「衣」を含む熟語・言葉 — 151 件
「衣」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
衣(ころも)
悪衣(あくい)
粗末な着物。汚れたりくたびれたりした、みすぼらしい衣服。
悪衣悪食(あくいあくしょく・あくいあくじき)四字熟語辞典
粗末な着物と食事のことから、質素で貧しい生活という意味。
天の羽衣(あまのはごろも)
天人が着るという、軽くて薄い羽の衣。
衣、新を経ずんば何に由りて故ならん(い、しんをへずんばなにによりてこならん)ことわざ辞典
どんな品にも、おろしたての時期は必ずある。 新しい衣に袖を通さずにいて、どうして古びた衣になろうか、の意。
衣冠(いかん)
衣服と冠。
衣冠禽獣(いかんきんじゅう)四字熟語辞典
下品で程度の低い人のたとえ。 礼服を着た鳥や獣ということから。 「衣冠」は官吏が朝廷に勤めに出る際に着る服。 「禽獣」は鳥と獣のことで、人格の低い人のたとえ。
衣冠盛事(いかんせいじ)四字熟語辞典
名門の家に生まれてさらに功績を上げた後に、家の名声を引き継ぐこと、またはその者のこと。 「衣冠」は衣服と冠のことで名門、立派な家柄という意味。 「盛事」は立派な事業や功績、盛大な事柄のこと。
衣冠束帯(いかんそくたい)四字熟語辞典
昔の貴族や官僚が公事で着用する礼装のこと。 「束帯」は貴族や官僚が公事で着用する礼装のこと。 「衣冠」は簡易化した礼装のこと。
衣錦還郷(いきんかんきょう)四字熟語辞典
「故郷に錦を飾る」の語源で、出世して故郷に帰ること。 「錦」は金や銀などの糸で織り込んだ美しい絹織物のこと。
衣錦尚絅(いきんしょうけい)四字熟語辞典
才能や徳を見せ付けないように隠すこと。 「錦」は金や銀などの糸で織り込んだ美しい絹織物、「尚」は上に重ねること、「絅」は薄いうちかけのこと。 錦を見せ付けないように上から重ね着するという意味で、才能や徳などを誇示することへの戒め。
衣錦の栄(いきんのえい)ことわざ辞典
成功して錦の衣服を着て故郷に帰る名誉のこと。
衣錦之栄(いきんのえい)四字熟語辞典
成功、出世した後に錦(にしき)の着物を着て故郷に帰ること。 「錦」は金や銀などの糸で織り込んだ美しい絹織物のこと。
衣桁(いこう)
着物を掛けておくための家具。鳥居のような形の木の枠で、着物や帯を掛ける。
衣香襟影(いこうきんえい)四字熟語辞典
いろんな人の姿、形のこと。 または、人々の様子。 衣服の香りと襟の形という意味から。
衣繍夜行(いしゅうやこう)四字熟語辞典
たとえ出世しても、故郷に帰らなければ誰もその栄誉に気が付くことはないということのたとえ。 「衣繍」は美しい刺繍の服のこと。 暗い夜道を美しい刺繍の服を着て歩いても、誰も気がつかないという意味から。 中国楚の項羽が「富貴になっても故郷に帰らないのは、美しい服を着て暗い夜道を歩くようなものだ」と言った故事から。
衣装・衣裳(いしょう)
身にまとうもの。着るもの。
衣食(いしょく)
生きるために必要な衣服と食料。
衣食住(いしょくじゅう)
衣食足りて栄辱を知る・衣食足りて礼節を知る・衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる・いしょくたりてれいせつをしる・いしょくたればすなわちえいじょくをしる)ことわざ辞典
人は生活にゆとりができて、初めて礼儀や節度をわきまえるようになるということ。 「衣食足りて栄辱を知る」「衣食足れば則ち栄辱を知る」ともいう。
衣食礼節(いしょくれいせつ)四字熟語辞典
