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「海」を含む言葉 — 139 件
海藻(かいそう)
海に生息する藻類の総称。海底に定着して育つ。
海送(かいそう)
船舶などを利用して海上でものを運ぶこと。
海損(かいそん)
航海中に起こった事故によって生じる損害。
海賊(かいぞく)
船で他の船や海に近い集落を襲って略奪する悪人。
海賊版(かいぞくばん)
音楽や映像作品、書物などを著作者に許可を得ずに複製したもの。外国の著作物についていう場合が多い。
海内(かいだい)
四方の海の内側。国内。
海中(かいちゅう)
海面と海底の間。海の中。
海底(かいてい)
海の底。
海棠(かいどう)
バラ科リンゴ属の落葉高木。中国原産で、春に赤く鮮やかな花を咲かせる。庭木や盆栽などに使われる。
海道(かいどう)
海沿いの道。また、その道に沿った地域。
海難(かいなん)
航海中に海上で起こる船の災難。衝突や火災、遭難など。
海軟風(かいなんぷう)
昼に海から陸の方角へ吹く風。海風。
海馬(かいば)
トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属の魚である、「タツノオトシゴ」の別称。
海抜(かいばつ)
平均海水面からの陸地の高さ。標高。
海氷(かいひょう)
海水が凍ってできた氷や、氷山などから海まで流れてきた氷のこと。
海浜(かいひん)
海に面した浜の周辺。
海風(かいふう)
海の上を吹く風。うみかぜ。
海兵(かいへい)
海軍に所属している兵士。
海防(かいぼう)
敵の海上からの攻撃や侵入に対する防衛。海の守り。
海綿(かいめん)
岩などに付着する下等生物である、「海面動物」の略称。
海面(かいめん)
海の水面。海の表面。
海容(かいよう)
海のように広い心で相手の罪や過ちを許すこと。主に、手紙文で使う言葉。
海洋(かいよう)
広大な海。大洋。
海里(かいり)
長さの単位の一つ。海上での距離を表す。一海里は一八五二メートル。
海陸(かいりく)
海と陸。海上と陸上。陸海。
海流(かいりゅう)
一定の方向で流れる、海水の流れ。暖流と寒流に大別される。
環海(かんかい)
周りを海に囲まれていること。また、その海。
外海(がいかい)
陸地に囲まれてなく、外に向かって開かれている海。
近海(きんかい)
陸地から余り離れていない海域。
苦海(くかい)
この世が苦しいことを、海に例えた言葉。
公海(こうかい)
どこかの国の領海等に含まれず、どの国も自由に航海、使用ができる海域。
航海(こうかい)
船で海上を移動すること。
国際海峡(こくさいかいきょう)
公海や排他的経済水域を結び、条件を満たすことで外国船も通ることを認められた海峡。ジブラルタル海峡や津軽海峡などをいう。
海鼠腸(このわた)
海鼠の内臓を塩につけて発酵させたもの。海鼠の塩辛。
西海(さいかい)
西の方角にある海。
桜海老(さくらえび)
サクラエビ科の小型の海老。深海に生息し、日本では駿河湾で多く獲れる。体長は五センチメートルほどで、透き通った桜色をしている。
山海(さんかい)
山や海。
四海(しかい)
国の周りを囲っている海。
愁海(しゅうかい)
憂いにきりがない様子。憂いが尽きない様子。
秋海棠(しゅうかいどう)
スミレ目シュウカイドウ科シュウカイドウ属の園芸用の多年生植物。葉は大きく、茎の節が赤い。夏から秋にかけて薄い赤色の花が咲く。
深海(しんかい)
深い海。特に海面から二百メートル以上の深さの海を指す。
慈海(じかい)
慈しみ深い恩や恵み。君主からの恩や恵みを海にたとえた言葉。
樹海(じゅかい)
範囲が非常に広い森林。
制海権(せいかいけん)
軍事力によって一定の範囲の海上を支配する権力。
絶海(ぜっかい)
陸から遠く離れている海。
掃海(そうかい)
海中の機械水雷などの危険物を取り除き、航路の安全を確保すること。
大海(たいかい)
大きな海。
多島海(たとうかい)
たくさんの島が点在する海域。特に、エーゲ海を言う。
探海灯(たんかいとう)
海面を遠くまで照らし出せる灯り。サーチライト。
東海(とうかい)
東方の海。
東海道(とうかいどう)
律令制下の五畿七道(ごきしちどう)の一つ。現在の三重県から茨城県に至るまでの、伊賀(いが)・伊勢(いせ)・志摩(しま)・尾張(おわり)・三河(みかわ)遠江(とおとうみ)・駿河(するが)・甲斐(かい)・伊豆(いず)・相模(さがみ)・武蔵(むさし)・上総(かずさ)・下総(しもうさ)・安房(あわ)・常陸(ひたち)の十五国。また、これらを結ぶ街道。
東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)
江戸日本橋を起点に、太平洋沿いに京都へ至る東海道の経路にあった、五三の宿場。
泥海(どろうみ)
泥水でにごった海。
海鼠(なまこ)
ナマコ綱の動物。海底にすむ。体は細長く、ゆっくりとはって動く。
鳰の海(におのうみ)
「琵琶湖」の古称。滋賀県にある、日本で最大の面積と貯水量を持つ湖。
海人草(まくり)
紅藻類フジマツモ科で暖海性の海藻。円柱状の主軸と、多数に分かれた枝をもつ。回虫駆除剤の成分であるマクリンを持っており、煎じ薬として用いられる。
海松(みる)
緑藻類ミル科の海藻。浅海の岩上の生える濃緑色でひも状の茎は、分岐を繰り返し扇状に広がる。食用。
海蘊(もずく)
褐藻類モズク科の海草。柔らかな糸状でぬめりがある。食用。
焼海苔(やきのり)
干しのりを火であぶり、食べられるようにしたもの。