合うとは
合う
あう
言葉 | 合う |
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読み方 | あう |
意味 | いくつかのものがひとつになる。一体化する。 一致する。相違点、食い違いが無くなる。 |
類語 | 「合致」「合意」「適合」 |
対義語 | |
使用漢字 | 合 |
合うを含む故事・ことわざ・慣用句
合うも不思議合わぬも不思議(あうもふしぎあわぬもふしぎ)
夢はそもそも不思議なものだから、現実が夢のとおりになっても不思議ではないということ。
馬が合う(うまがあう)
気が合うこと。相性がいいこと。
合わぬ蓋あれば合う蓋あり(あわぬふたあればあうふたあり)
どんな入れ物にも合う蓋と合わない蓋があるように、人にも物にもそれぞれふさわしい組み合わせがあるということ。
噛み合う犬は呼び難し(かみあういぬはよびがたし)
何かに熱中していると、他から何を言われても耳に入らないことのたとえ。 いくら呼んでも、夢中で噛み合っている犬の耳には入らないとの意から。
袖振り合うも他生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)
見知らぬ人と袖が触れ合うようなちょっとしたことも、偶然ではなく前世からの因縁によるものなので、どんな出会いも大切にしなければならないということ。 「他生の縁」は前世からの因縁のこと。 「他生」は「多生」とも書く。 「袖振り合う」は「袖すり合う」「袖触れ合う」ともいう。
調子が合う(ちょうしがあう)
互いの性質や考え方などが合致していること。
帳尻が合う(ちょうじりがあう)
決算で収入と支出が正しく合うこと。または、物事の辻褄が合うこと。
息が合う(いきがあう)
双方の調子や気持ちがぴったりと合うこと。 「呼吸が合う」ともいう。
辻褄が合う(つじつまがあう)
話の内容などに、矛盾がなく一貫していること。
痛い目に合う(いたいめにあう)
つらい体験をすること。ひどい目にあう。 「遭う」は「合う」とも書く。 また「痛い目を見る」ともいう。
顔が合う(かおがあう)
試合や競技などで対戦相手となる。また、演劇や映画などで共演する。 「顔が合う」ともいう。
肌が合う(はだがあう)
その人と好みや考えなどが合っていること。
話が合う(はなしがあう)
趣味や趣向などが同じで楽しく会話ができること。
口に合う(くちにあう)
食べ物の味が自分の好みと合っていることのたとえ。
性が合う(しょうがあう)
お互いの気持ちが通じ合うこと。
気が合う(きがあう)
互いに物事の考え方や感じ方、好みなどが似ていて付き合いやすいこと。
性に合う(しょうにあう)
そのものが性格や好みに合うこと。
算盤が合う(そろばんがあう)
計算の結果が正しいこと。計算が合うこと。 または、収支を計算して収入のほうが多いこと。採算がとれること。
割に合う(わりにあう)
労力に見合った利益があること。