押すとは
押す
おす
言葉 | 押す |
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読み方 | おす |
意味 | 前の方向に力を加えること。また、そうして物を動かすこと。 上から下へ力を加える。 確かめる。 予定の時間までの余裕がなくなる。 力を加えて物を別の物に貼り付けること。 無理をして行動すること。 |
対義語 |
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使用漢字 | 押 |
押すを含む故事・ことわざ・慣用句
太鼓判を押す(たいこばんをおす)
絶対に間違いないと保証するたとえ。太鼓のように大きな判を押す意から。
帆掛け船に艪を押す(ほかけぶねにろをおす)
勢いのあるものに、さらに力を加えることのたとえ。 帆に風を受けて走る舟に、さらに艪を使うとの意から。
横車を押す(よこぐるまをおす)
道理に合わないことを無理に押し通すこと。車を無理やり横に押して動かそうとする意から。
駄目を押す(だめをおす)
間違いないとわかっていることを、念のためにもう一度確認すること。 囲碁で、どちらの陣地にもならない領域を「駄目」という。 陣地にならない(勝敗に関係ない)駄目に石を置いて自分の地(陣地)を再確認することから。 「駄目押しをする」ともいう。
押すな押すな(おすなおすな)
大勢の人が詰めかけて混雑しているさま。人々が「押すな押すな」と叫ぶ様子からいう。
念を押す(ねんをおす)
間違いがないように、何度も確認したり注意したりすること。
尻を押す(しりをおす)
後ろから手助けすること。または、ある行動をするように仕向けること。けしかけること。 「尻押しをする」ともいう。