「懐」を含む言葉(熟語)
懐を含む言葉の一覧です。
五十音順に表示しています。
慰懐(いかい)
気持ちを慰めること。
内懐(うちぶところ)
和服で襟を合わせて着た時に肌に近い内側の懐。
懌懐(えきかい)
心を喜ばせ、楽しむこと。
恩懐(おんかい)
深い思いやりのある心。情け深い心。
懐安(かいあん)
苦痛のない生活を願うこと。
懐遠(かいえん)
遠い地の人々の警戒心を無くし、従わせること。
懐化(かいか)
徳に感化されて、善となること。
懐危(かいき)
悪い状況になるのではないかという不安な気持ちになること。
懐帰(かいき)
生まれ育った地に帰りたいと思うこと。
懐歸(かいき)
生まれ育った地に帰りたいと思うこと。
懐給(かいきゅう)
よこしまな心で言葉巧みに取り入ること。
懐旧(かいきゅう)
昔のことを思い出し懐かしむこと。
懐旧談(かいきゅうだん)
昔の思い出の話。
懐舊談(かいきゅうだん)
昔の思い出の話。
懐郷(かいきょう)
生まれ育った土地のことを懐かしく思うこと。望郷。
懐瑾(かいきん)
すぐれた才能を備えていること。
懐襟(かいきん)
懐。胸。または、胸の内の思い。心情。
懐疑(かいぎ)
疑いを抱くこと。変だと思うこと。
懐玉(かいぎょく)
すぐれた才能を持っていること。玉をいだくこと。
懐疑論(かいぎろん)
人間の認識は主観的であり、相対的であるもので、人間にとっての普遍的真理の認識を疑い、断定的判断を控えること。
懐刑(かいけい)
常に刑罰のことを考えて恐れること。
懐恵(かいけい)
利益を望むこと。
懐惠(かいけい)
利益を望むこと。
懐剣(かいけん)
懐に入れて持ち歩く護身用の短刀。婚礼儀式の際に女性が持つもので、現在は扇で代用している。
懐古(かいこ)
昔の出来事を思い出して懐かしく思うこと。
懐顧(かいこ)
過去を思い起こすこと。
懐荒(かいこう)
遠く離れた地の異民族を手懐けること。
懐紙(かいし)
畳んで懐に入れておく白い和紙。お茶の席で菓子を取り分けたり、杯を拭いたりするために使う。
懐思(かいし)
懐かしいと思うこと。
懐袖(かいしゅう)
懐と袂(たもと)。
懐羞(かいしゅう)
恥ずかしいと思う気持ちを持つこと。
懐集(かいしゅう)
慣れ親しませて集めること。または、慣れ親しませて安心させること。
懐輯(かいしゅう)
慣れ親しませて集めること。または、慣れ親しませて安心させること。
懐春(かいしゅん)
若い男女が互いに結婚したいと思うこと。特に女性がそのように思うことをいう。
懐弐(かいじ)
裏切ろうとする気持ちを持つこと。二心を抱くこと。
懐貳(かいじ)
裏切ろうとする気持ちを持つこと。二心を抱くこと。
懐邪(かいじゃ)
悪いことをしようとする気持ちを持つこと。邪心を抱くこと。
懐柔(かいじゅう)
上手く話をして味方に引きいれて従わせること。
懐仁(かいじん)
常に思いやりの心を持つこと。
懐衽(かいじん)
ふところ。胸。
懐袵(かいじん)
ふところ。胸。
懐石(かいせき)
茶の湯の席で茶の前に出す軽い料理。茶懐石。
懐石料理(かいせきりょうり)
会食の席で出す立派な日本料理。献立に従って決まった順番に一品ずつ料理を出すもの。
懐想(かいそう)
思いを持つこと。または、思い慕うこと。
懐蔵(かいぞう)
思いを胸に秘めて外に漏らさないこと。
懐藏(かいぞう)
思いを胸に秘めて外に漏らさないこと。
懐胎(かいたい)
女性が妊娠すること。懐妊。
懐中(かいちゅう)
懐(ふところ)やポケットの中のこと。またはそれに物を入れて持っていること。
懐刀(かいとう)
小刀を懐に隠し持つこと。
懐徳(かいとく)
徳を慕うこと。