「親」を含む熟語・言葉 — 226 件
「親」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
親(おや)
その人を生んだ、または、育てた人。
懿親(いしん)
親戚同士の仲が良いこと。
一親等(いっしんとう)
親族関係の距離を表す言葉。最も近い、親子関係をいう。一等親。
一等親(いっとうしん)
親族関係の距離を示す言葉。本人と配偶者から一世を隔てた関係者をいう。一親等。
いつまでもあると思うな親と金(いつまでもあるとおもうなおやとかね)ことわざ辞典
独立と倹約を心がけよという戒めのことば。 親はいつまでも面倒見てくれるわけでもなく、金も使えばなくなることから。
命の親(いのちのおや)ことわざ辞典
命を救ってくれた恩人。
親族(うから)
血のつながりのある人々。しんぞく。
牛の小便と親の意見は長くても効かぬ(うしのしょうべんとおやのいけんはながくてもきかぬ)ことわざ辞典
親の小言や説教は、くどくどと長く続けたところで、子の心にはちっとも響かない、ということ。 牛がする小便は、長々と出続けるわりに、畑の肥やしとしてはたいして役に立たないとされた。それと並べて、長いだけのお説教も同じく効き目に乏しいとした句である。 前半の「牛の小便」は、単独でも、だらだらと切りなく長引く物事を言い表すのに用いられる(牛の小便)。
打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)ことわざ辞典
親が子を杖で打つ叱り方も、慈愛がこもっているので子は感謝すべきだということ。
打つも撫でるも親の恩(うつもなでるもおやのおん)ことわざ辞典
子を叱ってぶつのも、ほめて撫でるのも、すべて親の愛情のあらわれだということ。
生みの親(うみのおや)ことわざ辞典
ある物事や仕組みを、だれよりも先に起こしたり作り上げたりした人のこと。 文字どおりには、子をこの世に産み落とした実の親を指す。新しく生まれたものを子に、それを形にした人を親にたとえて呼んでいる。 「産みの親」とも表記する。 もとの実の親の意味では、養い育てた親と比べる生みの親より育ての親ということわざがある。
生みの親より育ての親(うみのおやよりそだてのおや)ことわざ辞典
生んでくれた親より、育ててくれた親に愛情も恩義も感じるということ。
烏帽子親(えぼしおや)四字熟語辞典
武家の男子が元服した時の儀式で、仮親として烏帽子を被せ、幼名の代わりとなる名前の名付けを行う役目の人。 多くは将来を託すことのできる有力者に依頼し、仮親となった人は子となった人の庇護(ひご)や世話などを行い、子となった人は仮親に忠誠や義理を尽くす関係となる。
老いたらんは親とせよ(おいたらんはおやとせよ)ことわざ辞典
年を取った人には、自分の父親に向き合うときと同じ心持ちで、うやまい、手厚く接するようにと説いた言葉。 古代中国の礼儀作法をまとめた『礼記』の一節から出た言葉。そこでは、年齢が自分の倍ほどの人には父に対するように仕え、十歳上の人には兄に対するように仕え、五歳上の人とは並んで歩いても少し後ろに下がる、というように、相手との年の差によって接し方を変えるよう求めている。 これと似た句に「老いたらんは親とせよ」「老いたるを父母(ふぼ)」があり、年長の人をうやまい重んじることを表す語には尚歯もある。
大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然(おおやといえばおやもどうぜん、たなこといえばこもどうぜん)ことわざ辞典
家を貸す側と借りる側は、ただの貸し借りの間柄ではなく親子も同然の付き合いをするものだということ。 「店子」は借家を借りて住む人。江戸の裏長屋では、大家が店子の身元を引き受け、諍いの仲裁から縁組の世話まで引き受けた。その結びつきの深さを言ったもの。
男親(おとこおや)
男性の親。父親。父。
親芋(おやいも)
里芋の地下茎の中心となる大きな塊。周囲に子芋をつける。芋頭。
親思い(おやおもい)
親のことを大切にすること。孝行すること。また、その人。
親思う心にまさる親心(おやおもうこころにまさるおやごころ)ことわざ辞典
子どもが親を思う気持ちよりも、親の子どもに対する愛情のほうがより深いというたとえ。「親思う心にまさる親心けふの音づれ何ときくらん」という吉田松陰の辞世の歌から。
親方(おやかた)
職人や奉公人をまとめ、わざを教え、暮らしの世話までする人。
親方思いの主倒し(おやかたおもいのしゅたおし)ことわざ辞典
主人のためを思ってしたことが、逆に主人に不利益をもたらすこと。
親方日の丸(おやかたひのまる)ことわざ辞典
国家が後ろ盾になっている官庁や公営企業などは、倒産の心配もなく利益を図る必要もないだろうと、公務員の気楽さを皮肉っていうことば。
親株(おやかぶ)
草木をふやすときに、分ける前のもとになる株。
親会社(おやがいしゃ)
ある会社に対して資本を出し、その会社の実質的な支配権をもっている会社。
親が親なら子も子(おやがおやならこもこ)ことわざ辞典
