一得とは
一得
いっとく
言葉 | 一得 |
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読み方 | いっとく |
意味 | 予想外の一つの利益。一利。 |
用例 | 「―一失」 |
対義語 | |
使用漢字 | 一 / 得 |
一得を含む四字熟語
愚者一得(ぐしゃのいっとく)
愚かな人でもたまには優れた名案を出すこと。 自分の意見を出すときに謙遜の表現としても用いることがある。
一得一失(いっとくいっしつ)
利益を一つ得ると、別の部分では一つ損失があること。 利益と損失の両方がともにあるということから。 「一失一得」ともいう。
千慮一得(せんりょのいっとく)
愚かな人にでも、たくさんの考えの中には、一つくらい良いものがあるということ。 「千慮」はたくさんの考え。 「一得」は一つの利点。 自身の考えを述べるときに謙遜していうこともある言葉。
九損一得(くそんいっとく)
費用が多くかかり、あまり利益にならないこと。 九回損をして、一回得をするという意味から。 「鞠は九損一徳」を略した言葉で、蹴鞠に熱中すると十の中で九は損をするという意味から。 「九損一得」とも書く。
一得を含む故事・ことわざ・慣用句
「一」を含む言葉・熟語
- 朝一(あさいち)
- 一握(いちあく)
- 櫟・一位(いちい)
- 一位(いちい)
- 一意(いちい)
- 一尉(いちい)
- 一葦(いちい)
- 一囲・一圍(いちい)
- 一一(いちいち)
- 一溢米(いちいつべい・いちいつのこめ)
- 一因(いちいん)
- 一員(いちいん)
- 一院(いちいん)
- 一院制(いちいんせい)
- 一宇(いちう)
- 一円・一圓(いちえん)
- 一応・一應・一往(いちおう)
- 一概・一槩(いちがい)
- 一概に(いちがいに)
- 一月(いちがつ)
- 一丸(いちがん)
- 一眼(いちがん)
- 一機軸(いちきじく)
- 一休沐(いちきゅうもく・いつきゅうもく)
- 一義(いちぎ)
- 一儀(いちぎ)
- 一議(いちぎ)
- 一隅(いちぐう)
- 一見識(いちけんしき)
- 一芸(いちげい)
「得」を含む言葉・熟語
- 有り得べき・有得べき(ありうべき)
- あり得る・有り得る(ありうる・ありえる)
- あり得ない・有り得ない(ありえない)
- 得る(うる)
- 得難い(えがたい)
- 得体・為体(えたい)
- 得たり(えたり)
- 得手(えて)
- 得てして(えてして)
- 会得(えとく)
- 得物(えもの)
- 得る(える)
- 買い得(かいどく)
- 獲得(かくとく)
- 勝ち得る・勝得る・贏ち得る(かちえる)
- 感得(かんとく)
- 既得(きとく)
- 心得(こころえ)
- 心得顔(こころえがお)
- 心得違い(こころえちがい)
- 心得る(こころえる)
- ごて得(ごてどく)
- 収得(しゅうとく)
- 拾得(しゅうとく)
- 修得(しゅうとく)
- 習得(しゅうとく)
- 取得(しゅとく)
- 生得(しょうとく・せいとく)
- 所得(しょとく)