押さえ・抑えとは
押さえ
/抑え
おさえ
言葉 | 押さえ・抑え |
---|---|
読み方 | おさえ |
意味 | 力を加えて動かないようにすること。また、そのためのもの。 軍隊や行列などの一番後ろ。殿。 その人に自由な言動をさせない力。また、その人やもの。 |
使用漢字 | 押 / 抑 |
押さえを含む故事・ことわざ・慣用句
瓢箪で鯰を押さえる(ひょうたんでなまずをおさえる)
とらえどころがなく、いっこうに要領を得ないこと。 つるつるした瓢箪で、ぬるぬるした鯰を押さえようとする意から。 略して「瓢箪鯰」ともいう。
頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
両方うまくはいかないということ。頭を押さえれば尻が持ち上げるように、一方がうまくいけば、もう片方がうまくいかなくなるということから。
押さえが利く(おさえがきく)
相手を従わせたり、統率したりする力があること。
勘所を押さえる(かんどころをおさえる)
物事のもっとも重要な点をしっかりと把握すること。 「勘所」は「肝所」とも書く。
目頭を押さえる(めがしらをおさえる)
指やハンカチなどで目頭を優しく押さえて、涙が落ちてこないようにすること。