「一匹・一疋」の意味

「一匹・一疋」(いっぴき)の意味・読み方を解説します。
一匹
/一疋
いっぴき
| 言葉 | 一匹・一疋 |
|---|---|
| 読み方 | いっぴき |
| 意味 |
|
「一匹・一疋」で使われている漢字
| 部首 | 匚部(はこがまえ) / 匸部(かくしがまえ) |
|---|---|
| 画数 | 4画 |
| 音読み | ヒツ / ヒキ |
| 訓読み | ひき / たぐ(う) |
| 意味 | たぐう。並ぶ。つれあう / たぐい。対になる相手。二つで一組のもの など |
「一匹」を含む故事・ことわざ・慣用句
猫の子一匹いない(ねこのこいっぴきいない)
まったく人がいないようす。
犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)
めったにない大きなチャンスのたとえ。犬が狸のような大物を捕らえるのは一生に一度あるかどうかということから。
一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
一人の行いが他の大勢を駆り立ててしまうことのたとえ。群集が他人の言動に同調しやすいことのたとえ。 群れの中の一匹の馬が異常な行動をして騒ぎ出せば、群れ全体が巻き込まれて騒ぎ出すとの意から。
大山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
前触ればかりが大きくて、実際の結果は小さいことのたとえ。 大きな山が音を立てて揺れ動くので、何か大きな事が起こるのかと身構えていると、鼠がたった一匹出てきただけだったとの意から。 「大山」は「泰山」とも書く。
一匹の鯨に七浦賑わう(いっぴきのくじらにななうらにぎわう)
大きな獲物が一つ手に入ると、とった本人だけでなく、まわりにいる大勢の人までがその恵みを受けて、暮らし向きがよくなる様子。大きなもうけは、広い範囲の人々をうるおすというたとえ。 昔の漁村では、鯨が一頭とれると、肉や油などの使い道が多いため、近くの村々までが活気づいたことからいう。「浦」は海に面した村、「七浦」は七つの浦、つまり数多くの村々をあらわす。 「鯨一匹捕れば七浦潤う」「鯨一つ捕れば七浦潤う」とも言い表す。「鯨一本捕れば七里浮かぶ」「鯨を突き当つれば七郷浮かぶ」も、中身はこの言葉とほぼ重なる。
九百九十九匹の鼻欠け猿、満足な一匹の猿を笑う(くひゃくくじゅうくひきのはなかけざる、まんぞくないっぴきのさるをわらう)
愚かな者が大勢そろうと、正しい行いをする少数の者が、逆に笑われ、その正しさまで数の力に押しつぶされるということ。また、欠点の同じ者どうしが多く集まると、自分たちのその欠点を欠点とも思わなくなることも表す。 昔、インドのある山にそびえる大きな木に、千匹の猿がすんでいた。そのうちの九百九十九匹には鼻が欠けていて、ただ一匹だけ鼻のある猿を「おれたちと違う」とばかにし、仲間に入れようとしなかった。『今昔物語集』に収められたこの話が、言葉の起こりとなった。 自分の弱点を知らないまま他人をあざ笑うところは、[[猿の尻笑い*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/1737.php]]に通じる。
「一」を含む言葉
「匹」を含む言葉
- 一匹狼・一疋狼(いっぴきおおかみ)
- 男一匹(おとこいっぴき)
- 匹敵(ひってき)
- 馬匹(ばひつ)
- 匹・疋(ひき)
- 匹儔(ひっちゅう)
- 匹夫(ひっぷ)
- 匹婦(ひっぷ)
「疋」を含む言葉
- 一匹・一疋(いっぴき)
- 一匹狼・一疋狼(いっぴきおおかみ)
- 匹・疋(ひき)
