「筆」を含む熟語・言葉 — 182 件
「筆」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
筆(ふで)
穂先の毛に墨や絵の具を含ませ、字や絵をかく道具。細い柄の先に、やわらかい毛を束ねてある。広く筆記具全体をさすこともある。
悪筆(あくひつ)
文字を書くことが下手なこと。または、そのような字、そのもの。
意到りて筆随う(いいたりてふでしたがう)ことわざ辞典
思いのままに筆が動いて文章が書けること。 自分が書く気になれば、筆がひとりでに進むとの意から。
一筆(いっぴつ)
紙から筆を離さずに一気に書き上げること。
一筆入れる(いっぴついれる)ことわざ辞典
後の証拠となるように、文書を作成する。
一筆啓上(いっぴつけいじょう)四字熟語辞典
筆をとって文章で申し上げるということ。 男子が手紙の書き出しに使う言葉。 「一筆」は一通の手紙。 「啓上」は申し上げるという意味。 安土桃山時代の本多作左衛門重次が、妻に書いた手紙の書き出しとして有名。
一筆勾消・一筆勾銷(いっぴつこうしょう)四字熟語辞典
今までのものを全て取り消すこと。 「勾消」は線を引いて消すこと。 帳簿などの今までの記録の上から線を引いて消すという意味から。 中国の北宋の時代に范仲淹は、才能のない駄目な役人を名簿から消していったという故事から。 「一筆勾銷」とも書く。
一筆三礼(いっぴつさんらい)四字熟語辞典
慎みを持って、深く敬いながら仕事をすること。 写経するときは、一文字ごとに三回礼拝するという意味から。
一筆抹殺(いっぴつまっさつ)四字熟語辞典
あまり考えずに、全てのものを消し去ること。 または、過去に積み重ねた功績を考慮せずに、全てを否定すること。 一筆で記録を全て消し去るという意味から。
意到筆随(いとうひつずい)四字熟語辞典
文章を作るときに、思ったままに筆が進むこと。 文章を書きたいと思う気持ちのままに筆が進むという意味から。 「意(い)至りて筆(ふで)随(したが)う」とも読む。
遺筆(いひつ)
その人が死ぬ前に書き残した書画や文章。特に発表されていないものをいう。
色鉛筆(いろえんぴつ)
芯に顔料を混ぜて着色したえんぴつ。
運筆(うんぴつ)
筆で文字や絵を書く時の筆の動かし方。筆づかい。用筆。
絵筆(えふで)
絵を描く際に使う筆。画筆。
燕頷投筆(えんがんとうひつ)四字熟語辞典
思い切った決意をして志を立てること。 または、文章を書く仕事をやめて、武の道に進むこと。 「燕頷」は燕のような顎という意味で、強く勇ましい人の人相。 「投筆」は筆を捨てること。 中国の後漢の班超は、筆書の仕事をしていたが、武功を上げたいと思い、筆書の仕事を止めて武将になったという故事から。 「燕頷(えんがん)筆を投ず」とも読む。
鉛筆(えんぴつ)
字や絵をかく道具。黒鉛と粘土を混ぜて焼き固めた芯を、細い木の軸に入れたもの。
お筆先・御筆先(おふでさき)
天理教などで神の言葉を聞いた教祖がそれを書き記したものをいう敬称。
擱筆(かくひつ)
文章を書くことをやめる。書き終える。筆を置く。
角筆(かくひつ)
加筆(かひつ)
文章や絵画などを修正したり、追加したりすること。
下筆成章(かひつせいしょう)四字熟語辞典
文章を作る速度が速い様子。 筆を持てば文章が出来上がるという意味から。 中国の三国時代の魏の文帝である曹丕を称した言葉。 「筆を下せば章を成す」とも読む。
合筆(がっぴつ・ごうひつ)
画筆(がひつ)
絵を描くために使う筆。絵筆。
起筆(きひつ)
文章を書き始めること。筆を起こすこと。
休筆(きゅうひつ)
曲筆(きょくひつ)
