「八」を含む言葉
「八」を含む言葉 — 106 件
一八(いちはつ)
キジカクシ目アヤメ科アヤメ属の植物。五月頃に紫色や白色の花が咲く。
十八番(おはこ)
最も得意とする芝居の演目。
お八つ(おやつ)
午後三時ごろに食べる間食。八つ時(やつどき)に食べることから。
御八つ(おやつ)
午後三時ごろに食べる間食。八つ時(やつどき)に食べることから。
歌舞伎十八番(かぶきじゅうはちばん)
間八(かんぱち)
黄八丈(きはちじょう)
八丈島伝統の黄色の絹織物。黄色を主として黒などの色を縦や横、格子の模様に織ったもの。
口八丁(くちはっちょう)
口先が巧みであること。また、その人。
五郎八茶碗(ごろうはちぢゃわん)
四十八手(しじゅうはって)
相撲で勝負が決まるときの四十八種類の技の総称。現在では四十八種類よりも多い。
尺八(しゃくはち)
長さが一尺八寸の日本の楽器。竹製の縦笛で根に近い部分のものを使う。前に四つの穴と後ろに一つの穴がある。
十八番(じゅうはちばん)
一番得意としている物事。十八番(おはこ)。
十八般(じゅうはっぱん)
代八車(だいはちぐるま)
運搬用の、木製で大型の二輪車。八人の代わりをする車という意味から名づけられた。
大八車(だいはちぐるま)
運搬用の、木製で大型の二輪車。八人の代わりをする車という意味から名づけられた。
第八芸術(だいはちげいじゅつ)
無声映画。文学、音楽、絵画、演劇、建築、彫刻、舞踊に次ぐ八番目の芸術。発声映画は第九芸術と呼ばれる。
手八丁(てはっちょう)
藤八拳(とうはちけん)
拳(けん)の一つ。二人が相対し、きつね(両手を両耳のあたりに上げる)・庄屋(両手を膝の上に置く)・鉄砲(左手を前に突き出す)の形を作って勝負する。
二十八宿(にじゅうはちしゅく)
二八(にっぱち)
二月と八月。商売などがふるわない月とされる。
八(はち)
数を数えるときの七の次であり、九の前の数。
八寒地獄(はちかんじごく)
寒冷に苦しめられる八種類の地獄。頞部陀(あぶだ)・尼剌部陀(にらぶだ)・頞哳吒(あたた)・臛臛婆(かかば)・虎虎婆(ここば)・嗢鉢羅(うばら)・鉢特摩(はどま)・摩訶鉢特摩(まかはどま)。
八苦(はちく)
仏語。人間の八種の苦しみ。生・老・病・死の四苦に、愛別離苦(あいべつりく)・怨憎会苦(おんぞうえく)・求不得苦(ぐふとくく)・五陰盛苦(ごおんじょうく)を加えたもの。
八字ひげ(はちじひげ)
八の字の形のように、左右に分かれた口ひげ。
八字髭(はちじひげ)
八の字の形のように、左右に分かれた口ひげ。
八十八夜(はちじゅうはちや)
立春から数えて八十八日目。五月二日ごろ。農家では種まきの時期。
八十八箇所(はちじゅうはっかしょ)
四国にある、八十八箇所の弘法大師ゆかりの霊場。
八代集(はちだいしゅう)
勅撰和歌集のうち、最初から八つの総称。
八道(はちどう)
律令制における日本の行政区画のうち、七道(東海道、東山道、北陸道、山陽道、山陰道、南海道、西海道)に北海道を加えた総称。
八熱地獄(はちねつじごく)
「八大地獄」の別称。
八分(はちぶ)
一分の八倍。十分の八。八割。八十パーセント。八分目。
八分音符(はちぶおんぷ)
全音符の八分の一の長さをあらわす音符。
八分目(はちぶめ)
十分の八。八割。
八分音符(はちぶんおんぷ)
全音符の八分の一の長さをあらわす音符。
八分目(はちぶんめ)
十分の八。八割。
八幡(はちまん)
「八幡宮」「八幡神」の略。
八幡宮(はちまんぐう)
八幡神を祭った神社。
八幡神(はちまんしん)
八幡宮の祭神。応神(おうじん)天皇を主神として、比売神(ひめがみ)、神功(じんぐう)皇后を合わせて祀られている。
八幡神(はちまんじん)
八幡宮の祭神。応神(おうじん)天皇を主神として、比売神(ひめがみ)、神功(じんぐう)皇后を合わせて祀られている。
八面(はちめん)
八つの平面。
八文字(はちもんじ)
漢字の「八」の字形。
八文字屋本(はちもんじやぼん)
江戸時代の中期、京都の八文字屋から出版された、役者評判記や浮世草子の総称。
