「火事」の意味

「火事」(かじ)の意味・読み方を解説します。
火事
かじ
| 言葉 | 火事 |
|---|---|
| 読み方 | かじ |
| 意味 | 建物や山などが燃えること。火災。 |
「火事」で使われている漢字
「火事」を含む故事・ことわざ・慣用句
秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
人を戒める指導的立場の者が、自ら過ちを犯してしまうたとえ。「秋葉山」は火災除けの神を祭る静岡県の秋葉神社のこと。
対岸の火事(たいがんのかじ)
自分にはまったく影響がなく、苦痛を感じないたとえ。 向こう岸の火事はこちらまで燃え移ってくる危険がないことから。 「川向こうの火事」ともいう。
遠くの火事、背中の灸(とおくのかじ、せなかのきゅう)
遠くの大事件より自分に関係する小事のほうが気にかかるというたとえ。
屁と火事は元から騒ぐ(へとかじはもとからさわぐ)
張本人が一番最初に騒ぎ出すことが多いということのたとえ。 おならをした本人が真っ先に臭いと騒ぎ出し、火元の家の人が最初に火事だと騒ぎ出すとの意から。
火を見たら火事と思え(ひをみたらかじとおもえ)
わずかな煙でも、すでに燃えているものと構えよ。兆しの段階で手を打っておく心づもりを説いた言葉。
火事あとの火の用心(かじあとのひのようじん)
時機に遅れて役に立たないことのたとえ。 火事を出してしまってから火の用心をしても間に合わないとの意から。
火事あとの釘拾い(かじあとのくぎひろい)
大損や浪費の後に、少しの節約をしたところで何の足しにもならないということ。 火事で家屋敷を焼失した後に、焼けた釘を拾っても役に立たないことから。
火事と喧嘩は江戸の花(かじとけんかはえどのはな)
江戸は人家が密集していたため大火事が多く、火消しの働きぶりが華やかであった。また、江戸っ子は気が短いため喧嘩も威勢がよく派手であった。この二つが江戸の名物だったということ。
火事と葬式に行けば勘当もゆりる(かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる)
火事や葬式の時にわびに行って手伝えば、勘当された者も許されるということ。「ゆりる」は、許されるという意。
金時の火事見舞い(きんときのかじみまい)
飲酒などで真っ赤になった顔のたとえ。「金時」は、源頼光の四天王の一人、坂田金時のこと。赤ら顔の金時が火事見舞いに行くと、ますます赤くなることから。
三度の火事より一度の後家(さんどのかじよりいちどのごけ)
三度火事に遭うより、一度だけでも夫に先立たれるほうが精神的打撃が大きくて立ち直りにくいというたとえ。
地震、雷、火事、親父(じしん、かみなり、かじ、おやじ)
世の中で恐ろしいとされているものを、こわいもの順に並べた言葉。
袖から火事(そでからかじ)
ほんの些細なきっかけから、思いも寄らない大ごとに発展することのたとえ。明暦三年(1657)の江戸の大火は、本妙寺の供養で燃やした振り袖が火のついたまま飛んだのがもとと伝えられ、「振り袖火事」の名で知られることから。
竹屋の火事(たけやのかじ)
怒って、言いたい放題にぽんぽんものを言うこと。竹屋が火事になると、竹がはじけてぽんぽん音を出すところから。
隣は火事でも先ず一服(となりはかじでもまずいっぷく)
どんなに慌ただしい時でも休息は必要だというたとえ。忙しい時に休息しようとする場合に使う言葉。
