「徳」を含む熟語・言葉 — 129 件
「徳」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
徳(とく)
人として優れた人格や、人からしたわれる人柄。
悪徳(あくとく)
道徳に反した酷い行いや心。
早起きは三文の徳・朝起きは七つの徳・朝起きは三文の徳(あさおきはさんもんのとく・あさおきはななつのとく・はやおきはさんもんのとく)ことわざ辞典
人より先に起き出した者には、その分だけ拾えるものがある。 一度きりでは知れた額でも、積もれば侮れない。 「三文」は、数えるに足らない小銭のこと。 「朝起きは三文の徳」「早起きは三文の得」「朝起きは七つの徳」ともいう。
一目山随徳寺・随徳寺をきめる(いちもくさんずいとくじ・ずいとくじをきめる)ことわざ辞典
後先かまわずに一目散に逃げ出すこと。 「ずいと出て行く」をしゃれで寺の名に見立てたもの。 また、「一目散」を山号になぞらえて「一目山随徳寺」ともいう。
一升徳利こけても三分(いっしょうどっくりこけてもさんぶ)ことわざ辞典
元手が多ければ、多少損をしても平気だというたとえ。 一升徳利が倒れて中身がこぼれても、三分(三合)くらいは残っているとの意から。
一升徳利に二升は入らぬ(いっしょうどっくりににしょうははいらぬ)ことわざ辞典
ものには限界があり、それ以上を望んでも無理だということ。 一升入りの徳利に二升は入らないとの意から。
一徳一心・一心一徳(いっしんいっとく・いっとくいっしん)四字熟語辞典
目的や利益が同じ者同士が心を一つにして事にあたること。 または、君主と臣下が心を合わせ団結して物事を行うこと。 「徳を一(いつ)にし心(こころ)を一(いつ)にす」とも読む。 「一心一徳」ともいう。
一飯之徳(いっぱんのとく)四字熟語辞典
ほんのわずかな恩義のこと。 一度食事をご馳走になっただけの少しだけの恩義という意味で、そのような少しの恩義でも忘れてはいけないという戒めの言葉。
一飯の徳も必ず償い、睚眦の怨みも必ず報ゆ・一飯の徳も必ず償う(いっぱんのとくもかならずつぐない、がいさいのうらみもかならずむくゆ・いっぱんのとくもかならずつぐなう)ことわざ辞典
受けた恩は、ほんのささいなものでも報い、受けた恨みも、ほんのささいなものでも晴らすということ。よいことをされても悪いことをされても、相手にはそれに見合うものをきちんと返す、という態度をいう。 「一飯」は一回の食事を指し、一度ごちそうになっただけの小さな恩をいう。「睚眦」は目じりをつり上げて相手をにらむことで、ひとにらみを受けただけの小さな恨みを表している。 『史記』に見える句。魏で痛めつけられて秦へ逃れた范雎は、のちに秦の宰相にまでのぼった。そこで自分を秦へ連れてきた者を王に推して取り立てさせ、家の財産を投げ出して昔の苦しい日々に関わった人々にことごとく報いた一方、魏で自分を打ちすえさせた宰相の首を差し出させようとした。 後半だけを用いた睚眥の怨みは、ほんの少しの恨みを表す。四字熟語では一飯之徳・睚眥之怨が、それぞれ前半と後半の句にあたる。
台徳(いとく)
自分の徳。「台」は、我の意。
威徳(いとく)
厳かで人から慕われる徳。
懿徳(いとく)
非常にすぐれた徳。
遺徳(いとく)
その人の死後、後世まで残る立派な徳。
以徳報怨(いとくほうえん)四字熟語辞典
憎い人に対して仕返しではなく、あえて恩恵を施すこと。 「徳(とく)を以(もっ)て怨(うら)みに報(むく)ゆ」とも読む。
陰徳(いんとく)
表立って人に告げず、だれの目も届かない陰でする、徳のある行い。
陰徳あれば必ず陽報あり(いんとくあればかならずようほうあり)ことわざ辞典
人知れず善い行いをする者には、必ず善い報いがあるということ。
陰徳恩賜(いんとくおんし)四字熟語辞典