真実や事実を歪めた文章で書き表すこと。また、その文章。
曲筆舞文・舞文曲筆(きょくひつぶぶん・ぶぶんきょくひつ)四字熟語辞典
言葉を飾りつけるために、事実を曲げて文章を書くこと。 「舞文」は文章を飾るために、好き勝手に文章をいじること。 「曲筆」は事実を捻じ曲げて文章を書くこと。 「文を舞(ま)わしめ筆(ふで)を曲(ま)ぐ」とも読む。 「曲筆舞文」ともいう。
偽筆(ぎひつ)
他人が書いた文字の真似をして書いたもの。
乩筆(けいひつ)
うらないに用いる木製の筆記具。また、それで書いた字。
健筆(けんぴつ)
文字を巧みに書くことができること。達筆。
懸腕直筆(けんわんちょくひつ)四字熟語辞典
書道の基本的な筆の使い方のこと。 姿勢を整えて、肘を脇から離して腕を水平に上げ、筆を垂直に持つ書き方をいう。 「懸腕」は腕をつけずに浮かせること。 「直筆」は垂直に筆を持つこと。
口誅筆伐(こうちゅうひつばつ)四字熟語辞典
言葉や文章を使って、相手を非難して攻撃すること。 「誅」と「伐」はどちらも罪人を責めて攻撃すること。
硬筆(こうひつ)
先の硬い筆記用具。筆に対して鉛筆やペンなどをいう。
弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)ことわざ辞典
いかにすぐれた人物でも、時には失敗することがあるというたとえ。弘法大師のような書の名人でも、時には書き損じることもあるということから。
名筆は筆を択ばず・名筆は筆を選ばず・弘法は筆を選ばず・弘法筆を択ばず(こうぼうはふでをえらばず・こうぼうふでをえらばず・めいひつはふでをえらばず)ことわざ辞典
名人・達人と呼ばれる人は、どんな道具を使っても良い成果をあげるというたとえ。書の名人の弘法大師は、筆のよしあしを選ばず常にりっぱな字を書いたことから。
甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀(こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと)ことわざ辞典
数を書く場では、一画の違いがそのまま損得を動かす。字画を軽く扱うなという教え。 甲・由・田・申は形が紛らわしく、取り違えても書き手の不注意で片づく。しかし「十」に一画を足して「千」に変えれば金高も約束も大きく狂うので、継子を害そうとする企てになぞらえられる。
古筆(こひつ)
昔の人の筆跡。特に平安時代から鎌倉時代の間にすぐれた技術を持つ人の筆跡をいう。
才筆(さいひつ)
すぐれた技術で書かれた文章。また、その技術。
細筆(さいひつ)
穂先が細く、繊細な線を引くのに適した筆。
三筆(さんぴつ)
雑筆(ざっぴつ)
色々なことを統一のない形で書き記したもの。雑多な記録。
執筆(しっぴつ)
文章を書くこと。筆をとること。
芝居は無筆の早学問(しばいはむひつのはやがくもん)ことわざ辞典
書物に向かえない者でも、舞台を見ているあいだに世の移り変わりや人の道筋が呑み込めてくる。 芝居小屋が、そのまま教場の役をしていた。 「芝居は一日の早学問」ともいう。
史筆(しひつ)
歴史書を書くのに用いる筆。
始筆・試筆(しひつ)
一年の初めに毛筆を使って文字を書くこと。かきぞめ。
紙筆(しひつ)
主筆(しゅひつ)
新聞社や雑誌社などで記者の首席として主要な記事を書く人。
手筆(しゅひつ)
本人が書いた文字。自身の筆跡。
朱筆(しゅひつ)
朱色の墨を含ませた筆。
朱筆を入れる(しゅひつをいれる)ことわざ辞典
文章を書き加えたり訂正したりすること。添削すること。 「朱」は赤い色の墨のこと。 「朱筆を入れる」ともいう。
