「魚」を含む熟語・言葉 — 223 件
魚(さかな)
四肢がなく、鱗に覆われ、水中を泳ぐ脊椎動物。特に食用としてのものをさす。
鮎魚女(あいなめ)
岩場にひそんで小魚やエビを待ちぶせる海の魚。体は黄や紫を帯びた茶色で、住みかによって濃さが変わる。冬に脂がのり、煮つけや唐揚げにする。
青魚(あおざかな)
背中の青い魚。イワシ・サンマ・サバなど。
赤魚鯛(あこうだい)
深い海の底にすむ、体全体が鮮やかな赤い魚。釣り上げると水圧の差で目が飛び出す。冬に脂がのり、煮つけや粕漬けにする。
網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)ことわざ辞典
法の規制が及ばず、大悪人を取り逃がしてしまうことのたとえ。 網の目が粗いために、舟を呑み込むほどの大魚を逃がしてしまうことから。
水心あれば魚心・網心あれば魚心・魚心あれば水心(あみごころあればうおごごろ・うおごころあればみずごころ・みずごころあればうおごころ)ことわざ辞典
相手が好意を示せば、こちらもまた好意を持つ。 先方の出方次第で、こちらの態度が決まるということ。 もとは「魚、心あれば、水、心あり」で魚と心、水と心が一語化したものといわれる。 魚が水に好意を示せば、水もその魚に好意を持つであろうという意味から。 「水心あれば魚心」「網心あれば魚心」ともいう。
網にかかった魚・網に掛かった魚(あみにかかったうお)ことわざ辞典
逃げようとしても逃げ出せないことのたとえ。
網にかかるは雑魚ばかり(あみにかかるはざこばかり)ことわざ辞典
悪事をはたらいても捕まるのは小物ばかりで、大物は巧みに逃げてなかなか捕まらないということ。
年魚・香魚(あゆ)
澄んだ川の石につく藻を食べて育つ魚。なわばりを守る性質を利用した友釣りで捕り、塩焼きにする。
玉筋魚(いかなご)
細長い銀色の体をした海の魚。水が温むころ砂にもぐって夏をやり過ごす。稚魚は東日本で「小女子(こうなご)」、西日本で「新子(しんこ)」と呼ばれ、くぎ煮などにする。
以魚駆蠅(いぎょくよう)四字熟語辞典
物事の対処の仕方を間違えると、かえって悪化するということ。 蠅が寄ってくる魚を振り回して追い払おうとしても、蠅は逆に寄ってくるということから。 「魚(うお)を以(もっ)て蠅(はえ)を駆(か)る」とも読む。
活け魚・活魚・生け魚(いけうお)
食べるために水中で生かしている魚。生簀の魚。
鶏魚(いさき)
岩場の多い沿岸に群れをつくる魚。若いうちは体の横に三本の黄色い筋が走るが、育つと消える。夏に脂がのり、刺身や塩焼きにする。
勇魚(いさな)
鯨をさす古い語。枕詞「いさなとり」の「いさな」に「勇魚」の字を当てたことから、この表記ができたとされる。
石首魚(いしもち)
頭の骨の中に大きな耳石(からだの傾きを感じ取る石のような粒)があることによる名。ニベ科の魚で、体の白みが強い。鮸と同じく浮き袋を鳴らすため、「ぐち」の名もある。
岩魚(いわな)
サケ科に入る川の魚。山おくの渓流で暮らす。日本の川の魚でいちばん冷たさを好み、上流のなかでヤマメより奥にいる。体つきは細長く、三十センチほどまで育つ。暗い茶の地に、朱や橙の細かな点がある。わき腹に小判に似た形の横じまがあらわれる。虫やクモなど、動くものをさかんに食べる。味がよく、釣りの的にもなる。夏の季語。
烏焉魯魚(うえんろぎょ)四字熟語辞典
文字を書き間違えること。 「烏」と「焉」、「魯」と「魚」の字の形が似ていることから。
魚市場(うおいちば)
魚介類を取り引きする市場。せり売りなどで、漁獲された魚が卸売業者から仲買人へと売り渡される。
魚滓(うおかす)
魚の肉を取り除いたあとに残る魚の頭や尾、骨などのこと。または、魚油を取ったあとに残る滓。肥料に用いる。
魚河岸(うおがし)
産地から送ってきた魚介類の競り売りを行う市場。魚市場。
魚心(うおごころ)
相手に向ける好意。「魚心あれば水心」を誤って一語と解したもの。
魚座(うおざ)
中世の日本で、魚を売る商人たちが仲間どうしで結んでいた組合(座)。
魚蝨(うおじらみ)
コイやキンギョなどの体表につく甲殻類。三〜六ミリの平たい円盤の形をしている。
