玉石とは
玉石
ぎょくせき
言葉 | 玉石 |
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読み方 | ぎょくせき |
意味 | 玉と石。宝石と石。 すぐれているものと劣っているもの。価値の高いものと低いもの。 |
使用漢字 | 玉 / 石 |
玉石(ぎょくせき)を含む四字熟語
玉石混淆(ぎょくせきこんこう)
良いものと悪いもの、または価値の高いものと低いものが混在していることのたとえ。 「玉石」は宝石と石のことから、優れている人と劣った人、または、良いものと悪いもののたとえ。 「混淆」は様々なものが入り混じること。 宝石とただの石が入り混じっているという意味から。 「玉石混交」とも書く。
鼎鐺玉石(ていそうぎょくせき)
この上ないほどの贅沢をすることのたとえ。 「鼎」は権威や高い地位の象徴で、祭器として用いられた三本足の器。 「鐺」は三本足の酒を温めるための器。 「玉」は宝玉のこと。 鼎を鐺のように酒を温めるために使い、宝玉を石のように扱うという意味から。 「鼎(てい)をば鐺(とう)のごとく玉(ぎょく)をば石のごとく」とも読む。
玉石同匱(ぎょくせきどうき)
すぐれているものも、劣っているものも同じように扱われること。 「匱」は大きな木箱のこと。 大きな木箱に宝石と石を一緒に入れるということから。 「玉石(ぎょくせき)匱(き)を同じくす」とも読む。
玉石同砕(ぎょくせきどうさい)
すぐれているものや劣っているもの、賢者や愚者などがともに滅びてなくなること。 宝石も石も一緒に砕けてなくなるという意味から。
「玉」を含む言葉・熟語
- 愛玉(あいぎょく)
- 悪玉(あくだま)
- 揚げ玉・揚玉(あげだま)
- 飴玉(あめだま)
- 粗玉・荒玉・新玉・璞(あらたま)
- 玉筋魚(いかなご)
- 黄玉(おうぎょく)
- 大目玉(おおめだま)
- お玉・御玉(おたま)
- 御玉杓子・蝌蚪(おたまじゃくし)
- お手玉・御手玉(おてだま)
- 御年玉・お年玉(おとしだま)
- お目玉・御目玉(おめだま)
- 親玉(おやだま)
- 懐玉(かいぎょく)
- 替え玉(かえだま)
- 肝っ玉(きもったま)
- 金玉(きんたま)
- 玉(ぎょく)
- 玉案(ぎょくあん)
- 玉音(ぎょくおん・ぎょくいん)
- 玉顔(ぎょくがん)
- 玉砕・玉摧(ぎょくさい)
- 玉座(ぎょくざ)
- 玉将(ぎょくしょう)
- 玉章(ぎょくしょう)
- 玉什(ぎょくじゅう)
- 玉髄(ぎょくずい)
- 玉成(ぎょくせい)
「石」を含む言葉・熟語
- 石蓴(あおさ)
- 明石縮(あかしちぢみ)
- 赤間石(あかまいし)
- 石頭(いしあたま)
- 石臼(いしうす)
- 石音(いしおと)
- 石狩鍋(いしかりなべ)
- 石垣(いしがき)
- 石塊(いしくれ)
- 石工(いしく・せっこう・せきこう)
- 石組み(いしぐみ)
- 石ころ(いしころ)
- 石摺り(いしずり)
- 石鯛(いしだい)
- 石畳・甃(いしだたみ)
- 石段(いしだん)
- 石突き(いしづき)
- 石積み(いしづみ)
- 石灯籠(いしどうろう)
- 石灰(いしばい)
- 石橋(いしばし)
- 石仏(いしぼとけ)
- 石室(いしむろ)
- 石弓・弩(いしゆみ)
- 石綿(いしわた・せきめん)
- 一石(いっせき)
- 石清水・岩清水(いわしみず)
- 浮き石(うきいし)
- 鯎・石斑魚(うぐい)
- 石女・不生女・産まず女(うまずめ)