ひそかに善い行いをしている人は、必ずよい報いがあり、恩恵を受けることができるということ。 「陰徳」はひそかに行う善行。 「恩賜」はありがたい恩恵。
陰徳は末代の宝(いんとくはまつだいのたから)ことわざ辞典
名を伏せたまま積んだ行いは、末長く家を支える財となる。 その徳は当人一代で尽きず、子や孫の代まで及んで身を助ける。 「陰徳」は、見返りを求めずに陰で施す情けをいう。
陰徳陽報(いんとくようほう)四字熟語辞典
誰にも知られないように善い行いをすると、必ずよい報いがあるということ。 「陰徳」は人知れずに善い行いをすること。 「陽報」は一目でわかるよい報いのこと。 「陰徳あれば必ず陽報あり」とも読む。
有徳(うとく)
徳が備わっていること。また、その人。ゆうとく。
怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)ことわざ辞典
投げつけられたものを、そっくり投げ返さない。むごい扱いをした者にこそ厚く遇し、争いの根を残さずにおく。
落とした物は拾い徳(おとしたものはひろいどく)ことわざ辞典
落し物は不注意な落とし主の責任だから、拾った人の物にしてもかまわないということ。
恩徳(おんとく)
人を助け育てずにはおかない、めぐみ深いはたらき。
懐徳(かいとく)
徳を慕うこと。
隠れての信は顕われての徳(かくれてのしんはあらわれてのとく)ことわざ辞典
心中に秘めている誠実さは、いつか自然に外にあらわれて自分自身の利得になるということ。 心中に神仏への信仰心があれば、必ずご利益があるとの意から。 「隠れたる信あらば顕われたる利生」「隠れたる信あらば顕われたる験」ともいう。
歌功頌徳(かこうしょうとく)四字熟語辞典
他人の功績や徳を褒め称えた歌を歌うこと。 「歌功」は功績を褒め称えて歌うこと。 「頌徳」は徳の高さを褒め称えること。 「功を歌い徳を頌う」とも読む。
禍生不徳(かしょうふとく)四字熟語辞典
その人自身の不徳が原因となって、不幸が起こるということ。 「禍」は災難、不幸。 「禍(わざわい)は不徳(ふとく)に生(しょう)ず」とも読む。
学徳(がくとく)
学問と徳の高い行い。
玩人喪徳(がんじんそうとく)四字熟語辞典
人を見くびって軽く扱うと、自身の徳を失うことになるということ。 「玩人」は人を軽く見てもてあそぶこと。 「人を玩(もてあそ)べば徳を喪(うしな)う」とも読む。
郷原は徳の賊(きょうげんはとくのぞく)ことわざ辞典
うわべの人当たりのよさで郷里の評判を集めている者こそ、世の正しさを内から損なう害だということ。郷原は、村里で立派な人物として通っている見せかけだけの手合い。
九損一徳(くそんいっとく)四字熟語辞典
費用が多くかかり、あまり利益にならないこと。 九回損をして、一回得をするという意味から。 「鞠は九損一徳」を略した言葉で、蹴鞠に熱中すると十の中で九は損をするという意味から。 「九損一得」とも書く。
功徳(くどく)
功徳無量(くどくむりょう・こうとくむりょう)四字熟語辞典
功績や恩恵がこの上なく大きいこと。 「功徳」は功績と人徳。 「無量」は計ることが出来ないほど多いこと。 仏教の言葉で、信仰によって仏からの恩恵を授かること。
君子の徳は風(くんしのとくはかぜ)ことわざ辞典
国や人々をまとめる立場の者がすぐれた人柄を備えていれば、下の人々もそれに感化され、みずから善へ向かう、と説く言葉。 草は風を受けると、吹いていく先へ倒れ伏す。治める者の徳(人としての正しさや立派さ)を風に、治められる人々を草に見立て、上の者が徳をもって臨めば人々もそれになびく、という考えを表す。 『論語』の顔淵篇に見える言葉。悪事をはたらく者を殺して国を治めるのはどうかと、魯の国の大臣であった季康子にたずねられた孔子は、殺すまでもない、あなたが自ら善を求めるなら民もそれにならう、と答え、続けてこのたとえを語った。「小人の徳は草」と続くが、ここでの「小人」は心の狭い人という意味ではなく、治められる側のふつうの人々をさす。 同じたとえから、四字熟語「草偃風従」や句「風に靡く草」も生まれた。形の似た「草木も靡く」は、徳ではなく、勢いの強い者に多くの人が従うさまをいう。
