漁夫・漁父とは
漁夫
/漁父
ぎょふ

言葉 | 漁夫・漁父 |
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読み方 | ぎょふ |
意味 | 漁業を生業とする人。漁師。 |
使用漢字 | 漁 / 夫 / 父 |
漁夫・漁父を含む四字熟語
漁夫之利(ぎょふのり)
二者が争っている間に、無関係な者が苦労することなく利益を得ること。 「漁夫」は漁師のこと。 古代中国の趙が燕を攻めようとしたときに、燕の遊説家の蘇代が趙の恵文王の元に出向いて「鷸(シギ)と蚌(ハマグリ)が争っている間にどちらも漁師に捕まえられてしまった」というたとえ話をした後に「趙と燕が争えば、弱ったところを秦に狙われて両国とも取られてしまうだろう」と言って恵文王を説得したという故事から。 「漁父之利」とも書く。
渭浜漁父(いひんのぎょほ)
古代中国で太公望と呼ばれ、活躍した呂尚のこと。 または、優れた能力をもつ人物のたとえ。 「渭浜」は中国の川、渭水のこと。 「漁父」は漁師のこと。 渭水で釣りをしていた呂尚は、周の文王に見出されて、後に大きな功績を残したという故事から。
漁夫之勇(ぎょふのゆう)
よい出来事も悪い出来事も全ては運命だと思い、どんな災難にあっても、いつかよい出来事があると信じて、勇気を持って取り組むこと。 「漁夫」は漁師。 漁師が水中で恐ろしいものに出会っても、仕事を辞めずに続ける勇気という意味から。 「漁父之勇」とも書く。
「漁」を含む言葉・熟語
- 漁る(あさる)
- 漁り火(いさりび)
- 買いあさる・買漁る(かいあさる)
- 川漁・川猟(かわりょう)
- 休漁(きゅうりょう)
- 漁火(ぎょか)
- 漁家(ぎょか)
- 漁獲(ぎょかく)
- 漁協(ぎょきょう)
- 漁況(ぎょきょう)
- 漁期(ぎょき・りょうき)
- 漁業(ぎょぎょう)
- 漁区(ぎょく)
- 漁具(ぎょぐ)
- 漁港(ぎょこう)
- 漁舟(ぎょしゅう)
- 漁礁・魚礁(ぎょしょう)
- 漁色(ぎょしょく)
- 漁場(ぎょじょう・ぎょば)
- 漁船(ぎょせん)
- 漁村(ぎょそん)
- 漁法(ぎょほう)
- 漁民(ぎょみん)
- 漁網・魚網(ぎょもう)
- 漁猟(ぎょりょう)
- 漁労・漁撈(ぎょろう)
- 出漁(しゅつりょう・しゅつぎょ)
- 盛漁期(せいぎょき)
- 大漁(たいりょう)
「夫」を含む言葉・熟語
- 偉丈夫(いじょうふ)
- 夫(おっと)
- 水夫・水手・舸子(かこ)
- 火夫(かふ)
- 寡夫(かふ)
- 姦夫(かんぷ)
- 樵・木樵・樵夫(きこり)
- 気丈夫(きじょうぶ)
- 怯夫(きょうふ)
- 義太夫(ぎだゆう)
- 義太夫節(ぎだゆうぶし)
- 工夫(こうふ)
- 坑夫(こうふ)
- 鉱夫(こうふ)
- 心丈夫(こころじょうぶ)
- 車夫(しゃふ)
- 情夫(じょうふ)
- 丈夫(じょうぶ)
- 女丈夫(じょじょうふ)
- 水夫(すいふ)
- 戚夫人(せきふじん)
- 先夫(せんぷ)
- 前夫(ぜんぷ)
- 想夫憐・想夫恋・想夫戀(そうふれん)
- 大夫(たいふ・だいぶ)
- 大丈夫(だいじょうふ)
- 大丈夫(だいじょうぶ)
- 懦夫(だふ)
- 竹夫人(ちくふじん)