「余」を含む言葉(熟語) 2ページ目
余を含む言葉の一覧です。
五十音順に表示しています。
余臭(よしゅう)
前の時代のなごり。あとまで残るにおいの意から。
余色(よしょく)
「補色」に同じ。
余震(よしん)
大きな地震のあと、引き続いて起こる小さい地震。揺り返し。
余事(よじ)
本すじ以外の事。他事。
余日(よじつ)
期限までの残りの日数。
余剰(よじょう)
必要な分をのぞいた残り。余り。
余情(よじょう)
あとまで残る、しみじみとした味わい。
余人(よじん)
当人以外の人。ほかの人。
余塵(よじん)
あとに立つ塵。後塵(こうじん)。
余燼(よじん)
家事などの、燃え残りの火。
余生(よせい)
残りの人生。老後の生活。
余勢(よせい)
何かをし遂げたあと、まだ余っている勢い。
余説(よせつ)
付け加えた説明。補説。
余喘(よぜん)
死ぬ間際の、絶えそうな息。今にも死にそうで、かすかに息のあること。虫の息。
余所(よそ)
べつの場所。
余所行き(よそいき)
「余所行き(よそゆき)」に同じ。
余所聞き(よそぎき)
他人ごととして聞くこと。また、世間の評判。
余所事(よそごと)
自分とは関係のない事柄。他人ごと。
余所乍ら(よそながら)
直接関係せず離れたところで。かげながら。それとなく。
余所見(よそみ)
よそを見ること。わきみ。
余所目(よそめ)
よそから見たところ。はたから見る目。
余所者(よそもの)
よその土地から移って来た人。また、仲間以外の人。
余所行き(よそゆき)
外出する時に着る衣服。
余所余所しい(よそよそしい)
他人行儀で親しみがない。
余沢(よたく)
先人が残した恩恵。余光。余徳。
余談(よだん)
本筋以外の話。
余地(よち)
余っている土地。空いている場所。
余っ程(よっぽど)
余程を強めた言い方。
余滴(よてき)
筆先などの残ったしずく。雨のあとのしたたり。
余得(よとく)
余分の利益。余分の儲け。余禄。
余徳(よとく)
先人が残した恵み。余沢。
余人(よにん)
「余人(よじん)」に同じ。
余熱(よねつ)
冷めきらずに残っている熱。ほとぼり。
余念(よねん)
ほかの思い。余計な考え。他念。
余波(よは)
風がやんでもまだ残っている波。
余輩(よはい)
一人称の人代名詞。わたし。また、わたしたち、われわれ。
余白(よはく)
文字や絵などが書かれている紙面で、何も書かれずに白く残った部分。
余病(よびょう)
ある病気に伴って起こる他の病気。
余風(よふう)
後世に残っている風習。遺風。
余憤(よふん)
おさまらずに心に残っている憤り。
余聞(よぶん)
本筋からはずれた話。余話。
余分(よぶん)
あまったぶん。あまり。
余弊(よへい)
のちのちまで残っている弊害。
余程(よほど)
程度がはなはだしいようす。かなり。相当。ずいぶん。
余命(よめい)
これから先の命。残りの命。
余裕(よゆう)
余りがあること。また、その余り。
余力(よりょく)
何かをし終えて、なお余っている力。
余類(よるい)
同じ仲間の中で、戦いなどのあとに残ったもの。残党。
余禄(よろく)
「余得」に同じ。
余録(よろく)
主な記録からもれた記録。余話。