軽重とは
軽重
けいちょう
/けいじゅう
言葉 | 軽重 |
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読み方 | けいちょう・けいじゅう |
意味 | 重さが軽いことと重いこと。また、その程度。 物事の重要度の軽さと重さ。また、その程度。小事と大事。 |
使用漢字 | 軽 / 重 |
軽重・軽重を含む四字熟語
挙足軽重(きょそくけいちょう)
とある人の言動が全体に大きな影響を与えること。 「挙足」は足をあげて一歩踏み出すこと。 「軽重」は大切なことと、そうではないこと。 その人物が一歩踏み出すだけで、物事の重要性が決まるということから。
問鼎軽重(もんていけいちょう)
人の権力や地位を軽くみて、取って代わろうとすることのたとえ。 または、人の権力や能力を疑って軽くみること。 「鼎」は古代中国で、ものを煮るのに用いた青銅器。ここでは帝位の象徴とされた宝器。 古代中国の楚の荘王が、周の帝位の象徴である鼎の大きさや重さを尋ねた。 鼎は象徴であり、大小や軽重を問うべきではないにもかかわらず、それを問うたのは周の王室の権威をないがしろにし、暗に王権を狙ったものあったという故事から。 一般的に「鼎の軽重を問う」という形で使うことが多い言葉。
緩急軽重(かんきゅうけいちょう)
物事や状況の重要性や緊急性の程度のこと。 「緩急」は緊急ではないことと、緊急なこと。 「軽重」は重要性の程度の軽さと重さ。 「軽重緩急」ともいう。
軽重・軽重を含む故事・ことわざ・慣用句
「軽」を含む言葉・熟語
- 足軽(あしがる)
- 軽石(かるいし)
- 軽軽しい(かるがるしい・かろがろしい)
- 軽軽(かるがる・かろがろ)
- 軽はずみ(かるはずみ)
- 軽焼き(かるやき)
- 軽しめる(かろしめる)
- 軽やか(かろやか・かるやか)
- 軽んじる(かろんじる)
- 軽んずる(かろんずる)
- 気軽(きがる)
- 気軽い(きがるい)
- 口軽(くちがる)
- 軽(けい)
- 軽易(けいい)
- 軽演劇(けいえんげき)
- 軽音楽(けいおんがく)
- 軽快(けいかい)
- 軽機関銃(けいきかんじゅう)
- 軽気球(けいききゅう)
- 軽騎兵(けいきへい)
- 軽挙(けいきょ)
- 軽金属(けいきんぞく)
- 軽軽(けいけい)
- 軽減(けいげん)
- 軽工業(けいこうぎょう)
- 軽視(けいし)
- 軽症(けいしょう)
- 軽傷(けいしょう)
- 軽少(けいしょう)
「重」を含む言葉・熟語
- 愛重(あいちょう)
- 幾重(いくえ)
- 幾重にも(いくえにも)
- 打ち重なる(うちかさなる)
- 鰻重(うなじゅう)
- 重き(おもき)
- 重苦しい(おもくるしい)
- 主立った・重立った(おもだった)
- 主立つ・重立つ(おもだつ)
- 重手・重傷(おもで)
- 重荷(おもに)
- 重馬場(おもばば)
- 重湯(おもゆ)
- 重り・錘(おもり)
- 重る(おもる)
- 重んじる(おもんじる)
- 重んずる(おもんずる)
- 折り重なる(おりかさなる)
- 折り重ねる(おりかさねる)
- 重なる(かさなる)
- 重ね(かさね)
- 重ね重ね(かさねがさね)
- 重ね着(かさねぎ)
- 重ねて(かさねて)
- 重ねる(かさねる)
- 荷重(かじゅう)
- 加重(かじゅう)
- 過重(かじゅう)
- 壁一重(かべひとえ)
- 気重(きおも)