地蔵とは
地蔵
じぞう
言葉 | 地蔵 |
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読み方 | じぞう |
意味 | 釈迦の死後から弥勒菩薩が出現するまで全ての生きているものを教え導き、救うとされる菩薩。日本では旅人や子どもを守るとされている。「地蔵菩薩」の略称。 |
使用漢字 | 地 / 蔵 |
地蔵を含む故事・ことわざ・慣用句
借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔(かりるときのじぞうがお、かえすときのえんまがお)
お金を借りる時は地蔵菩薩のようにやさしい顔をするが、返す時は閻魔大王のような不機嫌な顔をするということ。
用ある時の地蔵顔、用なき時の閻魔顔(ようあるときのじぞうがお、ようなきときのえんまがお)
人にものを頼む時はお地蔵様のようにやさしいにこにこ顔をするが、用事がない時は閻魔様のように不機嫌な顔つきになるということ。
石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
何とも感じないことのたとえ。蜂が石地蔵を刺しても痛くも何ともないことから。
地蔵は言わぬが我言うな(じぞうはいわぬがわれいうな)
秘密を打ち明けたあと、相手に口止めしながら、自分が人にしゃべってしまう人間に対していう戒めの言葉。悪事を働いた者が、道端の地蔵に「どうか黙っていて下さい」とお願いしたところ「俺は言わぬがわれ言うな」と地蔵が答えたという昔話から。
地蔵の顔も三度(じぞうのかおもさんど)
どんなに温和な人でも、繰り返しひどい仕打ちをされると腹を立てるというたとえ。 慈悲深い仏でも、顔を三度もなでられると腹を立てるとの意から。 「地蔵の顔も三度」ともいう。
「地」を含む言葉・熟語
- 青地(あおじ)
- 赤地(あかじ)
- 赤線地帯・赤線区域(あかせんちたい・あかせんくいき)
- 空き地・空地(あきち)
- 厚地(あつじ)
- 跡地(あとち)
- 天地(あめつち)
- 綾地(あやじ)
- 蟻地獄(ありじごく)
- 荒れ地(あれち)
- 意気地(いきじ)
- 生き地獄(いきじごく)
- 意気地(いくじ)
- 意気地無し(いくじなし)
- 意固地・依怙地(いこじ)
- 居心地(いごこち)
- 意地(いじ)
- 意地汚い(いじきたない)
- 意地っ張り(いじっぱり)
- 意地悪(いじわる)
- 一等地(いっとうち)
- 薄地(うすじ)
- 裏地(うらじ)
- 依怙地(えこじ)
- 大地震(おおじしん)
- 奥地(おくち)
- お下地・御下地(おしたじ)
- 帯地(おびじ)
- 御地(おんち)
- 恩地(おんち)