「江」を含む熟語・言葉 — 45 件
「江」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
渭樹江雲(いじゅこううん)四字熟語辞典
遠くにいる友人を気遣うこと。 「渭樹」は長安郊外を流れる川、渭水のほとりの樹木。 「江雲」は長江の空に浮かぶ雲。 渭水の北の地にいる杜甫が、長江にいる李白を思って詩を作ったということから。
一簣を以て江河を障う・一簣を以て江河を障ぐ(いっきをもってこうがをささう・いっきをもってこうがをふせぐ)ことわざ辞典
手に負えないほど大きな流れや勢いを、ごくわずかな力でせき止めにかかること。とても望みのない試みをいう。あわせて、乏しい力のまま大がかりな仕事に挑む姿を言い表す場合もある。 「一簣」とは、もっこ(土を入れて運ぶかご)一つ分の土を指し、「江河」は中国の大河である長江と黄河を合わせた呼び名。もっこ一つ分の土を積んで、大河の流れをふさごうとするところから来ている。 『漢書』で何武と王嘉の二人を評した文に出てくる。前漢の終わりごろ、王莽が勢いを強め、董賢が皇帝にかわいがられていた時代に、二人は小さな力でその流れに逆らい、ついに身を滅ぼしたと記されている。 大きな水を手だけで止めようとする言葉に赤手を以て江河を障う、大海を手で塞ぐもある。「一簣」は九仞の功を一簣に虧くにも出てくる。
入り江・入江(いりえ)
海や湖、池の水が陸へ切れこんでいる所。
魚は江湖に相忘る(うおはこうこにあいわする)ことわざ辞典
わずらわしいことに心を乱されず、自然な成り行きに身をゆだねて、のびのびと暮らすさまのたとえ。 「江湖」とは大きい川や湖のこと、「相忘る」はおたがいのことを忘れるという意味。広い川や湖にすむ魚が、仲間のことさえ気にとめずに、ゆったりと泳ぎ回るようすから。 古代中国の思想書『荘子』の大宗師の編に、水がかれると魚は陸の上で寄り集まり、吐く息や口の泡で体をしめらせ合って助け合うが、それよりも広い川や湖でおたがいを忘れて泳いでいるほうがよい、とある。同じ編の「魚は川や湖の中でおたがいを忘れ、人は道の教えの中でおたがいを忘れる」という言葉に基づく。
江戸(えど)
今の東京の古い呼び名。徳川氏が幕府を置き、およそ二百六十年のあいだ政治の中心として栄えた。
江戸表(えどおもて)
江戸のこと。地方の人が江戸を言うときに使う。
江戸言葉(えどことば)
江戸時代(えどじだい)
江戸中の白壁は皆旦那(えどじゅうのしらかべはみなだんな)ことわざ辞典
奉公先などいくらでもあるということ。江戸には白壁の蔵を構えた家がそこら中にあるのだから、という理屈。 「白壁」は土蔵造りの壁で、そういう蔵を持てる商家、つまり金のある主人を指す。「旦那」は奉公人から見た主人。 いまの主家に不服を鳴らすときの捨てぜりふ。
江戸っ児・江戸っ子(えどっこ)
江戸、または、東京で生まれ育った人。
江戸っ子の往き大名帰り乞食・江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)ことわざ辞典
後先を勘定に入れず景気よく振る舞うのが江戸の気風で、道中の初めのうちに懐を空にしてしまう。派手に使った分だけ、戻りは寒々しい姿になる。
江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)ことわざ辞典
江戸っ子は口は悪いが気性はさっぱりとしていて、物事にこだわらないということ。また、口先ばかり威勢がよくて意気地がないということ。「吹き流し」は、鯉のぼりのことで、吹き抜けで腹の中が空洞になっていることから。「口先ばかりで腸なし」と続けてもいう。
江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ・江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ(えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ・えどっこはよいごしのぜにはもたぬ)ことわざ辞典
江戸っ子はその日に稼いだお金はその日のうちに使ってしまうということ。江戸っ子の気前のよさを自慢して言った言葉。 「持たぬ」は「使わぬ」ともいう。
江戸褄(えどづま)
女性の和服の模様の一つ。衽から前身頃にかけて斜めに模様を入れたもの。
江戸詰・江戸詰め(えどづめ)
江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)ことわざ辞典
意外な場所で、または筋違いのことで、昔の恨みの仕返しをするたとえ。江戸で恨みを受けた相手を、遠い長崎で討ち果たすということから。
江戸は諸国の入り込み・江戸は諸国の掃き溜め・江戸は諸国の立ち入り(えどはしょこくのいりごみ・えどはしょこくのたちいり・えどはしょこくのはきだめ)ことわざ辞典
江戸の町には、日本のあちこちの国から出てきた人が寄り集まり、ふるさとの違う者どうしがまじり合って暮らす大都会だ、ということ。 「入り込み」は、いろいろな人や物が区別なくまざり合っている様子や、そのような場所を指す。 江戸の町の大きさを言うものとしては、町並みの広がりで大都会ぶりを示す「江戸は八百八町、大坂は八百八橋」もある。
江戸は八百八町、大坂は八百八橋・江戸は八百八町、大阪は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)ことわざ辞典
