力とは
力
ちから
言葉 | 力 |
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読み方 | ちから |
意味 | 体内に備わり、活動を支えたり自分や他を動かす作用のもとになるもの。筋肉の働き。 物体の運動や状態変化を起こさせる作用のもとになるもの。 身についた知識や技術などの能力。学力。 活動を支える思い。気力。精力。 手助けとなるもの。尽力。 そのものの勢い。迫力。 効き目や作用。効力。 腕力。暴力。 他を支配できる状態。権力。 |
例文 | 「―に余る」「―に及ばず」「―になる」「―を入れる」「―を得る」「―を落とす」「―を貸す」 |
使用漢字 | 力 |
力を含む四字熟語
竜象之力(りゅうぞうのちから)
賢者や徳の高い僧侶のたとえ。 水の中の竜や陸の上の象のように、他の生物より飛びぬけた力を持っているという意味から。 仏教語で「竜象」は、素晴らしい能力を持った象という意味から、学識や徳が人並み外れて高い僧侶のこと。
廻天之力(かいてんのちから)
世の中の情勢が全て変わるほどの大きな力のこと。 または、不利な情勢を一気に有利に変えることの出来る大きな力のこと。 「廻天」は天を回すという意味から、世の中の情勢が変わること。 「回天之力」とも書く。
烏獲之力(うかくのちから)
非常に力が強いことのたとえ。 「烏獲」は人の名前。 中国の戦国時代の秦の武王に仕えていた烏獲は、重さ約八千キログラムのものを持ち上げる力持ちで、その力を使って武王に仕えて出世したという故事から。
稽古之力(けいこのちから)
過去の出来事を考える努力のこと。 または、学問や芸術の成果で、財産や地位を得ること。 「稽古」は過去の出来事を考えること。
股肱之力(ここうのちから)
主君を補佐する能力。 または、全身の力。 「股肱」は手足のことで、一番信頼できる人物のたとえ。