窺う・覗うとは
窺う
/覗う
うかがう
言葉 | 窺う・覗う |
---|---|
読み方 | うかがう |
意味 | 見つからないように物陰などから様子を見ること。 様子見ながら機会を待つこと。 相手の反応に気を配りながら様子を見ること。 |
使用漢字 | 窺 / 覗 |
窺うを含む故事・ことわざ・慣用句
猫の額にある物を鼠が窺う(ねこのひたいにあるものをねずみがうかがう)
自分の実力を考えずに、大それたことや無謀なことをしようとすることのたとえ。 猫のそばにある物を、鼠がねらって様子をうかがうことから。
管を以て天を窺う(くだをもっててんをうかがう)
自分の狭い見識で、大きな問題について勝手に判断することたとえ。 「管」は「かん」とも読む。 「管を以て大空を測る」「管の穴から天を覗く」「針の穴から天を覗く」ともいう。
寝息を窺う(ねいきをうかがう)
相手の睡眠中に悪事をしようとすること。 また、相手が眠っているかどうか、様子を確認すること。
顔色を窺う(かおいろをうかがう)
相手の表情から、その人の機嫌の善し悪しを察すること。 「顔色を見る」「顔色を読む」ともいう。
鼻息を窺う(はないきをうかがう)
相手の機嫌や考えをそれとなく探ること。
「窺」を含む言葉・熟語
- 窺い知る(うかがいしる)
- 窺う・覗う(うかがう)
- 窺われる(うかがわれる)
- 窺知(きち)
「覗」を含む言葉・熟語
- 覗き(のぞき)
- 差覗く(さしのぞく)
- のぞき穴・覗き穴(のぞきあな)
- 覗きからくり(のぞきからくり)
- のぞき窓・覗窓(のぞきまど)
- のぞき見・覗見(のぞきみ)
- のぞき眼鏡・覗き眼鏡(のぞきめがね)
- 覗く・覘く(のぞく)