取りとは
取り
とり
言葉 | 取り |
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読み方 | とり |
意味 | 手に取ること。また、その人。 寄席で最後に出演すること、また、その人。真打ち。 動詞について、意味や語勢を強める言葉。 |
使用漢字 | 取 |
取りを含む故事・ことわざ・慣用句
ミイラ取りがミイラになる(みいらとりがみいらになる)
人を連れ戻しに出かけた者が帰って来ないことのたとえ。また、説得しようとした者が、逆に相手に同調してしまうというたとえ。
一升の餅に五升の取り粉(いっしょうのもちにごしょうのとりこ)
主となるものより、それに付随するもののほうが多く必要であることのたとえ。 「取り粉」は、つきたての餅がねばりつかないようにつける粉。 一升の餅をつくためには五升の取り粉が必要になることから。
仲を取り持つ(なかをとりもつ)
双方の仲立ちをすること。
舵取りをする(かじとりをする)
物事がうまく進むように全体をまとめて導くこと。 船が正しい方向に進むように、舵を操るということから。
取り付く島もない(とりつくしまもない)
相手の態度が冷たく、相談や頼み事などをするためのきっかけがつかめないこと。 または、頼りとする所が一つもないこと。
気を取り直す(きをとりなおす)
失望したり不快な気持ちを切り替えて、もう一度元気を出すこと。
座を取り持つ(ざをとりもつ)
同席している人たちが白けないように応対すること。