蓋世とは
蓋世
がいせい

言葉 | 蓋世 |
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読み方 | がいせい |
意味 | 才能や気力が非常にすぐれていること。世の中を覆いつくすという意味から。 |
用例 | 「抜山―」 |
例文 | 「―の英雄」 |
使用漢字 | 蓋 / 世 |
蓋世を含む四字熟語
蓋世之才(がいせいのさい)
やる気に満ちていて、世を覆い尽くすほどの優れた才能を持っている人のこと。 「蓋世」は世を覆い尽くすこと。 「才」は優れた才能のこと。
抜山蓋世(ばつざんがいせい)
気力が充実していて、盛んな勢いがあること。 山を引き抜いて、世界を覆いつくすほどの力という意味から。 古代中国の戦国時代、楚の項羽が漢の軍に包囲されたときに、虞美人と最後の酒を交わしながら、自らを鼓舞するために詠んだ詩の一節から。 「山を抜き世を蓋(おお)う」とも読む。
才華蓋世(さいかがいせい)
すぐれた才能と知恵で世の人々を圧倒すること。 「才華」は内から溢れ出たすぐれた才能と知恵のこと。 「蓋世」は世の中を覆いつくすほどに意気が旺盛という意味から、世の中を圧倒することのたとえ 「才華(さいか)、世を蓋(おお)う」とも読む。
蓋世不抜(がいせいふばつ)
性格や才能などが、他の人と比べられないほどにすぐれていて、しっかりとしていること。 「蓋世」は世界を覆いつくすという意味から、非常にすぐれていることのたとえ。 「不抜」はしっかりとしていて、安定していること。
蓋世を含む故事・ことわざ・慣用句
「蓋」を含む言葉・熟語
- 上げ蓋・揚げ蓋・上蓋・揚蓋(あげぶた)
- 上蓋(うわぶた)
- 円蓋(えんがい)
- 掩蓋(えんがい)
- 落とし蓋(おとしぶた)
- 瘡蓋・痂(かさぶた)
- 被せ蓋(かぶせぶた)
- けだし・蓋し(けだし)
- 口蓋(こうがい)
- 口蓋垂(こうがいすい)
- 喉頭蓋(こうとうがい)
- 膝蓋骨(しつがいこつ)
- 頭蓋骨(ずがいこつ・とうがいこつ)
- 扇蓋(せんがい)
- とじ蓋・綴蓋(とじぶた)
- 共蓋(ともぶた)
- 鍋蓋(なべぶた)
- 無蓋(むがい)
- 駖蓋・駖礚(れいかい)
- 蓋然性(がいぜんせい)
- 硬口蓋(こうこうがい)
- 天蓋(てんがい)
- 軟口蓋(なんこうがい)
- 火蓋(ひぶた)
- 広蓋(ひろぶた)
- 蓋(ふた)
- 蓋明け(ふたあけ)
- 蓋物(ふたもの)
- 有蓋(ゆうがい)