「衣」で終わる言葉
「衣」で終わる言葉 — 30 件
天の羽衣(あまのはごろも)
天人が着るという、軽くて薄い羽の衣。
打衣(うちぎぬ)
平安時代の女性が正装の時に五衣(いつつぎぬ)の上に着用した衣服。表地を砧(きぬた)で打って光沢を出したことから。
打ち衣(うちぎぬ)
平安時代の女性が正装の時に五衣(いつつぎぬ)の上に着用した衣服。表地を砧(きぬた)で打って光沢を出したことから。
産衣(うぶぎ)
生まれて間もない赤ん坊に着せる衣服。うぶぎぬ。
上衣(うわぎ)
一番外側に着用する衣服。
胞衣(えな)
胎児を包んでいる膜や胎盤などの総称。後産。
肩衣(かたぎぬ)
小袖の上に着る礼服。肩から背中を覆うもので、袖がない。継上下。
紙衣(かみこ)
紙製の衣類。厚めの和紙を張り合わせて柿渋を塗り、乾燥後に揉んでやわらかくし、夜露にさらして匂いを消したもの。防寒性が高い。
唐衣(からぎぬ)
平安時代以降の女性の正装に使う衣類。十二単の最も上に着るもので、丈が短い。
黒衣(くろご)
歌舞伎の役者の後見役や、文楽の人形遣いのこと。または、その役の人が着る黒い衣装。
更衣(こうい)
着ている衣服を脱いで別の衣服を着ること。
獄衣(ごくい)
刑に服す人が着る衣服。囚人服。
作務衣(さむえ)
禅宗で僧が掃除や農作業などを行う時に身に付ける衣服。
紫衣(しい)
紫色の衣服。特に高僧の僧衣をいう。
粗衣(そい)
質の悪い衣服。
僧衣(そうい)
僧が着る衣服。法衣。僧服。
旅衣(たびごろも)
旅行中の衣服。
暖衣(だんい)
暖かい衣服。また、衣服を重ね着して身体を暖かくすること。
煖衣(だんい)
暖かい衣服。また、衣服を重ね着して身体を暖かくすること。
地衣(ちい)
菌類と藻類が共生し一体化した植物群。胞子や紛芽で増える。地上のほか、岩石上、樹上に生息する。地衣類。
着衣(ちゃくい)
着ている衣服。また、衣服を身に付けること。
糖衣(とうい)
薬剤の外側を包む、糖分を含んだ甘い皮膜。飲みやすくするために施す。
胴衣(どうい)
和服で、防寒着として長着と襦袢(じゅばん)の間に着るたけの短い綿入れ。胴服。胴着。
夏衣(なつごろも)
夏用の衣服。夏物。なつぎ。
直衣(のうし)
平安時代以降の、皇族や貴族の平常服。形は袍(ほう)に近く、やや短い。階位による色や文様の規定はない。袴(はかま)は指貫(さしぬき)を用い、冠(かんむり)や烏帽子(えぼし)をつける。
白衣(はくい)
医療や衛生、調理、化学実験などを行う職業の人が、仕事着として着る白い衣服。
羽衣(はごろも)
天人が着て空を飛ぶという、鳥の羽でつくった薄く軽い伝説上の衣。天の羽衣。
布衣(ふい)
無位無官の人。身分の低い人。平民や庶民。
母衣(ほろ)
昔、流れ矢を防ぐために、よろいの背にまとった布製の大きな袋。
浴衣(ゆかた)
木綿で縫い上げたひとえの着物。入浴後や夏のくつろぎ着として用いる。「ゆかたびら」の略。
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