君徳(くんとく)
君主としての高い徳。
巧言乱徳(こうげんらんとく)四字熟語辞典
口先だけのきれいごとは、人の心を惑わして徳を乱すことになるという意味。 「巧言」は相手に気に入られるように飾った言葉。 「乱徳」は徳を乱すこと。 中身のない口先だけの言葉は、人を惑わし、自身の信頼を失って、人の道を誤らせるという意味から。 「巧言(こうげん)は徳を乱(みだ)る」とも読む。
公徳(こうとく)
社会生活をおくる上で人々が守るべき道徳。
恒徳(こうとく)
何があっても変わらない人のもつ道徳。
高徳(こうとく)
非常に高くすぐれた徳。
功徳兼隆(こうとくけんりゅう)四字熟語辞典
素晴らしい功績があり、それに見合った人徳があること。 「功徳」は功績と人徳。 「兼隆」は盛んな様子。 中国の唐の皇帝の太宗を褒め称えた言葉から。
厚徳載福(こうとくさいふく)四字熟語辞典
高い徳がある人は、幸福を身に受けること。 または、幸福を受けられること。 「厚徳」は高い徳があること。 「載福」は幸福を身に受けること。
後生は徳の余り(ごしょうはとくのあまり)ことわざ辞典
一生懸命に徳を積めば、おのずと来世の安楽もかなえられるということ。また、現世の暮らしに余裕があってこそ、来世の安楽を祈ることができるということ。
五徳(ごとく)
人が備えるべき五種類の徳目。儒教では仁・義・礼・智・信の五つをいう。
才徳(さいとく)
才知と人徳。
才徳兼備(さいとくけんび)四字熟語辞典
すぐれた才能と知恵、人徳を持っていること。 「才徳」は才能、知恵、人徳。 「兼備」はどちらも身に付けていること。
酒に十の徳あり(さけにとおのとくあり)ことわざ辞典
酒には次の十の長所があるということ。百薬の長、延命の効あり、旅行の食となる、寒さを凌げる、持参に便利、憂いを忘れさせる、位なくして貴人と交われる、労苦を癒す、万人と和合できる、独居の友となる。
三従四徳(さんじゅうしとく)四字熟語辞典
昔の中国の女性への教え。 「三従」は従うべき三つのことで、幼い時は父親に従い、嫁いだ後には夫に従い、年老いたら子どもに従うべきであるということ。 「四徳」はいつもの生活で心がけるべき四つのことで、女性としての節操を守ることをいう婦徳、言葉遣いをいう婦言、身だしなみをいう婦容、家事をいう婦功のこと。
三徳(さんとく)
三つの徳目を指す語。智・仁・勇などを指すことが多い。
慙徳(ざんとく)
昔の徳のある人に及ばないことを恥だと感じること。
至徳(しとく)
至徳不孤(しとくふこ)四字熟語辞典
徳さえあれば人から嫌われることもなく、周りに同じような人たちが集まるため、孤独になることはないということ。 「至」は至って。きわめて。この上なく。 「徳」はよい人格。 「至徳(しとく)は孤(こ)ならず」とも読む。
積功累徳(しゃっくるいとく)四字熟語辞典
仏教語。修行に努め、功徳を積み重ねていくこと。
淑徳(しゅくとく)
女性の、品位があってつつましい、すぐれた人となり。
頌徳(しょうとく)
徳を褒め称えること。
信心は徳の余り(しんじんはとくのあまり)ことわざ辞典
神仏を拝む気持ちも、暮らしに余力があってこそ起こるものだということ。日々食うに困っていては、信心どころではない。
慎徳(しんとく)
つつしんで徳を行うこと。
神徳(しんとく)
神の身にそなわる、近寄りがたい重々しさと、人々を守り恵むはたらき。
十徳(じっとく)