二つの大都の栄えぶりを、それぞれの土地らしいもので言い表した句。江戸は市街の広がりで、大坂は水路に架かる橋の連なりで示している。 「八百八」は末広がりの八を重ねた言い方で、実際の数ではない。
江戸べらぼうに京どすえ(えどべらぼうにきょうどすえ)ことわざ辞典
言葉は使われる土地の気風を表していて、江戸では威勢がよく乱暴な「べらぼう」、京都ではやさしい「どすえ」がよく使われているということ。「べらぼう」は甚だしい、馬鹿などの意。「どすえ」は、「・・・ですよ」の意。
江戸前(えどまえ)
江戸の流儀に沿っているやり方。江戸風。
江戸紫(えどむらさき)
濃い青色よりの紫色。
江戸紫に京鹿の子・江戸紫に京鹿子(えどむらさきにきょうがのこ)ことわざ辞典
染め物の名品を、江戸と京都から一つずつ選んで並べた言い方で、江戸時代に言われた。紫色に染めた品なら江戸のものが、鹿の子絞りなら京都のものが最上だとする。 「江戸紫」は、江戸で染めた紫で、ふつうは青みを帯びた明るい色をいう。歌舞伎の「助六」で、主人公が頭に巻く鉢巻の色がこれだとされる。「鹿の子絞り」は、布を小さくつまんで糸でかたく縛ってから染め、ほどくと白い粒のような模様が浮かび出る染め方。模様が、子鹿の背中に散らばる白い点と見まがうので、この名がある。 江戸と京都の自慢を一つずつ取り合わせた句として、「東男に京女」もある。
江戸文字(えどもじ)
近江商人(おうみしょうにん)
近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)ことわざ辞典
近江の人には商才があり、伊勢の人は倹約家であり、どちらも商人としての成功者が多いことを、江戸っ子がやっかみ半分に言った言葉。
荻江節(おぎえぶし)
長唄から分かれた三味線の歌曲。囃子を加えず、しめやかな趣をもつ。
火事と喧嘩は江戸の花・火事と喧嘩は江戸の華(かじとけんかはえどのはな)ことわざ辞典
江戸は人家が密集していたため大火事が多く、火消しの働きぶりが華やかであった。また、江戸っ子は気が短いため喧嘩も威勢がよく派手であった。この二つが江戸の名物だったということ。
寒江独釣(かんこうどくちょう)四字熟語辞典
冬の雪が降っている川で、一人で釣りをすること。 または、その姿のこと。 画題として有名。 中国の唐の柳宗元の「江雪」という詩で歌われた情景。
江河(こうが)
江湖(こうこ)
川と湖。
江山(こうざん)
江上(こうじょう)
江東(こうとう)
江南の橘、江北に植えれば枳となる・江南の橘、江北に移されて枳となる・江南の橘、江北の枳となる・江南の橘化して枳と為る(こうなんのたちばな、こうほくにうえればからたちとなる・こうなんのたちばな、こうほくにうつされてからたちとなる・こうなんのたちばな、こうほくのからたちとなる・こうなんのたちばなかしてからたちとなる)ことわざ辞典
人の性質や行いは、住む土地や身を置くまわりの様子しだいで、がらりと変わるというたとえ。 「江南」は中国の長江(揚子江)より南の地方、「江北」はその北の地方。南の地方の橘(ミカンの仲間の木)も、北の地方へ移して植えると、とげだらけの枳(カラタチ)という木になると、昔の中国では言い伝えられていた。 『韓詩外伝』巻十に、もとになった話が見える。斉の大臣だった晏子が使いとして楚の国を訪れたとき、楚の王は晏子をやりこめようと、縄で縛った男を役人に引かせて目の前を通らせ、「盗みぐせのある斉の者です」と言わせた。晏子は、橘が江北で枳に変わるのは土地がそうさせるからで、この男も斉にいたころは身なりを正して清く暮らしていたのだから、楚で盗みに手を染めたとすれば、それはこの土地のせいではないか、と切り返したとされる。 『晏子春秋』や『説苑』にもほぼ同じ話があり、『晏子春秋』では、川が長江でなく淮水(淮河)になっている。 土地ごとの違いをいう言葉に「所変われば品変わる」がある。この橘と枳の話を四字に縮めた熟語に「南橘北枳」がある。
江畔(こうはん)
大きな川の近く。大きな川のほとり。
之江(しこう)
浙江の別称。川の形が「之」の形に似ていることから。
赤手を以て江河を障う(せきしゅをもってこうがをささう)ことわざ辞典
道具ひとつ持たぬ両の手で、大河の水をおしとどめようとする。人手を借りずに一身で大事へ挑む姿をいい、また、そうまでしても届かない事柄のたとえにもなる。 「赤手」は何も持たない手、「江河」は長江と黄河をさす。
俎上の魚江海に移る(そじょうのうおこうかいにうつる)ことわざ辞典
危機的な状況から脱して安全な場所に移ること。 まな板の上の魚が川や海に逃げるという意味から。 「俎」はまな板のこと。 「江海」は川や海のこと。
長江(ちょうこう)
長大な川。
長江天塹(ちょうこうてんざん)四字熟語辞典
長江は陣地を守るための天然の堀であるということ。 「長江」は中国の川の名前、揚子江のこと。 「天塹」は敵の攻撃を防ぐ天然の塹壕、堀のこと。
長崎ばってん、江戸べらぼう、神戸兵庫のなんぞいや、ついでに丹波のいも訛(ながさきばってん、えどべらぼう、こうべひょうごのなんぞいや、ついでにたんばのいもなまり)ことわざ辞典
各地の方言の特徴をとらえて語調よくいったことば。
濁り江(にごりえ)
水が濁っている入り江や川。
潖江口(はこうこう)
地名。
箱根知らずの江戸話(はこねしらずのえどばなし)ことわざ辞典
実際には見たこともないものを、いかにも見てきたように話すことのたとえ。 箱根を越えたことのない西国の人間が、江戸のことを得意気に話すということから。
堀江・掘り江・掘江(ほりえ)
言葉一覧
- /
- 1ページ