魚鋤(うおすき)
鍋で魚介類を煮ながら食べるすき焼き風の料理。沖すき。
水と魚・魚と水(うおとみず・みずとうお)ことわざ辞典
魚は水を離れれば生きてゆけない。それと同じで、一方を欠いては立ちゆかない結びつき。君臣にも友どうしにもいい、そばを空けられぬ間柄をさす。
魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)ことわざ辞典
魚が木に登ろうとするように、不可能なことをしようとするたとえ。
釜中の魚・魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし・ふちゅうのうお)ことわざ辞典
危険が迫っていることも知らずにのんきにしていることのたとえ。また、死が迫っていることのたとえ。 やがて煮られることも知らずに魚が釜の中をのんびり泳いでいることから。 「釜中の魚」ともいう。
魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)ことわざ辞典
水の外に出された魚のように、ただ一つのよりどころをなくして、身動きがとれなくなるようすのたとえ。
魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)ことわざ辞典
自分の力を発揮できる場所を得て、生き生きと活躍するようすのたとえ。
魚の水を得たるが如し(うおのみずをえたるがごとし)ことわざ辞典
魚にとっての水のように、互いに相手なしではいられない、ごく親密な間柄をいう。 また、自分に合った場所や役目を得て、持っている力を思う存分ふるうさまにもいう。 三国が争っていたころの中国で、蜀の劉備と諸葛孔明が日ごとに親しくなっていくのを関羽や張飛が喜ばなかったとき、劉備が「わたしに孔明がいるのは、魚に水があるようなものだ」と言ってなだめた話による。 前の意味は「水魚の交わり」と、後の意味は「魚の水を得たよう」「水を得た魚のよう」と近い。
魚の目(うおのめ)
足の裏などにできる、皮膚の角質層の異常。中心部は円錐形で、皮膚の内側に角質層が増殖する。触ると痛みがある。
魚の目に水見えず・魚の目に水見えず、人の目に空見えず(うおのめにみずみえず・うおのめにみずみえず、ひとのめにそらみえず)ことわざ辞典
自分の身近なものの価値には気がつきにくいことのたとえ。
魚は頭から腐る(うおはあたまからくさる)ことわざ辞典
国や会社などの集まりがだめになっていくときは、まず上に立つ人たちから不正や乱れが始まるというたとえ。 魚は頭のほうから先に傷みはじめ、いやなにおいを出すことから。 ヨーロッパで古代ギリシアのころから使われている、古い言い回し。ローマ帝国の時代の政治家、小プリニウスが手紙の中で、体でも国でも頭から広がっていく病がいちばん重い、と述べたのがもとだともいわれる。
魚は江湖に相忘る(うおはこうこにあいわする)ことわざ辞典
わずらわしいことに心を乱されず、自然な成り行きに身をゆだねて、のびのびと暮らすさまのたとえ。 「江湖」とは大きい川や湖のこと、「相忘る」はおたがいのことを忘れるという意味。広い川や湖にすむ魚が、仲間のことさえ気にとめずに、ゆったりと泳ぎ回るようすから。 古代中国の思想書『荘子』の大宗師の編に、水がかれると魚は陸の上で寄り集まり、吐く息や口の泡で体をしめらせ合って助け合うが、それよりも広い川や湖でおたがいを忘れて泳いでいるほうがよい、とある。同じ編の「魚は川や湖の中でおたがいを忘れ、人は道の教えの中でおたがいを忘れる」という言葉に基づく。
魚は鯛(うおはたい)ことわざ辞典
魚のなかでは鯛が最上であるということ。比喩的に同種類の中の最上をもいう。
魚偏(うおへん)
漢字の部首の一つ。「鮎」や「鮮」などの「魚」の部分。
魚を争う者は濡る(うおをあらそうものはぬる)ことわざ辞典
