「かえって・却って」の意味

「かえって・却って」(かえって)の意味・読み方を解説します。
かえって
/却って
かえって
| 言葉 | かえって・却って |
|---|---|
| 読み方 | かえって |
| 意味 | 予想などとは異なる結果が出る様子。逆に。 |
「かえって・却って」で使われている漢字
却
漢字「却」の詳細
| 部首 | 卩部(ふしづくり・わりふ) |
|---|---|
| 画数 | 7画 |
| 音読み | キャク / カク |
| 訓読み | かえ(って) / しりぞ(く) / しりぞ(ける) |
| 意味 | かえって。逆に。反対に / しりぞく。さがる。後ろに引く など |
「却って」を含む故事・ことわざ・慣用句
下手が却って上手(へたがかえってじょうず)
下手な人は念入りに仕事をするので、かえって上手な人より立派な仕上がりになることがあるということ。
怪しきを見て怪しまざれば、怪しみ却って破る(あやしきをみてあやしまざれば、あやしみかえってやぶる)
不思議で気味の悪い出来事を目にしても、うろたえずに放っておけば、その怪しさはいつしか自然に消え去るということ。 「却って」は「逆に」、「破る」は「くずれる」を表す古い言い方で、怪しい出来事のほうが逆にくずれて消えうせると言っているわけである。意味が反対の言葉には[[疑心、暗鬼を生ず*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/488.php]]がある。 鎌倉時代の終わりに書かれた随筆『徒然草』の第二百六段に、役所の会議の最中に牛が入りこみ、長官の席に上がって寝そべってしまった話がある。皆が不吉なしるしだと言い立てたが、長官の父は「牛に分別などない」と取り合わず、牛を持ち主に返した。その後、悪いことは何も起こらなかったという。この話の結びに、この言葉が少しちがう言い回しで引かれている。