春秋の筆法(しゅんじゅうのひっぽう)ことわざ辞典
善悪の判断を厳しく下す書きぶり。また、遠い原因をあたかもじかの原因であるかのように結びつけて述べる言い方。 「春秋」は孔子が手を入れたと伝える魯の年代記で、一字の選び方に褒貶を込める書き方をしたところからいう。
春秋筆法(しゅんじゅうのひっぽう)四字熟語辞典
簡潔な言葉や、文字の中に批評などの深い意味を隠す表現方法のこと。 または、平等で厳しい批評の態度のこと。 間接的な表現を使って真意を説くことをいう。 「春秋」は書物の名前で、中国の魯の国の歴史書を孔子が編集したとされる。 『春秋』の中には、簡潔な文章の中に、孔子の歴史批判が込められているということから。
省筆(しょうひつ)
文中の文字や言葉を省略すること。
心織筆耕(しんしょくひっこう)四字熟語辞典
文章を書くことで生計を立てること。 心で機を織って、筆で田畑を耕して暮らすという意味から。 中国の唐の詩人の王勃が人に頼まれて文章を作ると、お礼として車一杯に黄金をもらったということを、人々がからかったという故事から。
心正筆正(しんせいひつせい)四字熟語辞典
心が正しければ、その人の筆跡も整うということ。 中国の唐時代の書家、柳公権が穆宗皇帝に筆法を尋ねられたときに言ったとされる言葉。 「心(こころ)正(ただ)しければ筆(ふで)正(ただ)し」とも読む。
宸筆(しんぴつ)
天皇が書いた文字。天皇の筆跡。
真筆(しんぴつ)
その人が実際に書いた文字。その人の筆跡。
親筆(しんぴつ)
身分の高い人本人が書いた文字。
直筆(じきひつ)
本人が直接文書を書くこと。また、そうして書かれたもの。
自筆(じひつ)
自分で書くこと。また、そのもの。
潤筆(じゅんぴつ)
潤筆料(じゅんぴつりょう)
墨は餓鬼に磨らせ筆は鬼にとらせよ(すみはがきにすらせふではおににとらせよ)ことわざ辞典
墨を磨るときは飢えて力のない餓鬼のように力を入れず、筆を使って書くときには鬼のように力を込めるのがよいということ。
随感随筆(ずいかんずいひつ)四字熟語辞典
折にふれて心に浮かんだことや感じたことを、筆の進むままに気楽に書きつづること。また、そうして書かれた文章。 「随感」は、物事に触れて心に浮かんだそのままの感想。 「随筆」は、思いついたことや見聞きしたことを、形にこだわらず筆の向くままに書いた文章。
随筆(ずいひつ)
見たり聞いたりしたことや、思いついたことなどを好きなように書いた文章。また、その形式の作品。
石筆(せきひつ)
拙筆(せっぴつ)
筆づかいがぎこちなく、見苦しい文字。
染筆(せんぴつ)
筆で文字や絵を描くこと。
絶筆(ぜっぴつ)
故人が人生の最後に書いた文字や絵など。
善書は紙筆を択ばず・善書は紙筆を選ばず(ぜんしょはしひつをえらばず)ことわざ辞典
筆跡の確かな人は、道具の出来を言い立てない。 手さえ定まっていれば、紙や筆が何であろうと字は整うということ。 善書は、字を書くことに長けた人。
速筆(そくひつ)
粗筆(そひつ)
達筆(たっぴつ)
代筆(だいひつ)
ある人に代わり、文書や書類を書くこと。また、その書かれたもの。
遅筆(ちひつ)
文章などをかくのが遅いこと。また、その人。
着筆(ちゃくひつ)
紙などに筆をつけること。文字や文章を書き始めること。
勅筆(ちょくひつ)
直筆(ちょくひつ)
土筆(つくし)
春さき、杉菜の地下の茎から地上へ立つ茎。葉緑素を持たないので淡い褐色をしており、節ごとに袴(はかま)と呼ぶ鞘状の葉がつく。穂が胞子を放ったあとは枯れ、入れ替わりに緑の杉菜が伸びてくる。袴を取り、ゆでてあくを抜いてから食べる。
鉄筆(てっぴつ)
