阿弥陀とは
阿弥陀
あみだ
言葉 | 阿弥陀 |
---|---|
読み方 | あみだ |
意味 | 極楽浄土にいて全ての人々を救うとされる仏。名前を唱えることで全ての人が極楽へ往生できるとされている。阿弥陀仏。阿弥陀如来。 帽子を前を上げて後ろを下げて被ること。「阿弥陀被り」の略称。 人数分の線を引き、その先端に当たりや外れなどを記し、それぞれの人が別の線を選んで引く籤。「阿弥陀籤」の略称。 |
対義語 | |
使用漢字 | 阿 / 弥 / 陀 |
阿弥陀を含む故事・ことわざ・慣用句
金の光は阿弥陀ほど(かねのひかりはあみだほど)
金の力が絶大であることのたとえ。 金銭は阿弥陀如来の威光にも匹敵するという意味から。
下駄も阿弥陀も同じ木の切れ(げたもあみだもおなじきのきれ)
尊卑の違いはあっても、もとは同じであることのたとえ。また、出発点が同じでも、その人の心がけ次第で後に大きな差が出てくることのたとえ。 足で踏まれる下駄も、人から拝まれる阿弥陀の仏像も、もとは同じ木から作られたものであるとの意から。 「下駄も仏も同じ木の切れ」ともいう。
阿弥陀も銭で光る(あみだもぜにでひかる)
金の力は絶大だというたとえ。阿弥陀仏の御利益も供える金の多少に影響されるということから。
阿弥陀の光も銭次第(あみだのひかりもぜにしだい)
金の力は絶大だというたとえ。阿弥陀仏の御利益も供える金の多少に影響されるということから。
「阿」を含む言葉・熟語
- 阿吽・阿呍(あうん)
- 阿漕(あこぎ)
- 阿古屋貝(あこやがい)
- 阿修羅(あしゅら)
- 阿闍梨(あじゃり)
- 東屋・四阿・阿舎(あずまや)
- 阿茶羅漬・アチャラ漬け・阿茶羅漬け(あちゃらづけ)
- 阿婆擦れ(あばずれ)
- 阿鼻(あび)
- 阿附・阿付(あふ)
- 阿片・鴉片(あへん)
- 阿片窟(あへんくつ)
- 阿呆・阿房(あほ)
- 阿呆・阿房(あほう)
- 阿呆鳥・阿房鳥・信天翁(あほうどり)
- 阿呆臭い(あほくさい)
- 阿呆陀羅経(あほだらきょう)
- 阿呆らしい(あほらしい)
- 阿弥陀被り(あみだかぶり)
- 阿弥陀籤(あみだくじ)
- 阿諛(あゆ)
- 阿羅漢(あらかん)
- 阿亀・お亀(おかめ)
- お多福・阿多福・於多福(おたふく)
- お多福風邪・阿多福風邪・於多福風邪(おたふくかぜ)
- お鍋・於鍋・阿鍋(おなべ)
- 阿る(おもねる)
「弥」を含む言葉・熟語
- 阿弥陀被り(あみだかぶり)
- 阿弥陀籤(あみだくじ)
- 沙弥(しゃみ)
- 須弥山(しゅみせん)
- 須弥壇(しゅみだん)
- 弥立つ(よだつ)
- 弥栄(いやさか)
- 弥増さる(いやまさる)
- 弥増す(いやます)
- 弥天(びてん)
- 弥縫(びほう)
- 弥陀(みだ)
- 野次・弥次(やじ)
- 野次馬・弥次馬(やじうま)
- 野次る・弥次る(やじる)
- 弥次郎兵衛(やじろべえ)
- 弥助(やすけ)
- 弥蔵(やぞう)
- 弥猛(やたけ)
- 弥の明後日(やのあさって・やなさって)
- 弥生(やよい)
- 弥生式(やよいしき)
「陀」を含む言葉・熟語
- 阿呆陀羅経(あほだらきょう)
- 阿弥陀被り(あみだかぶり)
- 阿弥陀籤(あみだくじ)
- お陀仏・御陀仏(おだぶつ)
- ずだ袋・頭陀袋(ずだぶくろ)
- 陀羅尼(だらに)
- 仏陀(ぶつだ)
- 曼陀羅・曼荼羅(まんだら)
- 弥陀(みだ)