すべて・全て・凡て・総てとは
すべて
/全て
/凡て
/総て
すべて
言葉 | すべて・全て・凡て・総て |
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読み方 | すべて |
意味 | 特定の範囲のものを余すことなく指す言葉。ことごとく。一つ残らず。 |
使用漢字 | 全 / 凡 / 総 |
すべてを含む故事・ことわざ・慣用句
往時渺茫としてすべて夢に似たり(おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり)
過ぎ去った昔の事はもうはるかかなたの事で、とりとめがなく、まるで夢のように思えるということ。「往時」は過ぎ去った昔のこと。「渺茫」は遠くはるかで果てしないさま。
終わりよければすべてよし(おわりよければすべてよし)
物事は結果さえよければ、動機や途中経過など問題にならないということ。
すべての道はローマに通ず(すべてのみちはろーまにつうず)
どんな方法をとっても同じ目的に達するというたとえ。また、すべてのことは一つの真理から発しているというたとえ。 ローマ帝国の全盛時代、世界各地からの道がローマに通じていたことから。 17世紀のフランスの詩人ラ・フォンテーヌが「寓話」の中で用いた言葉。