得をしようとして人と張り合えば、その分の骨折りやつらい目も、きっと背負う羽目になるということ。 また広く、何をするにしても、なりゆきで周りにまで影響が広がるのは避けがたい、というたとえでもある。 人と魚を取り合っていると、水に入って体がぬれずにはすまないことから。 『列子』説符にある話。楚の白公が孔子に、人とひそかな言葉で通じ合えるかと尋ねたとき、孔子は、魚を取り合う人は水にぬれ、獣を追う人は走り回るものだが、どちらも好き好んでそうなるのではない、と答えている。
魚を得て筌を忘る(うおをえてうえをわする)ことわざ辞典
望みのものが手に入れば、そこまで支えていた手立ては頭から消える。 助けを借りて事を成した相手についても、同じことが起こる。 「筌」は川に仕掛けて魚を捕らえる編み具で、「せん」「うけ」とも読む。
浮き魚・浮魚(うきうお)
中層の上部から水面近くを群をなして泳ぐ魚。鰯や鮪、秋刀魚など。表層魚。
石斑魚(うぐい)
ほかの魚がすめないほど酸の強い川や湖でも生きられる、丈夫な淡水魚。
海魚腹から川魚背から(うみうおはらからかわうおせから)ことわざ辞典
海の魚は腹から、川の魚は背から裂くのがよいということ。
海鷂魚(えい)
エイ目の軟骨魚類の総称。多く、平らな形で細長い尾をもつ。口やえらあなは、体の下面に開く。
淵広魚大(えんこうぎょだい)四字熟語辞典
清廉で聡明な君主には、清廉で聡明な臣下が集まるということのたとえ。 「淵」は川や湖などで、水が深くなっている部分。 淵が広く深ければ深いほどにたくさんの大きな魚が集まるということから。 「淵(ふち)広ければ魚(うお)大なり」とも読む。
淵中の魚を察見するは不祥なり・淵中の魚を知る者は不祥なり(えんちゅうのうおをさっけんするはふしょうなり・えんちゅうのうおをしるものはふしょうなり)ことわざ辞典
深い水の底にひそむ魚まではっきり見分けられるほど目のきく人は、その目のよさゆえに災いを招く、という古いことわざ。人が胸の内にしまっている考えや、知られたくない秘密まで見抜けば、相手は警戒を強め、見抜いた側の身が危うくなる。そうした戒めを込めた言葉である。また、国や人を治める者は大事な点さえつかんでいればよく、細かな事柄まで一つ残らずほじくり出そうとすれば、むしろ害が出る。政治にたずさわる者の心構えを説くときにも、この句を引く。 「淵(ふち)」は川などで水が深くよどんでいる所、「不祥(ふしょう)」は縁起が悪いこと、不吉なことをいう。中国の『韓非子』説林上に、次の話がある。斉の国のある役人が、国で大きな力を持つ田成子に招かれて高い台に上った。三方は遠くまで見渡せたが、南だけはこの役人の家の木がじゃまをしていた。田成子は何も言わなかったが、役人は家に帰ると木を切らせ、何度か斧を入れたところで急にやめさせた。わけを聞かれた役人は、「昔のことわざに、深い淵の中にいる魚を見通す者には不吉なことが起こるとある。田成子は大きな企てを胸に秘めている。口に出さない思いまで読み取ったと知られたら、わたしの身が危ない。木を切らなくても罪にはならないが、人の言わない心の中を見抜いた罪は重い」と語った。 周の国のことわざとしては、『列子』説符にも「淵の魚を察見する者は不祥」と見える(察見は、細かな点までよく見て知ること)。この書では、盗人の目つきや顔色から心の内を見抜く名人が、かえって盗賊たちの恨みを買って殺されてしまった話に添えて記される。また、『史記』の呉王濞(ごおうび)列伝では、呉の使者が漢の皇帝にこのことわざを持ち出し、主君の仮病を問い詰めて追い込むよりも、水に流してやり直させてほしいと願い出ている。 水が澄みすぎると魚が寄りつかないという水清ければ魚棲まずも、細かな所まで厳しく見すぎることの害をいう点で、この句と相通じる。
鳶飛魚躍(えんぴぎょやく)四字熟語辞典
全ての生き物が生まれた時から持っている性質に従って、その性質を楽しみながら自由に生きること。 または、そのような天の摂理のこと。 または、よい政治が行われ、世の中が平和なことのたとえ。 「鳶飛び魚躍る」を略した言葉で、鳥の鳶が自由に空を飛びまわり、川の淵で魚が躍るという意味から。
求魚縁木・縁木求魚(えんぼくきゅうぎょ・きゅうぎょえんぼく)四字熟語辞典
方法が間違っているため、どれだけ苦労しても目的を果たせないことのたとえ。実現が無理なことのたとえ。 木に登って魚を捕ろうとすることから。 「木(き)に縁(よ)りて魚(うお)を求む」とも読む。 「求魚縁木」ともいう。
