遅れ・後れとは
遅れ
/後れ
おくれ
言葉 | 遅れ・後れ |
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読み方 | おくれ |
意味 | 予定された時刻を越えること。また、その程度。 物事の発展や進捗などが予定よりも遅いこと。 |
使用漢字 | 遅 / 後 |
遅れ・後れを含む故事・ことわざ・慣用句
支証の出し遅れ(ししょうのだしおくれ)
時機を逃してしまい役に立たなくなってしまうことのたとえ。 証拠を出し遅れてしまうとの意から。 「証文の出し遅れ」ともいう。
天下の憂いに先立ちて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ(てんかのうれいにさきだちてうれい、てんかのたのしみにおくれてたのしむ)
すぐれた政治家や指導者は、人々よりも先に国のことを心配し、人々が楽しんだ後で自身も楽しむべきだということ。 「[[先憂後楽*https://yoji.jitenon.jp/yojid/1517.html]]」ともいう。
バスに乗り遅れる(ばすにのりおくれる)
時勢に乗り遅れることのたとえ。また、好機を逃すたとえ。
一時違えば三里の遅れ(ひとときちがえばさんりのおくれ)
少しの間でもぐずぐずしていると、たちまち大きな差が開くということ。 「一時」は約二時間、「三里」は約十二キロメートル。 一時遅れると、旅程に三里の遅れが出るとの意から。 「ひととき」は「いっとき」ともいう。 また「一時三里」ともいう。
後れを取る(おくれをとる)
相手に先をこされること。 また、相手よりも劣った状態になること。