下とは
下
げ
言葉 | 下 |
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読み方 | げ |
意味 | 同類の中で劣っていること。また、そのもの。 「下巻」の略称。二つ、または、三つに分けた書物の最後の一つ。 |
対義語 |
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使用漢字 | 下 |
他の読み方の語
下(げ)を含む故事・ことわざ・慣用句
恋に上下の隔てなし(こいにじょうげのへだてなし)
恋愛感情を抱くのに、身分や地位などの上下は関係ないということ。
下種の後思案(げすのあとじあん)
愚かな者は必要なときは考えが浮かばず、事が終わった後に名案が思い浮かぶということ。 「下種の後知恵」ともいう。 また「下種」は「下衆」とも書く。
下種の一寸、のろまの三寸、馬鹿の開けっ放し(げすのいっすん、のろまのさんずん、ばかのあけっぱなし)
戸を閉める時に、下種は一寸閉め残し、のろまな者は三寸閉め残し、愚か者は開けっ放しにしてしまう。戸の閉め方で、その人の品性・性格がわかるということ。
下種の勘ぐり(げすのかんぐり)
品性の卑しい愚かな人間は、何かにつけて邪推するということ。
下種の口に戸は立てられぬ(げすのくちにとはたてられぬ)
品性の卑しい人間は、人の迷惑など考えず勝手なことをいいふらすが、防ぎようがないということ。
下種の逆恨み(げすのさかうらみ)
品性の卑しい人間は、人の親切な忠告も悪口と思い、逆に忠告してくれた人を恨むということ。
下種の謗り食い(げすのそしりぐい)
品性の卑しい人間は、まずいとけちをつけながらも、意地汚くたくさん食べるということ。「謗り食い」は文句を言いながら食べること。
卑下も自慢のうち(ひげもじまんのうち)
表面では謙遜しているふりをしながら、内心では人をうらやましがらせることを意図して話す様子。過度の謙遜は自慢の一種であるということ。