殃及池魚(おうきゅうちぎょ)四字熟語辞典
予想していなかった災いにあうこと。別の人の災いに巻き込まれること。 「殃」は災い、災難のこと。 「池魚」は池の中の魚。 池の水を火事の消火に使われたために水が枯れ、火事に関係のない魚に被害が及ぶことから。 「殃(わざわい)池魚(ちぎょ)に及ぶ」とも読む。
虎魚(おこぜ)
カサゴ目フサカサゴ科、または、オニオコゼ科の魚類の総称。背びれに毒がある。味はよいが可食部は少ない。
落ち魚(おちうお)
卵を産みに川を下る魚。秋のあゆやうなぎのそれをいう。
怪魚(かいぎょ)
普段見かけない不思議な魚。珍しい魚。
海水魚(かいすいぎょ)
一生の大半を海で暮らす魚。魚ぜんたいのおよそ六割を占め、赤道の海から極の海まで、また表むきの層から水深八千メートルの深みまでいる。
河魚腹疾(かぎょのふくしつ)四字熟語辞典
内側から腐敗して、国などが崩壊していくこと。 「腹疾」は内臓の病気のこと。 魚は内臓から腐り始めるという意味から。
懸魚(かけざかな)
神に供える魚。
杜父魚(かじか)
旗魚(かじき)
スズキ目マカジキ科、または、メカジキ科の大形の魚類。体長が四メートルを超えるものもいる。鋭く長い上顎があり、水中を泳ぐ速度が最も速いとされている。食用。かじきまぐろ。
松魚(かつお)
堅魚木(かつおぎ)
神社や宮殿などで装飾として使う木材。棟木と直角方向に並べる。
活魚(かつぎょ)
料理の直前まで生きていた魚。活き魚。
梭魚(かます)
烏魚子(からすみ)
ぼらや鰆などの魚の卵を塩漬けにした後に乾燥させた食べ物。主に酒の肴(さかな)にするもの。
川魚(かわざかな)
川でとれる魚。広くは、湖などもふくめて、塩けのない水にすむ魚をいう。
乾魚・干魚(かんぎょ・ひうお・ひざかな・ほしうお)
魚の干物。魚の内臓を取り出して乾燥したもの。
鹹水魚(かんすいぎょ)
ふつうの濃さの鹹水、つまり海の水にすむ魚。海水魚。
帰化魚(きかぎょ)
木に縁りて魚を求む(きによりてうおをもとむ)ことわざ辞典
方法を誤ると目的を達成できないことのたとえ。 木に登って魚を探すとの意から。
金魚(きんぎょ)
鮒(ふな)の変種の小型の淡水魚。人為的に作られた観賞用の魚。
金魚のうんこ・金魚の糞(きんぎょのうんこ・きんぎょのふん)ことわざ辞典
一人の人物の後ろを大勢の人がぞろぞろついて回るさま。また力のある人の周りを弱い人が付き従って離れないさま。 金魚の糞が切れずに長くつながっている様子から。 「金魚のうんこ」ともいう。
魚影(ぎょえい)
水中で泳ぐ一匹または複数匹の魚の形や姿のこと。魚が群れをなして泳いでいる様子やその群れの大きさや密度についてもいう。
魚塩之中(ぎょえんのうち)四字熟語辞典
海でとれる海草や魚介、塩などを扱う商売の仲間のこと。 または、そのようなものを売っている場所のこと。
魚塩之利(ぎょえんのり)四字熟語辞典
魚を捕ったり、塩を取ったりして得られる利益のこと。
魚介・魚貝(ぎょかい)
魚と貝。または、海でとれる動物の総称。
魚眼(ぎょがん)
魚の目玉。目の奥へ光を集める水晶体が、ほとんど真ん丸である。
魚群(ぎょぐん)
泳いでいる魚の群れ。
魚形水雷(ぎょけいすいらい)
魚質竜文(ぎょしつりゅうぶん・ぎょしつりょうぶん)四字熟語辞典
正しいように見えるが、実際には間違っていること。 または、実質はないが、外見は立派に見えること。 「質」は実質、本質。 「文」は見た目のこと。 本質は魚だが、竜のように見えるという意味から。
魚菽之祭(ぎょしゅくのまつり)四字熟語辞典
粗末な祭りのこと。 「菽」は豆類の食べ物。 魚や豆類などの普段食べている食べ物を供える祭りということから。
魚礁(ぎょしょう)
魚が多く集まる海底の岩場。船や消波ブロックなどを沈めて形成することもある。
魚信(ぎょしん)
釣りで、魚が食いついた時に竿から手に伝わる感覚。あたり。
魚族(ぎょぞく)
魚の同類。魚の一種。魚類。
魚拓(ぎょたく)
魚に墨などを塗り、それに和紙などを押しつけて形や大きさを写し取ったもの。魚の拓本。
