腹中に置く」は相手の内に収めさせる意。 降った銅馬の軍を疑わず、供も連れずに陣を見回った漢の光武帝を、降兵たちが、まごころを人の腹の中に置くようなお方だと言って心から従った。
胸に手を置く(むねにてをおく)
自分のした事を静かに振り返り、心当たりがないか探ってみること。相手をとがめるときの言い方にもなる。
歯牙の間に置く(しがのかんにおく)
言葉にのせて論じ合う。歯と牙の間に置く、つまり口の中に入れる意から。多くは打ち消しの形をとる。
歯牙の間に置くに足らず(しがのかんにおくにたらず)
論じるには及ばない、と切り捨てる言い方。秦の二世皇帝に問われた叔孫通が、各地の蜂起を「群盗やこそ泥にすぎず、歯牙の間に置くに足らん」と答えた故事から。
木にも萱にも心を置く(きにもかやにもこころをおく)
風で木がゆれたり萱がそよいだりしただけでも、敵がかくれていないかと身構えることから、ほんの小さな物ごとにもびくびくして、ちっとも落ち着けずにいる心のたとえ。 まわりの人や物ごとに、細かい点にまで気を配り、用心をおこたらないようすにも当てて使う。 「萱」は、すすきやすげなど、屋根をふく材料になる草を広く指す呼び名。「心を置く」は、気をゆるめずに用心すること。 「木にも草にも心を置く」とも言う。
質に置く(しちにおく)
持っている品物を質屋に渡し、それと引きかえにお金を借りること。 「質」は、借りたお金を必ず返すという約束のしるしとして、貸し手に預ける品物のことで、お金を返せばその品物は手元に戻る。 昔は、人を人質として相手方へ預ける意味にも用いた。 「質」を同じ読みの数の「七」に引っかけ、続く数の「八」を添えた「質八を置く」という、しゃれの効いた形も使われる。 思いやりは品物とちがって質に置けないので、生活の足しにはならないと説く「[[情けは質に置かれず*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/3942.php]]」ということわざもある。 逆に、品物を受け取ってお金を貸す立場からは「[[質に取る*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/9677.php]]」という。
借金を質に置く(しゃっきんをしちにおく)
手もとに金目の物が何ひとつ残っておらず、質屋に預けられそうな物は、もはや借金ぐらいのものだ、というほどひどく貧しい様子。あるいは、そうした苦しさの中で、あれこれ無理な手を使ってお金をかき集めること。 借金は品物ではないので、本当は質草(質屋に預ける品)になるはずもない。そんな物をあえて持ち出して、困りきっている有様を、わざと大きく言ってみせている。 手持ちの品を質屋に入れて金を貸してもらうことを「[[質に置く*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/9676.php]]」という。
