浄土とは
浄土
じょうど
言葉 | 浄土 |
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読み方 | じょうど |
意味 | 仏が住むとされる世界。煩悩や苦しみのない清らかな世界。 |
用例 | 「西方―」 |
対義語 | |
使用漢字 | 浄 / 土 |
浄土を含む四字熟語
極楽浄土(ごくらくじょうど)
阿弥陀仏がいるとされている苦労や苦痛のない世界のこと。 仏教の言葉。 大乗仏教の経典の一つである「阿弥陀経」には、極楽浄土は西の方向に十万億土よりもさらに先にあり、そこでは今も阿弥陀仏が説法を行っていると記されている。
西方浄土(さいほうじょうど)
阿弥陀仏がいるとされ、人間界から西方に十万億土離れている極楽浄土のこと。
寂光浄土(じゃっこうじょうど)
仏の住んでいるとされる静かで汚れのない世界のこと。または、仏道の悟りの境地のこと。 「寂光」は真理の静寂と真智の光。 「浄土」は汚れがなく清らかな国。
安楽浄土(あんらくじょうど)
仏教において、阿弥陀仏がいるという安楽の世界。 また、すべてが満たされていることのたとえ。
欣求浄土(ごんぐじょうど)
死んだ後に極楽浄土に往生できるように願うこと。 「欣求」は心から願って喜ぶこと。 「浄土」は苦しみのない極楽浄土を略した言葉。 浄土宗や浄土真宗の基本的な思想をいう。
「浄」を含む言葉・熟語
- 清める・浄める(きよめる)
- 御不浄(ごふじょう)
- 清浄(しょうじょう)
- 自浄(じじょう)
- 浄域(じょういき)
- 浄火(じょうか)
- 浄化(じょうか)
- 浄財(じょうざい)
- 浄書(じょうしょ)
- 浄水(じょうすい)
- 浄福(じょうふく)
- 浄瑠璃(じょうるり)
- 清浄(せいじょう)
- 洗浄(せんじょう)
- 明窓浄机(めいそうじょうき)
- 浄衣(じょうえ・じょうい)
- 浄界(じょうかい)
- 浄机・浄几(じょうき)
- 浄曲(じょうきょく)
- 浄罪(じょうざい)
- 浄写(じょうしゃ)
- 浄寂光土(じょうじゃっこうど)
- 浄玻璃(じょうはり)
- はらい清める・祓い浄める(はらいきよめる)
- 不浄(ふじょう)