親と子はよく似るものだということ。親がだめだと子どももだめだというように、悪いところが似た場合に多く使われる。
親がかり・親掛かり・親掛り(おやがかり)
大人になった子が独立せずに親に養われていること。
親が死んでも食休み(おやがしんでもしょくやすみ・おやがしんでもじきやすみ)ことわざ辞典
どんなに忙しくても食後の休憩は大切だということ。
親代り・親代わり(おやがわり)
本当の親の代わりとして育てたり、世話をしたりすること。また、その人。
親木(おやき・おやぎ)
接ぎ木や挿し木をする時に接ぐためのものを取る木。
親機(おやき)
親苦、子楽、孫乞食・親苦労する、その子楽する、孫乞食する(おやく、こらく、まごこじき・おやくろうする、そのこらくする、まごこじきする)ことわざ辞典
一代目が苦労して蓄えた身代は、二代目が安楽に使い減らし、三代目には何も残らないということ。 築いた者の辛苦を知らない代が続くうちに、家産は細っていくという見方。
親子(おやこ・しんし)
親と、その子。二人のあいだの結びつきについてもいう。
親孝行(おやこうこう)
親を敬って、大切にすること。また、その人。
親子丼(おやこどんぶり)
親子の仲でも金銭は他人(おやこのなかでもきんせんはたにん)ことわざ辞典
金銭に関しては、親子の間でも他人と同じようにけじめをつけるべきだということ。
親子は一世(おやこはいっせ)ことわざ辞典
親子の関係は現世だけのものであるということ。 「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」と続けてもいう。
親子は一世、夫婦は二世、主従は三世(おやこはいっせ、ふうふはにせ、しゅじゅうはさんせ)ことわざ辞典
親子の関係は現世だけのものであり、夫婦は前世と現世または現世と来世の二世に渡る。主従関係は、前世・現世・来世の三世にまたがるほど深いということ。
親御(おやご)
他人の親をいう尊敬語。
親心(おやごころ)
子のことを思う親の心。親の愛情。
親里(おやざと)
親の住む家を、嫁入りや婿入りをした人、住み込みで働く人などの立場から呼ぶ語。
親潮(おやしお)
ベーリング海から千島列島、北海道、本州の太平洋側を南へ流れる寒流。千島海流。
親知らず(おやしらず)
生みの親がだれなのか分からない身の上。そういう人をいうこともある。
親仁・親父・親爺(おやじ)
じぶんのちちおやを親しんでさす語。人に向かって言うときは、へりくだって使う。
親字(おやじ)
漢和辞典で、同じ漢字から始まる熟語で、探しやすいように見出しとして出している大きな文字。親文字。
親ずれより友ずれ・親擦れより友擦れ(おやずれよりともずれ)ことわざ辞典
家の中で受ける躾よりも、外で付き合う相手のほうが人となりを作っていく。 「擦れる」は、揉まれて世慣れること。
親世代(おやせだい)
親代代(おやだいだい)
家の古い世代から親の代へ、さらに子の代へと、一度も切れずに受け渡してきたこと。こうして家に伝わる品物や仕事などにもいう。
親玉(おやだま)
数珠の中心となる、他よりも大きい玉。
親と子供は銭金で買われぬ(おやとこどもはぜにかねでかわれぬ)ことわざ辞典
親と子の結びつきは、どれほどのお金を積んでも手に入らず、ほかの何とも取りかえのきかない宝だということ。わが子は親にとって、親は子にとって、何ものにも代えられない存在なのである。 さらに、親子の間がらは損得の計算とは無縁のものだ、との含みもある。 「銭金」はお金のことで、「買われぬ」は「買えない」を古風に言った形。子を何よりの宝とする子に過ぎたる宝なしは、同じ思いを親の側から述べた言葉である。
親と月夜はいつも良い(おやとつきよはいつもよい)ことわざ辞典
親がそばに居る時は何の不安もなく、明るい月の夜は安心して歩けるので、どちらもありがたいということ。
親鳥(おやどり)
親である鳥のこと。
親無・親無し(おやなし)
親無子(おやなしご)
親に先立つは不孝(おやにさきだつはふこう)ことわざ辞典
親より先に子がこの世を去ることは、親をこの上なく嘆かせるもので、子のする不孝の中でもこれ以上に重いものはないとされる。 「先立つ」は、ほかの人に先んじて命を終える意。「不孝」は子として親に尽くさないことで、同じ読みの「不幸」と取り違えやすい。 子が生きていてくれること自体を孝行とみる言葉に死なぬ子三人、皆孝行がある。
親に似ぬ子は鬼っ子・親に似ぬ子は鬼子(おやににぬこはおにご・おやににぬこはおにっこ)ことわざ辞典
子どもは当然親に似るものであり、親に似ない子はいないということ。 親に似ない子は人間の子ではなく鬼の子であるとの意から。
親に目なし(おやにめなし)ことわざ辞典
親はわが子のことになると、かわいさのあまり正しい判断が出来なくなるということ。
親の甘茶が毒となる(おやのあまちゃがどくとなる)ことわざ辞典
親が子どもを甘やかして育てると、その子のためにならず、むしろ毒になるということ。