人は生活が安定することで、初めて礼儀や節度をわきまえることができるようになるという意味。 「衣食」は衣服と食物のことから、生活に必要な品のこと。 「礼節」は礼儀と節度のこと。 「衣食足りて礼節を知る」という形で使われることが多い言葉。
衣帯(いたい)
衣帯中賛(いたいちゅうのさん)四字熟語辞典
中国南宋の文天祥という人物が、処刑されるときに帯の中に残した文章のこと。または、仁義や忠節を守り通すこと。 「衣帯中」は衣服の帯の中のこと。 「賛」は人や物事を褒め称える文体のこと。 南宋が滅ぼされていく中、南宋の文天祥は元(げん)に捕らえられ、元に仕えるように迫られたが、南宋への忠義を守り通して処刑された。 文天祥の帯の中には、死に臨む賛の文章が残されていたという故事から。
不解衣帯・衣帯不解(いたいふかい・ふかいいたい)四字熟語辞典
他のことを忘れるほど、あることに集中すること。 「衣帯」は着物と帯のこと。 衣服も着替えず、不眠不休で仕事に取り組むことから。 「衣帯(いたい)を解かず」とも読む。 「不解衣帯」ともいう。
衣帯を解かず(いたいをとかず)ことわざ辞典
帯を緩める間もなく、一つのことだけに向き合い続けること。 前漢の王莽が伯父の王鳳の病床に何か月も付き添い、身なりを直す間も惜しんだという。
一衣帯水(いちいたいすい)四字熟語辞典
海や川が間にあって遮られているが、非常に距離が近いこと。 または、互いの関係が非常に深いこと。 陳の君主の悪政によって庶民が飢えと寒さで窮地に陥ったときに、隣国の隋の文帝が「たった一本の帯のような川(揚子江)に隔てられているからといって、民を見捨てることができるか」といって、陳の国を討伐したという故事から。
一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)ことわざ辞典
女性を美しく見せるのは、第一は髪かたちの美しさ、二番目は化粧、三番目が衣装だということ。
衣鉢相伝(いはちそうでん・いはつそうでん・えはつそうでん)四字熟語辞典
弟子が師から奥義を受け継ぐこと。 または、先人から業績や事業を引き継ぐこと。 「衣鉢」は師から受け継いだ袈裟と、托鉢のときに施しを受ける鉢ということから、師からの教えという意味。 「相伝」は代々と受け継いで伝えていくこと。
衣鉢(いはつ・えはつ)
学問や芸術などでその道の師が弟子に伝える大切なこと。
衣鉢を継ぐ(いはつをつぐ・えはつをつぐ)ことわざ辞典
学問・芸術などで、弟子が師から奥義を受け継ぐこと。 「衣鉢」は仏教語で僧侶が身にまとう袈裟と鉢のこと。転じて、その道の奥義の意。
衣鉢を伝う・衣鉢を伝える(いはつをつたう・いはつをつたえる)ことわざ辞典
学問・芸術などで、師が弟子に奥義を教え伝えること。 「衣鉢」は仏教語で僧侶が身にまとう袈裟と鉢のこと。転じて、その道の奥義の意。
衣馬軽肥(いばけいひ)四字熟語辞典
身分が高く財産がある人の服装。 または、常にとても富貴な様子。 肥え太った立派な馬と、軽くて高級で丈夫な皮ごろもということから。
衣服(いふく)
上着から下着まで、体につけるものをひとまとめにしていう語。改まった場面や文章で使うことが多い。
衣不重帛(いふじゅうはく)四字熟語辞典
贅沢をせずに慎ましくすること。 絹の着物を重ね着しないということから。 「帛」は絹の布のことから、絹織物のこと。 「衣(い)は帛(はく)を重(かさ)ねず」とも読む。
衣弊履穿(いへいりせん)四字熟語辞典
貧しいことのたとえ。 「衣弊」は使い古して破れた衣服。 「履穿」は履物が破れ穴があくこと。 ぼろぼろになった衣服ということから、貧しい服装をいう言葉。 「衣(い)弊(やぶ)れ履(くつ)穿(うが)つ」とも読む。
衣履弊穿(いりへいせん)四字熟語辞典
