後生とは
後生
ごしょう
言葉 | 後生 |
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読み方 | ごしょう |
意味 | 死後に後の世界に生まれ変わること。また、その世界。来世。 相手に強く願う時に使う言葉。 |
対義語 |
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使用漢字 | 後 / 生 |
後生(ごしょう)を含む四字熟語
後生(ごしょう)を含む故事・ことわざ・慣用句
現世安穏、後生善処(げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ)
法華経を信じる人は、この世では安穏に生活でき、あの世ではよい世界に生まれるということ。
後生願いの六性悪(ごしょうねがいのろくしょうあく)
来世の安楽を願っていながら、たちの悪いことをするたとえ。「後生願い」は、来世の極楽往生を願うこと。「六性悪」は、喜・怒・哀・楽・愛・悪の六つの感情の「六性」と「性悪」をかけていったもの。
後生は徳の余り(ごしょうはとくのあまり)
一生懸命に徳を積めば、おのずと来世の安楽もかなえられるということ。また、現世の暮らしに余裕があってこそ、来世の安楽を祈ることができるということ。
後生が大事(ごしょうがだいじ)
来世の安楽を願って信心することが大切だということ。
後生大事や金欲しや死んでも命のあるように(ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように)
来世の安楽を願いながら、現世の金も欲しいと、あれもこれも願う人間の強欲さのたとえ。
「後」を含む言葉・熟語
- 明後日(あさって)
- 後(あと)
- 後足・後脚・後肢(あとあし)
- 後味(あとあじ)
- 後後(あとあと)
- 後追い・跡追い(あとおい)
- 後追い心中(あとおいしんじゅう)
- 後押し(あとおし)
- 後片付け・跡片付け(あとかたづけ)
- 後書き・後書(あとがき)
- 後釜(あとがま)
- 後金(あときん)
- 後腐れ(あとくされ)
- 後口(あとくち)
- 後月(あとげつ)
- 後先(あとさき)
- 後作(あとさく)
- 後産(あとざん・のちざん)
- 後始末・跡始末(あとしまつ)
- 後退り(あとじさり)
- 後退り(あとずさり)
- 後攻め(あとぜめ)
- 後染め(あとぞめ)
- 後出し(あとだし)
- 跡継ぎ・後継ぎ・跡継・後継(あとつぎ)
- 後付け・後付(あとづけ)
- 後腹(あとばら)
- 後払い・後払(あとばらい)
- 後引き(あとひき)
- 後へ引く(あとへひく)
「生」を含む言葉・熟語
- 相生い(あいおい)
- 生憎(あいにく)
- 浅茅生(あさじう)
- 生かす・活かす(いかす)
- 怎生(いかんか・そもさん・さむさん・そうせい)
- 生き・活き(いき)
- 生き生き・活き活き(いきいき)
- 生き急ぐ(いきいそぐ)
- 生き写し(いきうつし)
- 生き埋め(いきうめ)
- 生き餌(いきえ)
- 生き返る(いきかえる)
- 生き方(いきかた)
- 生き神様(いきかみさま)
- 生き甲斐(いきがい)
- 生き胆・生き肝(いききも)
- 生き様(いきざま)
- 生き地獄(いきじごく)
- 生き字引(いきじびき)
- 生き血(いきち)
- 生き長らえる・生き存える(いきながらえる)
- 生き残る(いきのこる)
- 生き延びる(いきのびる)
- 生き恥(いきはじ)
- 生き仏(いきぼとけ)
- 生き身(いきみ)
- 生き物(いきもの)
- 生霊(いきりょう・せいれい)
- 生き別れ(いきわかれ)
- 活け魚・生け魚(いけうお)