「大」を含む言葉(熟語) 12ページ目
大を含む言葉の一覧です。
五十音順に表示しています。
大納言(だいなごん)
律令制で、太政官の次官。左右大臣につぐ地位。政治に参与し、天皇への奏上や宣旨の伝達をつかさどった。亜相。
大難(だいなん)
大きな災難や困難。
第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん)
一九三九年から一九四五年までの期間起こった世界戦争。枢軸国(日本・ドイツ・イタリア)と連合国(イギリス・フランス・ソ連・アメリカ・中国など)が対立した。一九四五年、日本とドイツの無条件降伏により終結。
大日如来(だいにちにょらい)
真言宗の本尊。宇宙の実相を仏格化した根本仏で、万物の慈母とされる。「摩訶毘盧遮那如来(まかびるしゃなにょらい)」や、「大光明遍照(だいこうみょうへんじょう)」とも呼ばれる。
大人(だいにん)
おとな。入場料や運賃などの料金区分のさい使われる語。
大熱(だいねつ)
体温が非常に高くなること。また、その体温。高熱。
大の(だいの)
一人前の。立派な。おおきな。
大脳(だいのう)
脳の最上位の部分で、神経系全体をつかさどる中枢器官。左右の半球とそれをつなぐ脳梁からなる。高等動物ほど発達しており、思考や意志などの精神作用をいとなむ。
大農(だいのう)
「大農経営」の略。機械を使い、広大な耕地で行う大規模な農業経営。
大納会(だいのうかい)
取引所での、年末最後の立会い。通常は十二月三〇日。
大脳皮質(だいのうひしつ)
大脳表面にある、神経細胞が集まった灰白色の部分。感覚・精神機能を営む神経中枢がある。
大の字(だいのじ)
「大」の文字の形。また、人が「大」の文字のように手足を左右に広げて伸ばす姿。
大の月(だいのつき)
一ヶ月の日数が三一日ある月。一、三、五、七、八、十、十二月。
大八車(だいはちぐるま)
運搬用の、木製で大型の二輪車。八人の代わりをする車という意味から名づけられた。
大発会(だいはっかい)
取引所での、年始最初の立会い。通常は一月四日。
大般若経(だいはんにゃきょう)
空の思想を説く、般若経典の集大成。「大般若波羅蜜多経」の略。唐の玄弉が訳し、全六百巻からなる。
大盤石(だいばんじゃく)
おおきな岩。
大磐石(だいばんじゃく)
おおきな岩。
大悲(だいひ)
衆生を苦しみから救う、仏の広大な慈悲。
大兵(だいひょう)
からだが大きくたくましいこと。またその人。おもに男性にたいして使う。
大福(だいふく)
福が多いこと。大いに富むこと。
大福帳(だいふくちょう)
商売で、毎日の収入や支出を書き入れる帳面。台帳。元張。
大夫(だいぶ)
律令制で、五位の位にある人の通称。
大分(だいぶ)
数量や程度などがかなり大きいさま。
大舞台(だいぶたい)
大きさが大きく、立派な舞台。
大仏(だいぶつ)
おおきな仏像。高さが一丈六尺以上のものをいう。
大部分(だいぶぶん)
全体のほとんどの部分。おおかた。
大分(だいぶん)
数量や程度などがかなり大きいさま。
大便(だいべん)
腸内で栄養分と水分を吸収された食べ物が、かすとして肛門から排泄されたもの。便。
大本営(だいほんえい)
戦時に天皇のもとに設けられた、陸海軍の指揮をした最高機関。
大本山(だいほんざん)
総本山につぐ寺格で、一宗一派の末寺を統括している寺。
大謀網(だいぼうあみ)
定置網のひとつ。魚を導く垣網と、魚の入る袋網からなり、ブリやイワシなどの沿岸回遊魚をとる。
大名(だいみょう)
平安時代から戦国時代にかけて、多くの名田や広い領地をもち、郎党や家来を多く従えていた武士や豪族。
大名行列(だいみょうぎょうれつ)
江戸時代、大名が参勤交代などの公式な旅行をするさいの、規定を守るため整えられた大規模な行列。
大明神(だいみょうじん)
熱心に信仰する神の尊称。神名の下につける。
大名旅行(だいみょうりょこう)
大名が行う旅行のような、ぜいたくで豪華な旅行。
大門(だいもん)
おおきな門。
大紋(だいもん)
おおきな紋。
大文字(だいもんじ)
おおきな文字。
大力(だいりき)
人並みはずれた、非常に強いちから。また、その持ち主。
大理石(だいりせき)
石灰岩が熱による変成作用を受けて再結晶した岩石。方解石を主成分とし、白地に美しい斑紋をもつ。装飾、彫刻、建築などに利用される。マーブルともよばれる。
太政大臣(だじょうだいじん)
律令制における太政官制で、最高職の長官。
長大息(ちょうたいそく)
長くて大きなため息をつくこと。また、そのため息。長嘆息。
長大(ちょうだい)
長くて大きいこと。また、背が高いさま。
著大(ちょだい)
帝国大学(ていこくだいがく)
一八八六年公布の帝国大学令によって設立された官立大学。東京・京都・東北・九州・北海道・大阪・名古屋・台北・京城(現在の、韓国のソウル)の九つがあった。台北・京城を除いた七つは、現在の国立大学。
帝大(ていだい)
椽大(てんだい)
特大(とくだい)
とくべつに大きいこと。また、そのもの。
同大(どうだい)
同じ大きさ。