ひどく粗末な服装のこと。 「衣履」は服と靴のこと。 「弊穿」は破れたり、穴があくこと。 破れた服と穴の空いた靴という意味から。
衣料(いりょう)
服や下着そのものと、それを仕立てる布や糸。両方をまとめて商品として扱うときにいう。
衣糧(いりょう)
衣服と食糧。着る物と食べる物。
衣類(いるい)
洗ったりしまったり売り買いしたりする品物として見たときの、身につけるもの全体。
浮世は衣装七分(うきよはいしょうしちぶ)ことわざ辞典
とかく世間では外見を重んじ、うわべで内容を判断しがちだということ。七分は十分の七のことで、衣装で七分がた評価が下される意から。
打衣(うちぎぬ)
平安時代の女性が正装の時に五衣(いつつぎぬ)の上に着用した衣服。表地を砧(きぬた)で打って光沢を出したことから。
産衣(うぶぎ)
生まれて間もない赤ん坊に着せる衣服。うぶぎぬ。
上衣(うわぎ)
重ねて着る衣服のうち、いちばん外側に着るもの。
胞衣(えな)
胎児を包んでいる膜や胎盤などの総称。後産。
衣文・衣紋(えもん)
衣服をしっかりと身に付けること。また、そのやり方。
衣文掛・衣文掛け・衣紋掛・衣紋掛け(えもんかけ)
着物を掛けておくための道具。竹や木の横木に、着物の両袖を通して掛ける。
衣文竹・衣紋竹(えもんだけ)
衣紋を繕う(えもんをつくろう)ことわざ辞典
襟元をかき合わせて衣服の着崩れを整えること。 また、衣服に乱れがないように気を配ること。
円頂黒衣(えんちょうこくい)四字熟語辞典
僧侶の姿のこと。 「円頂」は髪を剃って丸めた頭。 「黒衣」は墨で染めた僧侶の服、僧衣。
狼が衣を着たよう・狼に衣(おおかみがころもをきたよう・おおかみにころも)ことわざ辞典
まるで僧衣をまとった狼のように、慈悲深い善人のようにみせかけて内面は恐ろしいことのたとえ。 「狼が衣を着たよう」ともいう。
奥歯に衣着せる(おくばにきぬきせる)ことわざ辞典
思ったことをはっきりと口に出さず、曖昧な言い方をすること。
鬼に衣(おににころも)ことわざ辞典
不必要なこと。また、不釣り合いなことのたとえ。 鬼はもともと裸で衣服を必要としないことから。 また、慈悲深い善人のようにみせかけて内面は恐ろしいこと。「狼に衣」ともいう。
女は衣装髪かたち(おんなはいしょうかみかたち)ことわざ辞典
装いと髪の結い方ひとつで、女の見映えはいくらでも変わるということ。 それだけに、身なりを整えることをおろそかにしてはならないという言い方。
解衣推食(かいいすいしょく)四字熟語辞典
人に手厚く恩をかけること。また、人を心から思いやって親切にすること。 「解衣」は身につけている衣服をぬいで、人に着せること。 「推食」は自分の食事を人の前へ押しやって、食べさせること。 漢の韓信が、敵の項羽から寝返りを誘われたときに、「漢王の劉邦は自分の衣服をぬいで私に着せ、自分の食事を私に食べさせてくれた。その恩に背くことはできない」と言って断った故事から。 「衣(い)を解き、食(しょく)を推す」とも読む。
荷衣蕙帯(かいけいたい)四字熟語辞典
仙人や隠者などの世俗を超越した人が着る衣服のこと。 「荷衣」は蓮の葉を編んで作った衣。 「蕙」は香草の名前で、「蕙帯」はその香草で作った帯のこと。 どちらも仙人や隠者などが着るとされるもの。
貸し衣装・貸衣装(かしいしょう)
被衣(かずき)
肩衣(かたぎぬ)
小袖の上に着る礼服。肩から背中を覆うもので、袖がない。継上下。
紙衣(かみこ)
紙製の衣類。厚めの和紙を張り合わせて柿渋を塗り、乾燥後に揉んでやわらかくし、夜露にさらして匂いを消したもの。防寒性が高い。
唐衣(からぎぬ)
平安時代以降の女性の正装に使う衣類。十二単の最も上に着るもので、丈が短い。
