流すとは
流す
ながす
言葉 | 流す |
---|---|
読み方 | ながす |
意味 | 液体が移動する。 液体の移動とともに物体を移動させる。 理性を失い、感情に支配される。 風の力などで空中を移動させる。 体内から液体をしたたらせる。 流罪や島流しの刑にされる。 耳や目をとおして物を世に広める。 質物のうけもどしを期日までにせず、所有権を失う。 タクシーや芸人が客を求めて移動する。 流産させる。 品物を正規の手段をとらず、ひっそりと売り渡す。横流し。 ある物事をとりやめにする。流会させる。 野球で流し打ちをする。 ある動作を、全力を出さず力を抜いて行う。 |
使用漢字 | 流 |
流すを含む故事・ことわざ・慣用句
水に流す(みずにながす)
過去のいざこざを、すべてなかったことにして和解することのたとえ。
木っ端を拾うて材木を流す(こっぱをひろうてざいもくをながす)
小事にかまけて大事に失敗するたとえ。木のきれはしを集めて材木を流してしまうということから。
車軸を流す(しゃじくをながす)
激しく雨が降るさま。大雨のさま。 「車軸」は車の車輪に取り付ける軸こと。 その車軸のような太い雨が降るとの意から。 「車軸を下す」ともいう。
汗水流す(あせみずながす)
一生懸命に働くさま。 水のように汗が流れるほど働くことから。
汗を流す(あせをながす)
労働や運動に一生懸命に取り組むこと。全力で当たること。
浮き名を流す(うきなをながす)
恋愛や情事などの噂が世間に注目される。
「流」を含む言葉・熟語
- 亜流(ありゅう)
- 暗流(あんりゅう)
- 一流(いちりゅう)
- 受け流す(うけながす)
- 小笠原流(おがさわらりゅう)
- お流れ・御流れ(おながれ)
- 遠流(おんる)
- 海流(かいりゅう)
- 書き流す・書流す(かきながす)
- 火砕流(かさいりゅう)
- 片流れ(かたながれ)
- 金釘流(かなくぎりゅう)
- 川流れ(かわながれ)
- 勘亭流(かんていりゅう)
- 寒流(かんりゅう)
- 貫流(かんりゅう)
- 環流(かんりゅう)
- 我流(がりゅう)
- 聞き流す・聞流す(ききながす)
- 着流し(きながし)
- 急流(きゅうりゅう)
- 気流(きりゅう)
- 逆流(ぎゃくりゅう)
- 渓流・谿流(けいりゅう)
- 血流(けつりゅう)
- 懸流(けんりゅう)
- 激流(げきりゅう)
- 交流(こうりゅう)
- 古流(こりゅう)
- 合流(ごうりゅう)