男性用の着物の一種。医師や絵師などが着ていたもので、丈の短い羽織に似た上着。
人徳(じんとく・にんとく)
その人が備えている徳。
仁徳(じんとく)
他人を思いやり愛する心。仁愛の徳。
随喜功徳(ずいきくどく)四字熟語辞典
人の幸せや喜びを妬むのではなく、共に喜ぶことが功徳になるということ。 仏教語。 「随喜」は仏法を聴くことで喜びを得ること。または、人の幸せや喜びを共に共感すること。
随徳意(ずいとくじ)
成徳(せいとく)
欠けている部分のない完全な徳。
盛徳(せいとく)
聖徳(せいとく)
聖人にそなわるような、きわめて高い知恵と徳。
盛徳大業(せいとくたいぎょう)四字熟語辞典
大きくすぐれた徳と大きな事業。 「盛徳」はすぐれた高い徳。 「大業」は社会的に価値や重要性がある大きな仕事。 大きな徳があり、すぐれた人格のある君子が目標とするもののこと。
則以観徳(そくいかんとく)四字熟語辞典
定められたきまりを目安として、人の徳のよしあしを見きわめること。 評価する側が、その場の好き嫌いによらず、はっきりした規範をよりどころに人物を判断すべきだとする考え。 まず則(きまり)に照らしてその人の徳を見定め、その徳をもとに仕事を任せ、仕事の成果で功績をはかり、功績に応じて禄を与え、民の暮らしを支える、という為政の順序を説いた一句の冒頭にあたる。 「則」は規則・規範のこと。 この語のあとに「徳(とく)を以(も)って事(こと)を処(しょ)し、事(こと)を以(も)って功(こう)を度(はか)り、功(こう)を以(も)って民(たみ)を食(やしな)う」と続く。
戴徳(たいとく)
中国の前漢の儒学者。戴徳は大戴と呼ばれ、甥の戴聖は小戴と呼ばれた。「大戴礼記」の編纂をした。
大徳は小怨を滅す・大徳は小怨を滅ぼす(たいとくはしょうえんをほろぼす・だいとくはしょうえんをほろぼす・だいとくはしょうえんをめっす)ことわざ辞典
受けた恩が大きければ、少しの怨みや不満は気にならなくなるということ。 「大徳」は「たいとく」とも読む。 「大徳は小怨を滅す」ともいう。
度徳量力(たくとくりょうりき・たくとくりょうりょく)四字熟語辞典
自身の持つ徳や信望、力量をしっかりと確かめること。 または、確かめた後に能力に応じて事にあたるべきであるということ。 「度」と「量」はどちらも測るという意味。 「徳を度(はか)り力(ちから)を量る」とも読む。
大徳(だいとく)
修行を積んだ、徳の高い僧。だいとこ。
父の恩は山より高く、母の徳は海より深し(ちちのおんはやまよりたかく、ははのとくはうみよりふかし)ことわざ辞典
父と母から受けた恩は広大で深いということ。 両親の愛情をたとえたもの。 「父母の恩は山よりも高く海よりも深し」ともいう。
智徳・知徳(ちとく)
知と徳。知恵と道徳。知識と徳行。
智徳俊英・知徳俊英(ちとくしゅんえい)四字熟語辞典
すぐれた知識と徳のどちらも持っていること。 または、そのような人のこと。 「智徳」は知識と徳のどちらも持っていること。 「俊英」はすぐれていること。 「知徳俊英」とも書く。
徳育(とくいく)
道徳心や人間性を養い育てる教育。
徳化(とくか・とっか)
徳によって大勢の人を感化すること。
徳義(とくぎ)
人としてふみおこなうべき道徳上の義務。
徳行(とくこう・とっこう)
道徳に適った正しいおこない。
徳高望重(とくこうぼうじゅう)四字熟語辞典
高い人徳があり、多くの人たちからの信望があること。 「徳(とく)高く望(ぼう)重し」とも読む。
徳は孤ならず必ず隣あり・徳は孤ならず必ず隣有り・徳孤ならず・徳孤ならず必ず隣あり・徳孤ならず必ず隣有り(とくこならず・とくこならずかならずとなりあり・とくはこならずかならずとなりあり)ことわざ辞典
行いの正しい者が独りぼっちで終わることはない。同じ方を向く者がそばに立ち、頼まずとも手を貸してくれる。
