八面とは
八面
はちめん
言葉 | 八面 |
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読み方 | はちめん |
意味 | 八つの平面。 八つの顔。 四方と四隅。八方。すべての方面。 |
用例 | 「―六臂」「―玲瓏」 |
使用漢字 | 八 / 面 |
八面を含む四字熟語
八面玲瓏(はちめんれいろう)
どの方向からみても曇りの一つもなく透き通っていること。 または、心に不信や疑念などがなく、すっきりと澄んでいること。 または、人付き合いがうまく、誰とでも円満に付き合えること。 「八面」はありとあらゆる方面のこと。 「玲瓏」は宝石のように曇りなく透き通っていて美しい様子や、美しく鮮やかに輝く様子。
八面六臂(はちめんろっぴ)
一人で何人分もの働きをして素晴らしい結果を出すこと。 または、様々な分野で素晴らしい結果を出すこと。 「八面」は八つの顔。「六臂」は六つの腕。 三つの顔と六つの腕を持つ密教の阿修羅像から「三面六臂」という言葉が生まれ、そこからありとあらゆる方向という意味の「八面」に変化したもの。
八面美人(はちめんびじん)
人に悪く思われないように、誰かと接するときは愛想良く振る舞い、相手に調子を合わせること。 または、そのような人のこと。 または、誰がどの方向から見ても美しい人のこと。 「八面」は東西南北の四つの方向と、北東、南東、南西、北西の四つの隅を合わせたもののことから、あらゆる方向という意味。 「美人」は容姿が美しいひとのこと。 行動の節操のなさを批判するために使われることが多い言葉。
「八」を含む言葉・熟語
- 一八(いちはつ)
- 十八番(おはこ)
- おやつ・お八つ・御八つ(おやつ)
- 黄八丈(きはちじょう)
- 口八丁(くちはっちょう)
- 四十八手(しじゅうはって)
- 尺八(しゃくはち)
- 十八番(じゅうはちばん)
- 大八車・代八車(だいはちぐるま)
- 第八芸術(だいはちげいじゅつ)
- 藤八拳(とうはちけん)
- 二八(にっぱち)
- 八(はち)
- 八寒地獄(はちかんじごく・はっかんじごく)
- 八字ひげ・八字髭(はちじひげ)
- 八十八夜(はちじゅうはちや)
- 八十八箇所(はちじゅうはっかしょ)
- 八代集(はちだいしゅう)
- 八道(はちどう)
- 八熱地獄(はちねつじごく)
- 八分(はちぶ)
- 八分音符(はちぶんおんぷ・はちぶおんぷ)
- 八分目(はちぶんめ・はちぶめ)
- 八幡(はちまん)
- 八幡宮(はちまんぐう)
- 八幡神(はちまんしん・はちまんじん・やはたのかみ)
- 八文字(はちもんじ)
- 八文字屋本(はちもんじやぼん)
- 八掛け・八掛(はっかけ)
「面」を含む言葉・熟語
- 暗黒面(あんこくめん)
- 暗面(あんめん)
- 一生面(いちせいめん)
- 一面(いちめん)
- 一面観(いちめんかん)
- 一面識(いちめんしき)
- 一面的(いちめんてき)
- 内面(うちづら)
- 馬面(うまづら)
- 馬面剝(うまづらはぎ)
- 裏正面(うらじょうめん)
- 上っ面(うわっつら)
- 上面(うわつら)
- 凹面(おうめん)
- 大真面目(おおまじめ)
- 臆面(おくめん)
- 面舵・面かじ(おもかじ)
- 面掛・面繋・羈・面繫(おもがい)
- 面変わり(おもがわり)
- 面差し(おもざし)
- 面白可笑しい・面白おかしい(おもしろおかしい)
- 面白尽く・面白ずく(おもしろずく)
- 面立ち・面だち(おもだち)
- 面長(おもなが)
- 面映ゆい・面はゆい(おもはゆい)
- 面持ち(おももち)
- 面窶れ・面やつれ(おもやつれ)
- 面輪(おもわ)
- 面忘れ(おもわすれ)
- 海面(かいめん)