月下とは
月下
げっか
言葉 | 月下 |
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読み方 | げっか |
意味 | 月の明かりが差している場所。 |
使用漢字 | 月 / 下 |
月下を含む四字熟語
月下氷人(げっかひょうじん)
男女の間に入り、結婚の手助けをする人。仲人。 「月下」は「月下老人」を略したもので、縁結びの神のこと。 「氷人」は氷の上で氷の下にいる人と話しをする夢を見たため、その夢について占ってもらうと「結婚の手助けをする前触れだろう」と言われ、後にその通りになったという故事から仲人を意味する。
月下推敲(げっかすいこう)
詩文の字句や表現を深く考えて、何度も修正して仕上げること。 月の光に照らされた門を開ける動作を「推す」と表現するか、「敲く」と表現するか、考えをめぐらせるという意味から。 中国の唐の詩人の賈島が、科挙の試験を受けるために驢馬に乗って移動している時、詩の表現を「推す」と「敲く」のどちらにすべきか悩みながら進むと、政府の高官である韓愈の行列にぶつかってしまった。 賈島は韓愈に非礼をわびて事情を話すと、韓愈は「敲のほうがよい」と答えた。 それから二人は詩を論じ合ったという故事から。
月下老人(げっかろうじん)
縁結びの神のこと。 または、男女の間に入り、結婚の手助けをする仲人のこと。 中国の唐の韋固は、月明かりの下で読書をしている一人の老人と出会った。 韋固は老人のそばにあった袋の中身を問うと、老人は「将来結婚する相手同士の足首を結ぶ赤い縄が入っている」と答え、韋固の結婚相手を予言した。 その後、韋固は老人の予言通りの相手と結婚したという故事から。
「月」を含む言葉・熟語
- 悪月(あくげつ)
- 後月(あとげつ)
- 有り明けの月・有明けの月・有明の月(ありあけのつき)
- 一月(いちがつ)
- 卯月(うづき)
- 産み月(うみづき)
- 閏月(うるうづき)
- 朧月(おぼろづき)
- 朧月夜(おぼろづきよ)
- 客月(かくげつ)
- 隔月(かくげつ)
- 寒月(かんげつ)
- 観月(かんげつ)
- 閑日月(かんじつげつ)
- 神無月(かんなづき・かみなづき)
- 月日(がっぴ)
- 菊月(きくづき)
- 忌月(きげつ)
- 如月(きさらぎ)
- 去月(きょげつ)
- 九月(くがつ)
- 月間(げっかん)
- 月刊(げっかん)
- 月給(げっきゅう)
- 月桂(げっけい)
- 月経(げっけい)
- 月桂冠(げっけいかん)
- 月桂樹(げっけいじゅ)
- 月光(げっこう)
「下」を含む言葉・熟語
- 上がり下がり(あがりさがり)
- 上げ下ろし(あげおろし)
- 上げ下げ(あげさげ)
- 足元・足下・足許・脚下(あしもと)
- 東下り(あずまくだり)
- 吾妻下駄・東下駄(あずまげた)
- 天下り・天降り(あまくだり)
- 天が下(あめがした)
- 案下(あんか)
- 以下(いか)
- 胃下垂(いかすい)
- 上下(うえした)
- 雨下(うか)
- 会下(えげ)
- 嚥下(えんか・えんげ)
- 縁の下(えんのした)
- 押下(おうか)
- お下がり・御下がり(おさがり)
- お下げ・御下げ(おさげ)
- お下地・御下地(おしたじ)
- 白粉下(おしろいした)
- 御膝元・御膝下(おひざもと)
- 降り立つ・下り立つ(おりたつ)
- 下ろし金・卸し金(おろしがね)
- 下ろし立て・下ろしたて(おろしたて)
- 下(か)
- 下位(かい)
- 下意(かい)
- 階下(かいか)
- 下院(かいん)