盛りとは
盛り
さかり
言葉 | 盛り |
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読み方 | さかり |
意味 | 最も勢いのある時期や状態。 鳥や獣などが決まった時期に発情すること。 |
使用漢字 | 盛 |
盛りを含む故事・ことわざ・慣用句
薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
誰でも年ごろになると、それなりの魅力が出てくるということ。 あまり好まれない薊の花も、美しい時期があることから。
蕎麦の花も一盛り(そばのはなもひとさかり)
娘はみな年頃になると、女らしい魅力が出て美しく見えるということ。地味で目立たない蕎麦の花も、時期が来れば力一杯咲いて、それなりに美しく見えることから。
花一時、人一盛り(はないっとき、ひとひとさかり)
花が咲き誇るのもほんの一時であるように、人も盛んな時はごく短い一時期に過ぎないということ。
人一盛り(ひとひとさかり)
人の盛んな時は、ほんの一時にすぎないということ。
盛りがつく(さかりがつく)
性的な欲望を抑えられなくなること。主に発情期を迎えた獣のことをいうが、人に対して小馬鹿にして使うこともある。