八掛(はっかけ)
袷(あわせ)のすその裏につける布。裾回し
八掛け(はっかけ)
袷(あわせ)のすその裏につける布。裾回し
八寒地獄(はっかんじごく)
寒冷に苦しめられる八種類の地獄。頞部陀(あぶだ)・尼剌部陀(にらぶだ)・頞哳吒(あたた)・臛臛婆(かかば)・虎虎婆(ここば)・嗢鉢羅(うばら)・鉢特摩(はどま)・摩訶鉢特摩(まかはどま)。
八苦(はっく)
仏語。人間の八種の苦しみ。生・老・病・死の四苦に、愛別離苦(あいべつりく)・怨憎会苦(おんぞうえく)・求不得苦(ぐふとくく)・五陰盛苦(ごおんじょうく)を加えたもの。
八卦(はっけ)
易経で使用される八種類の形のこと。
八紘(はっこう)
四方と四隅。また、八方。天下。全世界。
八朔(はっさく)
陰暦の八月朔日(ついたち)。昔、農家の間で新穀を恩人や知人に贈る風習があった。
八宗(はっしゅう)
平安時代に広まった、仏教の八つの宗派。倶舎(くしゃ)・成実(じょうじつ)・律・法相(ほっそう)・三論・華厳・天台・真言。
八寸(はっすん)
一寸の八倍の長さ。
八専(はっせん)
陰暦の壬子(みずのえね)から癸亥(みずのとい)までの十二日間のうち、丑、辰、午、戌を除いた八日のこと。
八達(はったつ)
道路が八方に通じていること。
八反(はったん)
はったん織り。縦横に黄色と褐色の縞模様のある、厚地の絹織物。布団地・丹前などに用いる。
八端(はったん)
はったん織り。縦横に黄色と褐色の縞模様のある、厚地の絹織物。布団地・丹前などに用いる。
八丁(はっちょう)
八つの道具を使いこなす意から、何でも達者にこなすこと。巧みなこと。軽く卑しめて使う語。
八挺(はっちょう)
八つの道具を使いこなす意から、何でも達者にこなすこと。巧みなこと。軽く卑しめて使う語。
八等身(はっとうしん)
身長が頭部の長さの八倍程度であること。女性の理想的なスタイルとさせる。
八頭身(はっとうしん)
身長が頭部の長さの八倍程度であること。女性の理想的なスタイルとさせる。
八白(はっぱく)
九星の一つ。五行では土にあたり、方位は東北。八白土星。
八百八町(はっぴゃくやちょう)
江戸市中に町数が多いこと。また、江戸の町全体のこと。
八方(はっぽう)
四方と四隅。東・西・南・北・北東・北西・南東・南西の八つの方角。
腹八分(はらはちぶ)
満腹の八割ほどの少し物足りない程度で、食べるのを止めておくこと。
腹八分目(はらはちぶんめ)
満腹の八割ほどの少し物足りないくらいで、食べるのを止めておくこと。
八幡船(ばはんせん)
百八十度(ひゃくはちじゅうど)
百八の鐘(ひゃくはちのかね)
忘八(ぼうはち)
人を罵っていう言葉。儒教の八徳を忘れるという意味から。また、「忘八」と音が似ている「王八」という名前の悪人が由来という説もある。
身八つ口(みやつくち)
女性や子ども用の和服の、わきの下のあいた部分。八つ口。
胸突き八丁(むなつきはっちょう)
山頂付近の険しく急な坂道。富士登山で、頂上までの八丁(約八七二メートル)の険しい斜面のことから。
胸突八町(むなつきはっちょう)
山頂付近の険しく急な坂道。富士登山で、頂上までの八丁(約八七二メートル)の険しい斜面のことから。
村八分(むらはちぶ)
村のおきてに背いた者とその家族に対して、村全体で絶交すること。
目八分(めはちぶん)
八重(やえ)
八つ重なっていること。数多く重なっていること。また、そのもの。
八重咲(やえざき)
花びらがいくえにも重なって咲いていること。また、そのような花。
八重咲き(やえざき)
花びらがいくえにも重なって咲いていること。また、そのような花。
八重桜(やえざくら)
八重咲きに花を付けるサクラの総称。他のサクラよりやや遅い時期に開花する。ボタンザクラ。
八重十文字(やえじゅうもんじ)
縦横にいくえにもかけてしばること。
八重なり(やえなり)
一本の草木に、実がいくつもついていること。また、そのような草木。
八重生り(やえなり)
一本の草木に、実がいくつもついていること。また、そのような草木。