親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない・親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない(おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもあだはない・おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもむだはない)ことわざ辞典
咲いた花がひとつ残らず実を結ぶ作物と同じで、親が子に向ける言葉には外れがない。 空振りに終わる一言は出てこない。
親の意見と冷や酒は後で利く・親の意見と冷や酒は後で効く(おやのいけんとひやざけはあとできく)ことわざ辞典
言われたその場では耳を素通りしていくが、時を置いてから胸に落ちてくる。 冷や酒が遅れて回るのと同じ道筋をたどる。
親の因果が子に報いる・親の因果が子に報う(おやのいんががこにむくいる・おやのいんががこにむくう)ことわざ辞典
親の悪行の結果、罪のない子どもが災いを受けること。
親の打つ拳より他人の摩るが痛い(おやのうつこぶしよりたにんのさするがいたい)ことわざ辞典
手荒に扱われても、そこに親の情があるうちは身にこたえない。 よそから伸びてくる手がどれほど柔らかでも、裏が空であれば痛みだけが残る。
親の恩は子で送る(おやのおんはこでおくる)ことわざ辞典
わが子をりっぱに育てることで、親から受けた恩を返すということ。「送る」は恩に報いるという意。
親の恩より義理の恩(おやのおんよりぎりのおん)ことわざ辞典
親から受けた恩より、恩義を受けた人に報いるほうが先決だということ。
親の顔が見たい(おやのかおがみたい)ことわざ辞典
よその子の行動や態度の悪さに、驚きあきれて発する言葉。
親の心、子知らず(おやのこころ、こしらず)ことわざ辞典
子どもを思う親の深い愛情を知らず、子どもは勝手気ままなことをするということ。
親の十七、子は知らぬ(おやのじゅうしち、こはしらぬ)ことわざ辞典
親は自分が未熟だった若い頃の失敗談などをしないから、子どもにはわからない。完全なふりをして子どもに意見する親を皮肉っていう言葉。
親の脛を齧る(おやのすねをかじる)ことわざ辞典
子どもが独立した生活が出来ずに親に養われて生活すること。
親の七光・親の光は七光・親の光は七光り(おやのななひかり・おやのひかりはななひかり)ことわざ辞典
当人の力量とは関わりなく、親の名前のほうが先に通る。世間の扱いもそこに引きずられて、実際より厚くなる。
親の目は贔屓目(おやのめはひいきめ)ことわざ辞典
親は子どもへの思いが深いので、その能力や持ち味を、本当のところより高く見積もってしまう傾向があること。 「贔屓目」は、気に入った相手や身内を、ほかの人より好ましく見ようとする見方のこと。親がわが子に向ける目は、本人も気づかぬまま、この見方に傾きやすい、と言っている。 親が子を見る目の甘さを表すことわざに、親の欲目や親に目なしもある。
親の欲目・親の欲目と他人の僻目(おやのよくめ・おやのよくめとたにんのひがめ)ことわざ辞典
わが子かわいさのあまり、親が自分の子を実際より高く評価しようとすること。
親は親、子は子(おやはおや、こはこ)ことわざ辞典
親子でもそれぞれが別の人間であり、性質や才能が同じとは限らないということ。
親はなくとも子は育つ(おやはなくともこはそだつ)ことわざ辞典
親がいなくても、子どもはなんとか成長していく。世の中は、そう心配することもないというたとえ。
親は木綿着る、子は錦着る(おやはもめんきる、こはにしききる)ことわざ辞典
親は一生懸命働き質素に暮らして財産を築き、子はその苦労を知らずにぜいたくをして、親の財産を浪費するというたとえ。
親馬鹿(おやばか)ことわざ辞典
わが子への愛情が深すぎるために、その欠点や本当の実力が見えなくなり、子を高く見すぎたり、子のためと思えば、はたから見てばかばかしいことまでやったりしてしまう親の姿。そうした親自身も「親馬鹿」と呼ぶ。 子をかわいがりすぎる親の様子を見て、「それは親馬鹿だ」と軽くからかうときなどに使う。 親だけでなく、子のほうも親に甘えて愚かになるところまで言うのが親馬鹿子馬鹿。親が子の力を甘めに見る意の親の欲目も近い。
親馬鹿子馬鹿(おやばかこばか)ことわざ辞典
目が曇った親は子の至らなさを見落とし、子のほうもそれを当て込んで甘えたままでいる。 互いに引き下げ合ったまま、双方とも気づかない。
親離れ(おやばなれ)
子が成長して、精神的、または、経済的に親に頼らないようになること。
親不孝(おやふこう)
子が親を大切にせずに、苦労や心配などの迷惑をかけること。また、そのような人。
親船(おやぶね)
船団の中心となる大きな船。物資の補給や、漁獲したものの受け入れなどをする。母船。
親船に乗ったよう・親船に乗る(おやぶねにのったよう・おやぶねにのる)ことわざ辞典
信頼できるものに任せすっかり安心しきったようす。 「親船」は、小舟を従えた大きな船のこと。 頼りない小舟ではなく、その小舟を従える親船のほうに乗る意から。
親分(おやぶん)
親のような存在として頼りにする人。
