「二」を含む言葉(熟語)
二を含む言葉の一覧です。
五十音順に表示しています。
青二才(あおにさい)
若く、未熟な男子。また、そのような人を罵って言ったり、自身を謙遜して言う言葉。「青」は未熟の意、「二才」は出世魚のボラの稚魚のことで、まだ若いボラということから。
一二(いちに)
量や数などが少ないこと。一つ二つ。ほんの少し。若干。
奥二重(おくふたえ)
上二段活用(かみにだんかつよう)
九尺二間(くしゃくにけん)
二合半(こなから)
半分の半分、特に一升の四分の一にあたる量(二合五勺)。主に酒や米の計量に用いられ、転じて少量を指すこともある。
三十二相(さんじゅうにそう)
下二段活用(しもにだんかつよう)
二黒(じこく)
二女(じじょ)
その家族の姉妹の中で二番目に生まれた人。
二男(じなん)
長男の次に生まれた男の子ども。二番目の息子。
十二音音階(じゅうにおんおんかい)
十二月(じゅうにがつ)
一年の十二番目の月。一年の最後の月。師走。極月。
十二宮(じゅうにきゅう)
春分点を起点として黄道を十二分に均等に分割したもの。また、それぞれの区画の名称。「黄道十二宮」の略称。
十二支(じゅうにし)
暦や時刻、方角などを表す時に使う、動物の名前をあてた十二の区分。
十二指腸(じゅうにしちょう)
小腸の上の部分。胃に近い部分で長さは三十センチメートル程度。胆汁や膵液が送られる。
十二進法(じゅうにしんほう)
十二単(じゅうにひとえ)
平安時代の宮中の女性の礼装。何枚もの衣を重ねて着るもの。「女房装束」の別称。
十二分(じゅうにぶん)
十分をこえて余裕があること。「十分」を強めた言い方。
序二段(じょにだん)
第二(だいに)
二番目。二回目。二度目。第一の次。
第二義(だいにぎ)
(「第一義」に対して)それほど重要ではない事柄。根本的ではない事柄。
第二組合(だいにくみあい)
既存の労働組合の脱退者や未加盟の従業員により新しく組織された組合。
第二新卒(だいにしんそつ)
新卒で就職したが、数年で転職活動を行う人。主に大学卒業後三年以内の人をさす。
第二次産業(だいにじさんぎょう)
産業分類の一つ。原料を加工して二次的生産を行う産業。製造業や鉱業、土木建築業などが含まれる。
第二次性徴(だいにじせいちょう)
成熟するにつれてあらわれる、動物の雌雄を区別する特徴。声変わりやひげ、ライオンのたてがみや鹿の角など。
第二次製品(だいにじせいひん)
第一次製品を加工してつくられる製品。次元が高くなるほど加工度も高くなる。
第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん)
一九三九年から一九四五年までの期間起こった世界戦争。枢軸国(日本・ドイツ・イタリア)と連合国(イギリス・フランス・ソ連・アメリカ・中国など)が対立した。一九四五年、日本とドイツの無条件降伏により終結。
第二人称(だいににんしょう)
人称の一つで受け手(聞き手や読み手)。対称。
中二階(ちゅうにかい)
十重二十重(とえはたえ)
二(に)
二上がり(にあがり)
三味線の調弦法の一つ。太さや調子が中間の糸である第二弦を、本調子より一音だけ高くしたもの。また、その調子の曲。
二上がり新内(にあがりしんない)
江戸時代末期に流行した俗曲の一種。新内節を二上がりの調子でうたうもの。
二一天作の五(にいちてんさくのご)
旧式珠算での割算の方法。一〇を二で割るとき、一〇の位の一の珠をはらい、桁の上の珠をおろして五と置くこと。
二院(にいん)
上院と下院。日本では、衆議院と参議院。
二院制(にいんせい)
国会や議会が二つの院からなり、両者の決議の一致をもって議会の意思とする制度。
二王(におう)
仏法の守護神。寺の門や須弥壇(しゅみだん)前面の両側に置かれる一対の金剛力士像。一体は口を開けた「阿(あ)」の相をなし、もう一体は口を閉じた「吽(うん)」の相をなす。
二階(にかい)
建物が上下二層になっていること。
二化螟虫(にかめいちゅう)
小型のメイガ科であるニカメイガの幼虫。稲を食う害虫で、一年に二回発生するためこの名がついた。
二月(にがつ)
一年の月のうち、二番目の月。如月。
二眼レフ(にがんれふ)
「二眼レフレックスカメラ」の略語。構図を決めたりピントを合わせたりするためのファインダーレンズと、撮影レンズの二個のレンズが別になっているカメラ。
二期(にき)
ある年度内の、二つの期間。上半期と下半期、夏季と冬季など。
二季(にき)
四季のうち、二つの季節。夏と冬など。
二期作(にきさく)
一年に二回、同じ耕地に同じ作物を栽培し収穫すること。日本では、とくに稲作についていう。
二極化(にきょくか)
中心となる勢力が二つあること。物事が大きく二つに分かれること。
二義(にぎ)
二つの意味。
二義的(にぎてき)
根本的・本質的ではないこと。それほど重要ではないこと。
二軍(にぐん)
野球などのスポーツで、公式戦に出場する選手が所属する一軍とは別にある、育成中の選手や一軍選手が欠員になったさいの補充となる選手が所属する軍。
二元(にげん)
事物が異なる二つの原理から成り立っていること。また、その原理。