下駄とは
下駄
げた
言葉 | 下駄 |
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読み方 | げた |
意味 | 日本の伝統的な履き物の一つ。厚手の木の板に、二枚の歯をつくり、その逆側に鼻緒をとりつけたもの。 印刷で、活字が存在しない時に文字の代わりとするもの。その文字の位置に活字を逆さに入れると、下駄の歯の形になるということから。 |
使用漢字 | 下 / 駄 |
下駄を含む故事・ことわざ・慣用句
下駄も阿弥陀も同じ木の切れ(げたもあみだもおなじきのきれ)
尊卑の違いはあっても、もとは同じであることのたとえ。また、出発点が同じでも、その人の心がけ次第で後に大きな差が出てくることのたとえ。 足で踏まれる下駄も、人から拝まれる阿弥陀の仏像も、もとは同じ木から作られたものであるとの意から。 「下駄も仏も同じ木の切れ」ともいう。
下駄を預ける(げたをあずける)
相手に物事の処理や責任などを委ねること。相手に下駄を預けると、自分は歩き回ることができなくなることから。
下駄と焼き味噌(げたとやきみそ)
見た目が似ていても、実質はまったく違うことのたとえ。 「焼き味噌」は、味噌を板に塗って遠くからあぶった料理。焼いた形が下駄に似ていることから。
下駄を履かせる(げたをはかせる)
物事を実際よりもよく見せたり多く見せたりすること。