我が身とは
我が身
わがみ
言葉 | 我が身 |
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読み方 | わがみ |
意味 | 自分のからだ。自分の身の上。 |
例文 | 「明日は―」「―をつねって人の痛さを知れ」 |
使用漢字 | 我 / 身 |
我が身を含む故事・ことわざ・慣用句
我が身の臭さ我知らず(わがみのくささわれしらず)
自分の欠点はなかなか気がつかないというたとえ。
我が身の事は人に問え(わがみのことはひとにとえ)
自分のことはわかりにくいから、人の意見を聞くのがよいということ。
我が身を立てんとせばまず人を立てよ(わがみをたてんとせばまずひとをたてよ)
自分の身を立てたいと望むなら、まず人を引き立てるように心がけよということ。
我が身を抓って人の痛さを知れ(わがみをつねってひとのいたさをしれ)
自分の身に引き比べて、人の苦しみや痛みを思いやることが大切だということ。
仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
人から憎まれたり愛されたりするのは、自分の心がけや行いによるということ。
昨日は人の身、今日は我が身(きのうはひとのみ、きょうはわがみ)
人の運命は予測しがたく、他人にふりかかった災難が、いつ自分にもふりかかるかわからないということ。
世上物騒我が身息災(せじょうぶっそうわがみそくさい)
世間にどんな事が起こっても、自分の身が安全ならかまわない。世の中に無関心で利己主義な人のことをいう。
人相見の我が身知らず(にんそうみのわがみしらず)
他人の運命についてあれこれ占う人相見も、自分の事は正しい判断がつかないということ。「人相見」は、人相を見て運命を判断することを職業とする人のこと。
人に七癖、我が身に八癖(ひとにななくせ、わがみにやくせ)
他人の癖は目につきやすが、自分の癖にはなかなか気がつかないから自戒せよということ。
明日は我が身(あすはわがみ)
他人に降りかかった不幸や苦しむ姿をみて、明日は自分に起こりえることかもしれないから用心せよ、という教え。
今日は人の上、明日は我が身の上(きょうはひとのうえ、あすはわがみのうえ)
他人に降りかかった不幸や苦しむ姿をみて、明日は自分に起こりえることかもしれないから用心せよ、という教え。
「我」を含む言葉・熟語
- 我愛(があい)
- 我意(がい)
- 我見(がけん)
- 我執(がしゅう)
- 我生(がせい)
- 我曹(がそう・わがそう)
- 我儂(がのう)
- 我慢(がまん)
- 我慢強い(がまんづよい)
- 我欲・我慾(がよく)
- がらくた・我楽多・瓦楽多(がらくた)
- 我利(がり)
- がり勉・我利勉(がりべん)
- 我流(がりゅう)
- 怪我(けが)
- 個我(こが)
- 大我(たいが)
- 没我(ぼつが)
- 無我(むが)
- 我が・吾が(わが)
- 我が党(わがとう)
- 我が輩・吾輩(わがはい)
- 我儘(わがまま)
- 我が物顔(わがものがお)
- 我が家(わがや)
- 我勝ちに(われがちに)
- 我先に(われさきに)
- 我知らず(われしらず)
- 我人(われひと)
「身」を含む言葉・熟語
- 相身互い・相見互い・相身互い身(あいみたがい・あいみたがいみ)
- 青身(あおみ)
- 赤身(あかみ)
- 悪銭身につかず(あくせんみにつかず)
- 当て身・当身(あてみ)
- 脂身(あぶらみ)
- 新身(あらみ)
- 生き身(いきみ)
- 一身(いっしん)
- 一身上(いっしんじょう)
- 憂き身(うきみ)
- 浮き身(うきみ)
- 受け身(うけみ)
- 後ろ身(うしろみ)
- 後ろ身頃・後ろ裑(うしろみごろ)
- 打ち身(うちみ)
- 現し身(うつしみ)
- 現身(うつせみ・うつそみ)
- 応身(おうじん)
- 大身(おおみ)
- 影身(かげみ)
- 片身(かたみ)
- 肩身(かたみ)
- 形見分け・形身分け(かたみわけ)
- 下半身(かはんしん)
- 空身(からみ)
- 変わり身(かわりみ)
- 黄身(きみ)
- 切り身・切身(きりみ)
- 化身(けしん)