「流れ」の意味・数え方

「流れ」(ながれ)の意味・読み方を解説します。数え方もあわせて確認できます。
流れ
ながれ
| 言葉 | 流れ |
|---|---|
| 読み方 | ながれ |
| 意味・例文 |
|
「流れ」の数え方
| 数え方 |
本(ほん)一本(いっぽん) 筋(すじ)一筋(ひとすじ) |
|---|---|
| 説明 | 水の流れは「本(ほん)」、煙や湯気などの流れは「筋(すじ)」と数えます。 |
「流れ」で使われている漢字
「流れ」を含む故事・ことわざ・慣用句
深い川は静かに流れる(ふかいかわはしずかにながれる)
思慮深い人は決して騒ぎ立てず、冷静に行動するというたとえ。
流れに耳を洗う(ながれにみみをあらう)
出世の誘いを、聞いたことすら汚れと受け取って退ける。 世の高みに背を向け、身ひとつを濁さずにおく構え。 堯から天子の座を継げと言われた許由が、その話が耳に入ったことを嫌い、潁水で耳をすすいだという故事から。 「流れに耳を洗う」「潁水に耳を洗う」「耳を滌ぐ」ともいう。
源清ければ流れ清し(みなもときよければながれきよし)
清らかな水源を持った川は、下流も自然に清らかになるように、上に立つ者の行いが正しければ、下の者の行いも正しくなるということ。
石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
物事の道理が逆であることのたとえ。
石に漱ぎ、流れに枕す(いしにくちすすぎ、ながれにまくらす)
負け惜しみが強いことのたとえ。また、屁理屈をつけて自説を正当化することのたとえ。晋の孫楚が「石に枕し、流れに漱ぐ」というべきところを「石に漱ぎ、流れに枕す」といい誤ったとき、「石に漱ぐとは歯を磨くこと、流れに枕すとは耳を洗うことだ」とこじつけた故事から。夏目漱石の号もこの故事から。 「流れに枕し石に漱ぐ」ともいう。
一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
この世で起こるすべての出来事は、すべて前世からの因縁によるものなので大切にしなければならないということ。 同じ木の陰で雨宿りをしたり、同じ流れの水を飲んだりするといった、偶然のちょっとした出来事も、すべて前世からの縁によるものであるとの意から。 「一河の流れを汲むも他生の縁」ともいう。
河童の川流れ(かっぱのかわながれ)
どんな達人でも、たまには失敗することがあるということ。 泳ぎが得意なはずの河童でも、時には水に押し流されることがあるとの意から。
金槌の川流れ(かなづちのかわながれ)
人に頭が上がらないことのたとえ。また、出世する見込みがないことのたとえ。水に入れた金槌は、柄は浮くが頭の部分は沈むことから。
流れに棹さす(ながれにさおさす)
時流に乗って、物事が順調に進むことのたとえ。 棹を水底にさすことで、うまく水の流れに乗って舟を進めるとの意から。 「時流に逆らう」との意で用いることは本来誤用。
流れを汲みて源を知る(ながれをくみてみなもとをしる)
末を見て、その本(もと)を推し量ること。 また、言動を見れば、その人の人柄や気持ちが自然にわかるというたとえ。 流れている水を汲み取り、水源の様子を察知するとの意から。
瓢箪の川流れ(ひょうたんのかわながれ)
流れに乗ったまま、どこへ着くともなく揺られている。 心がそぞろで身の置き所が定まらないさまや、勢い任せの振る舞いに言う。
石に枕し流れに漱ぐ(いしにまくらしながれにくちすすぐ)
俗世間から離れ、自然の中で自由な生活をすること。 石を枕にして眠り、起きれば川の水で口を洗うということから。
流れを汲む(ながれをくむ)
家系・流儀・流派などを受けつぐこと。
流れ川に大魚なし(ながれがわにたいぎょなし)
大人物や才能ある者がその力を発揮するには、適した環境が必要であるということ。 大きな魚は深い淵(ふち)に棲むもので、流れの速い浅い川にはいないことから。
流れ川を棒で打つ(ながれがわをぼうでうつ)
無駄骨を折ることや、やりがいのない行為のたとえ。 流れゆく川の水面を棒で叩いても、水の流れには何の影響も与えられないことから。
足を万里の流れに濯う(あしをばんりのながれにあらう)
世間のしがらみから遠く離れ、大らかな心持ちで生きること。 はるかな大河に足を浸して、身に付いた濁りを流し去る意から。
