葉とは
葉
は
言葉 | 葉 |
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読み方 | は |
意味 | 高等植物の主要な器官の一つ。普通は茎や枝に付いて、光合成・呼吸・蒸散などの作用を行う。 |
使用漢字 | 葉 |
葉を含む故事・ことわざ・慣用句
青葉は目の薬(あおばはめのくすり)
青葉のみずみずしい緑色を見ると目の疲れが癒されるということ。
目には青葉、山時鳥、初鰹(めにはあおば、やまほととぎす、はつがつお)
初夏のさわやかな風物を並べたことば。江戸時代の俳人山口素堂の句。
笹の葉に鈴(ささのはにすず)
よくおしゃべりする人のこと。笹の葉に鈴をつけると、風に吹かれて鈴が鳴り続けることから。
石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
物事の道理が逆であることのたとえ。
根掘り葉掘り(ねほりはほり)
細かいことまで残らず徹底的に。「葉掘り」は「根掘り」に語呂を合わせたもの。
根も葉もない(ねもはもない)
何の根拠もないことのたとえ。
志は木の葉に包む(こころざしはこのはにつつむ)
たとえ木の葉に包むほどのささやかな物でも、真心がこもっていれば立派な贈り物だということ。
桐一葉(きりひとは)
桐の葉が一枚落ちるのを見て、秋の訪れを知ること。転じて、小さなできごとから衰亡の兆しを感じ取ることのたとえ。
根を断ちて葉を枯らす(ねをたちてはをからす)
災いのもとをすべて取り除くことのたとえ。根を断ってしまえば自然と葉も枯れてしまうことから。
葉を欠いて根を断つ(はをかいてねをたつ)
小さな欠点を直そうして、根本をだめにしてしまうことのたとえ。余分な枝葉を刈り取ろうとして、大事な根を傷つけてしまうということから。
根葉に持つ(ねはにもつ)
人から受けた仕打ちをいつまでも忘れず、いまだにそのことを恨んでいる様子。
「葉」を含む言葉・熟語
- 合い言葉・合言葉(あいことば)
- 青葉(あおば)
- 遊ばせ言葉(あそばせことば)
- 厚様・厚葉(あつよう)
- 一葉(いちよう)
- 薄様・薄葉(うすよう)
- 末葉(うらば)
- 売り言葉・売言葉(うりことば)
- 枝葉(えだは)
- 絵葉書(えはがき)
- 大葉(おおば)
- 大葉子・車前草(おおばこ)
- 押し葉(おしば)
- 落ち葉(おちば)
- 買い言葉(かいことば)
- 飼葉・飼い葉(かいば)
- 飼葉桶(かいばおけ)
- 書き言葉(かきことば)
- 闊葉樹(かつようじゅ)
- 唐松・落葉松(からまつ)
- 枯れ葉(かれは)
- 玉葉(ぎょくよう)
- 草葉(くさば)
- 口言葉(くちことば)
- 朽ち葉・朽葉(くちば)
- 国言葉(くにことば)
- 後葉(こうよう)
- 紅葉(こうよう)
- 黄葉(こうよう)
- 広葉樹(こうようじゅ)