一文とは
一文
いちもん
言葉 | 一文 |
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読み方 | いちもん |
意味 | 少しの金銭。 江戸時代の金銭で、最も小さい単位。 一つの文字。 |
使用漢字 | 一 / 文 |
一文を含む四字熟語
一文を含む故事・ことわざ・慣用句
聞いた百文より見た一文(きいたひゃくもんよりみたいちもん)
人から百文の値打ちと聞かされるよりも、自分の目で見たほうが値打ちがあるということ。
一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
目先の損得にとらわれて、あとで大損することに気づかない愚かさを嘲笑するたとえ。たった一文惜しんだために、あとで百文もの損失を招く意から。
後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
後ろ姿はとても美しいのに、前から見ると全然美しくないこと。
千金を買う市あれど一文字を買う店なし(せんきんをかういちあれどいちもんじをかうみせなし)
文字を覚えるためには、自分で学ぶしかないというたとえ。 市場にはいろんな物が売っていて、高価な物も買うことができるが、文字だけは売っていないとの意から。
鐚一文(びたいちもん)
ごくわずかな金のこと。「鐚」は、「鐚銭」の略で質の悪い銭の意。
一文にもならない(いちもんにもならない)
苦労をしても、何の得にもならない。 「一文」は、江戸時代の少額の貨幣単位でわずかな金のこと。 「一文の得にもならない」ともいう。
「一」を含む言葉・熟語
- 朝一(あさいち)
- 一握(いちあく)
- 櫟・一位(いちい)
- 一位(いちい)
- 一意(いちい)
- 一尉(いちい)
- 一葦(いちい)
- 一囲・一圍(いちい)
- 一一(いちいち)
- 一溢米(いちいつべい・いちいつのこめ)
- 一因(いちいん)
- 一員(いちいん)
- 一院(いちいん)
- 一院制(いちいんせい)
- 一宇(いちう)
- 一円・一圓(いちえん)
- 一応・一應・一往(いちおう)
- 一概・一槩(いちがい)
- 一概に(いちがいに)
- 一月(いちがつ)
- 一丸(いちがん)
- 一眼(いちがん)
- 一機軸(いちきじく)
- 一休沐(いちきゅうもく・いつきゅうもく)
- 一義(いちぎ)
- 一儀(いちぎ)
- 一議(いちぎ)
- 一隅(いちぐう)
- 一見識(いちけんしき)
- 一芸(いちげい)
「文」を含む言葉・熟語
- 文色(あいろ)
- 悪文(あくぶん)
- 文目(あやめ)
- アラビア文字(あらびあもじ)
- 案文(あんぶん)
- 一文字(いちもんじ)
- 遺文(いぶん)
- 懿文(いぶん)
- 異文化(いぶんか)
- 謳い文句・歌い文句(うたいもんく)
- 歌祭文(うたざいもん)
- 売り文句(うりもんく)
- 英文(えいぶん)
- 絵文字(えもじ)
- 衣文・衣紋(えもん)
- 衍文(えんぶん)
- 欧文(おうぶん)
- 大文字(おおもじ)
- 女文字(おんなもじ)
- 回文・廻文(かいぶん)
- 恢文(かいぶん)
- 怪文書(かいぶんしょ)
- 顔文字(かおもじ)
- 頭文字(かしらもじ)
- 漢文(かんぶん)
- 閑文字(かんもじ・かんもんじ)
- 機械文明(きかいぶんめい)
- 記事文(きじぶん)
- 決まり文句・決り文句(きまりもんく)