脱ぐとは
脱ぐ
ぬぐ
言葉 | 脱ぐ |
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読み方 | ぬぐ |
意味 | 衣服や履物など、身につけていたものを取り去る。 |
例文 | 「ひと肌―」「兜(かぶと)を―」 |
対義語 | |
使用漢字 | 脱 |
脱ぐを含む故事・ことわざ・慣用句
兜を脱ぐ(かぶとをぬぐ)
降参すること。戦いに負けた武士が、敗北を認めたしるしに兜を脱いだことから。
一肌脱ぐ(ひとはだぬぐ)
相手を助けるために本気で力を貸すことのたとえ。 仕事をするときの姿、衣服の袖から腕を抜いて上半身の肌をあらわにする「肌脱ぎ」になることから力を尽くすことを意味する。
裃を脱ぐ(かみしもをぬぐ)
相手に対する警戒心がなくなり、気楽に打ち解けた態度をとること。 「裃」は、江戸時代の武士の正装。
シャッポを脱ぐ(しゃっぽをぬぐ)
負けを認めること。降参すること。 「シャッポ」は帽子を指すフランス語。
片肌脱ぐ(かたはだぬぐ)
本気で力を貸すことのたとえ。 仕事をするときの姿、着物の片袖を脱いで片方の肩をあらわにする「片肌脱ぎ」になることから。
諸肌を脱ぐ(もろはだをぬぐ)
全力で物事にあたること。全力を尽くすこと。 着物の上半身をすべて脱いで肌をあらわにする様子から。
草鞋を脱ぐ(わらじをぬぐ)
長い旅を終えること。または、旅の途中で宿に泊まること。 博打打などが、旅の途中である土地に一時身を落ち着けるとの意から。