「懸」を含む言葉(熟語) 2ページ目
懸を含む言葉の一覧です。
五十音順に表示しています。
懸念(けねん)
心に引っかかって不安に思うこと。
懸案(けんあん)
以前から問題になっているが、解決していない事柄。
懸解(けんかい)
逆さまに吊り下げられているものが解かれること。
懸隔(けんかく)
大きな開きがあること。
懸河(けんが)
傾斜が激しく、流れの速い川。
懸崖(けんがい)
垂直に近い、険しい崖。
懸旗(けんき)
旗を高い所へあげること。または、そのようにされた旗。
懸橋(けんきょう)
吊り橋の別称。
懸魚(けんぎょ)
棟木の端に付ける魚の尾の形の飾り。
懸空(けんくう)
月や虹などが空にかかること。
懸軍(けんぐん)
拠点や本隊から離れ、敵軍に深く入り込んだ軍隊。
懸磬(けんけい)
貧しくて家の中に何もないこと。一説に、家の中に梁しかない状態が懸石という楽器をかけているように見えるとの意から。
懸罄(けんけい)
貧しくて家の中に何もないこと。一説に、家の中に梁しかない状態が懸石という楽器をかけているように見えるとの意から。
懸懸(けんけん)
心が揺れ動く様子。
懸弧(けんこ)
男の子が生まれること。桑の弓を門にかけて祝っていたことから。または、桑の弓で蓬の矢を四方に射て祝ったことから。
懸瓠(けんこ)
吊り下げているひさご。
懸鉤(けんこう)
鉤(かぎ)をかけること。鉤につり下げること。
懸衡(けんこう)
法令を世間に示すこと。法を掲げること。
懸購(けんこう)
探しものに賞金をかけて求めること。
懸車(けんしゃ)
年老いて官職から退くこと。中国の前漢の広徳が年老いて官職から退く時に、天子から賜った老人用の車を吊るして記念にしたという故事から。
懸殊(けんしゅ)
大きな差があること。
懸珠(けんしゅ)
玉を懸けたような形の目。目が美しいことのたとえ。
懸首(けんしゅ)
斬首し、見せしめとして首を高い所に吊るすこと。
懸象(けんしょう)
天にかかっている現象。特に太陽と月をいう。天文。天象。
懸賞(けんしょう)
問題に正解したり、探し物を見つけるなどの一定の条件を満たした人に金品を与えるとすること。また、その金品。
懸心(けんしん)
気を配ること。心にかけること。注意すること。
懸針(けんしん)
筆法の一つ。縦の画の下の端の部分を払って針の先のようにするもの。
懸進(けんしん)
敵陣の深い所へと進んで行くこと。
懸鶉(けんじゅん)
破れている衣のたとえ。吊るしたうずらの尾がそのように見えることから。
懸水(けんすい)
滝の別称。瀑布。
懸垂(けんすい)
垂れ下がること。
懸旌(けんせい)
垂れ下がって風に揺れる旗。心が揺れ動くことのたとえ。
懸泉(けんせん)
「滝」の別称。
懸絶(けんぜつ)
非常に大きな差があること。
懸淙(けんそう)
「滝」の別称。
懸想(けんそう)
遠くのものに思いを巡らせること。
懸胆(けんたん)
自らを苦しめて励むことのたとえ。肝を懸けること。
懸膽(けんたん)
自らを苦しめて励むことのたとえ。肝を懸けること。
懸湍(けんたん)
「滝」の別称。
懸注(けんちゅう)
高い所から下へと水が流れ落ちること。
懸冑(けんちゅう)
敵に恥辱を与えること。敵の兜(かぶと)を門に掲げたという故事から。
懸梯(けんてい)
「梯子」の別称。
懸榻(けんとう)
客を特別に手厚くもてなすこと。転じて、珍客のこと。中国の後漢の陳蕃(ちんばん)は徐穉(じょち)が来た時にだけ腰掛けを使い、帰った後は壁に掛けて使わなかったという故事から。
懸藤(けんとう)
棚などに掛かっていて垂れ下がっている藤。
懸念(けんねん)
懸瀑(けんばく)
「滝」の別称。
懸邈(けんばく)
遠く隔たっていること。
懸旆(けんぱい)
垂れ下がって風に揺れる旗。心が揺れ動くことのたとえ。
懸法(けんぽう)
法令を人々に広く知らせること。
懸命(けんめい)