「良く・能く・善く・好く・克く」の意味・類語

「良く・能く・善く・好く・克く」(よく)の意味・読み方を解説します。類語もあわせて確認できます。
良く
/能く
/善く
/好く
/克く
よく
| 言葉 | 良く・能く・善く・好く・克く |
|---|---|
| 読み方 | よく |
| 意味・例文 |
|
「良く・能く・善く・好く・克く」の類語(同義語)・言い換え
「良く・能く・善く・好く・克く」の別の言い方や言い換え、近い意味を持つ言葉の一覧です。
「良く・能く・善く・好く・克く」で使われている漢字
| 部首 | 艮部(うしとら・こん・こんづくり・ねづくり) |
|---|---|
| 画数 | 7画 |
| 音読み | リョウ |
| 訓読み | よ(い) / やや |
| 意味 | よい。すぐれている。勝っている。めでたい。富む など |
| 部首 | 儿部(にんにょう・ひとあし) |
|---|---|
| 画数 | 7画 |
| 音読み | コク |
| 訓読み | か(つ) / よ(く) |
| 意味 | かつ。困難にうちかつ。争いに勝つ / よく。十分に など |
「良く・能く・善く・好く・克く(よく)」の他の読み方
「良く・能く・善く・克く(よく)」を含む故事・ことわざ・慣用句
善く游ぐ者は溺る(よくおよぐものはおぼる)
達者な者は、人が引き返す手前で止まらずになお先へ進む。危ない目に遭うのは、たいてい勝手を知り尽くした場でのことになる。
一木いずくんぞ能く大廈を支えん(いちぼくいずくんぞよくたいかをささえん)
屋台骨ごと傾きはじめた組織は、誰か一人が踏ん張ったところで持ち直さない。 崩れは全体に回っており、そこへ差し出せる手は小さすぎる。 「大廈」は高く構えた建物をいう。 「倒れんとする」は「顚れんとする」とも書く。 「一木大廈の崩るるを支うる能わず」「一木いずくんぞ能く大廈を支えん」ともいう。
だんだん良くなる法華の太鼓(だんだんよくなるほっけのたいこ)
先へ進むほど調子が上がっていく。 打ち続けるうちに冴えてくる題目の太鼓に、「よくなる」を「よく鳴る」と掛けた地口。
長袖善く舞い、多銭善く賈う(ちょうしゅうよくまい、たせんよくかう)
生まれつきの備えや手元の厚みに恵まれていれば、同じ働きでも見栄えよく運ぶ。 舞の衣装にも商いの元手にも通じる理屈で、備えの差は出来の差にそのまま化ける。 「賈う」は、あきなう・かうの両様に読み、商いをする意。
鸚鵡能く言えども飛鳥を離れず(おうむよくいえどもひちょうをはなれず)
オウムは人の物言いを巧みに写し取るが、それでも空を飛ぶ生き物の域を出ない。語を並べるだけで行いの裏づけを欠く者は、人の名に値しない。
猩猩能く言えども禽獣を離れず(しょうじょうよくいえどもきんじゅうをはなれず)
猩猩は人の言葉を操るというが、それでもけだものの列から抜け出せはしない。礼をわきまえずにいれば、いくら口が達者でも、その人と猩猩とを隔てるものは無い。
尺蚓堤を穿てば能く一邑を漂わす(せきいんつつみをうがてばよくいちゆうをただよわす)
みみず一匹が通した穴から堤が抜け、向こう側の村がまるごと水に浸かる。取るに足らぬ綻びを捨て置くと、害はひと所では済まず、人の住まいごと押し流すところまで届く。 「尺蚓」はごく短いみみず、「邑」は人里をいう。
初め有らざるなし、克く終わりあるは鮮し(はじめあらざるなし、よくおわりあるはすくなし)
言い出すところまでは誰でも行き着くが、最後の一歩まで運べる者はめったにいない。 善を慕う心は誰にもあるのに保ち通せる人は稀だ、と嘆いた一句。
