江戸っ子・江戸っ児とは
江戸っ子
/江戸っ児
えどっこ
言葉 | 江戸っ子・江戸っ児 |
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読み方 | えどっこ |
意味 | 江戸、または、東京で生まれ育った人。 さっぱりとしていて威勢がよく、人情に厚い気性。 |
使用漢字 | 江 / 戸 / 子 / 児 |
江戸っ子を含む故事・ことわざ・慣用句
江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ(えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ)
江戸っ子はその日に稼いだお金はその日のうちに使ってしまうということ。江戸っ子の気前のよさを自慢して言った言葉。
江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
江戸っ子は気前がよく無計画なので、往きは大名のように贅沢をしてお金を使い果たし、帰りには乞食のように一文無しになるということ。
江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
江戸っ子は口は悪いが気性はさっぱりとしていて、物事にこだわらないということ。また、口先ばかり威勢がよくて意気地がないということ。「吹き流し」は、鯉のぼりのことで、吹き抜けで腹の中が空洞になっていることから。「口先ばかりで腸なし」と続けてもいう。