狩衣(かりぎぬ)
皮衣(かわごろも)
宵衣旰食・旰食宵衣(かんしょくしょうい・しょういかんしょく)四字熟語辞典
夜が明ける前から衣服を身に着けて夜遅くに夕食を取ることから、為政者が早朝から夜遅くまで懸命に政治に取り組むこと。 「宵」は夜が明ける前。 「旰」は日が暮れる頃。または、深夜。 「旰食宵衣」ともいう。
衣被(きぬかずき)
衣被(きぬかつぎ)
里芋の子芋の皮をむかずに茹でたもの。食べる時に皮をむく。
衣笠(きぬがさ)
絹を張った、柄の長いかさ。むかし、身分の高い人が出歩くとき、後ろからさしかけた。
衣衣(きぬぎぬ)
男女が同じ布団で寝た朝に別れること。また、その時間。男女が脱いだ衣服を重ねて一緒に寝て起きると互いの服を着て別れたということから。
衣摺れ・衣擦れ(きぬずれ)
着ている衣服が動く時にこすれること。また、その時に発する音。
錦衣玉食(きんいぎょくしょく)四字熟語辞典
贅沢な生活のたとえ。 または、高い身分のたとえ。 美しく高級な着物と宝石のように上等な食事ということから。
故郷へ錦を衣て帰る・錦を衣て故郷に帰る・錦を衣て郷に還る・錦衣を着て故郷に帰る(きんいをきてこきょうにかえる・こきょうへにしきをきてかえる・にしきをきてきょうにかえる・にしきをきてこきょうにかえる)ことわざ辞典
若い日に出ていった土地へ、身を立ててから戻ってくること。 出たときと戻ったときの姿の隔たりが、そのまま値打ちになる。 単に「錦を飾る」、また「錦(錦衣)を衣(着)て郷(故郷)に還(帰)る」ともいう。
御衣(ぎょい)
狗吠緇衣(くはいしい)四字熟語辞典
いつもと違う服を着ていれば、怪しまれることは当たり前のことだということ。 「狗吠」は犬が吠えることやその鳴き声。 「緇衣」は黒い色の服のこと。 楊布が白い服で出かけたが雨に降られたので、黒い服に着替えて帰ると、飼っている犬に吠えられたという故事から。
黒衣(くろこ・くろご)
歌舞伎の役者の後見役や、文楽の人形遣いのこと。または、その役の人が着る黒い衣装。
牽衣頓足(けんいとんそく)四字熟語辞典
つらい別れを惜しむことを言い表す言葉。 「牽衣」はしがみついて服を引っ張ること。 「頓足」は足踏みをすること。 戦地に行くことになった兵士の家族が衣服にしがみつき、足をばたばたさせて悲しむ様子を言い表した言葉。 「衣(い)を牽(ひ)き足(あし)を頓(とん)す」とも読む。
霓裳羽衣(げいしょううい)四字熟語辞典
薄い絹などで作った軽やかで美しい女性の衣装のこと。または、楊貴妃が得意とした舞曲の名前。 「霓裳」は虹のように美しいもすそ、「羽衣」は鳥の羽で作った薄くて軽い衣のことで、天人が着て空を飛ぶとされるもの。
玄裳縞衣(げんしょうこうい)四字熟語辞典
鶴の別称。 「玄」は黒い色、「縞」は白い色。 「玄裳」は黒い着物のすそ。 「縞衣」は白い上着。 鳥の鶴の姿を黒い着物と白い上着を着ている姿にたとえた言葉。
更衣(こうい)
着ている衣服を脱いで別の衣服を着ること。
縞衣綦巾(こういききん)四字熟語辞典
身分の低い女性が身に着ける粗末な衣服のこと。または、自分の妻のことをへりくだっていう言葉。 「縞衣」は染色をしていない薄絹の衣服。 「綦巾」は女性が身に着ける薄い緑色の布。頭を覆ったり、手を拭ったりするためのもの。 様々な説があり、「縞衣」は男性の衣服、「綦巾」は女性の衣服をいうこともある。 「縞衣綦巾」は未婚の女性の粗末な衣服をいうこともある。
黄衣廩食(こういりんしょく)四字熟語辞典
宮中に仕える役人の宦官のこと。 「黄衣」は宦官が着るための服。 「廩食」は官から支給される俸禄のこと。
黒衣(こくい・こくえ)
黒い色の衣服。特に僧侶の衣服。
