屁とは
屁
へ

言葉 | 屁 |
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読み方 | へ |
意味 |
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使用漢字 | 屁 |
屁を含む故事・ことわざ・慣用句
屁と火事は元から騒ぐ(へとかじはもとからさわぐ)
張本人が一番最初に騒ぎ出すことが多いということのたとえ。 おならをした本人が真っ先に臭いと騒ぎ出し、火元の家の人が最初に火事だと騒ぎ出すとの意から。
屁の河童(へのかっぱ)
容易にできることのたとえ。また、取るに足りないことのたとえ。 「河童の屁」ともいう。 水中で放つ河童の屁には臭いや勢いがなく何とも思わないことから。また、取るに足りないものという意味の「木端(こっぱ)の火」から変化したともいわれる。
沈香も焚かず、屁もひらず(じんこうもたかず、へもひらず)
優れてもなければ悪くもない、良いこともしないが悪いこともしない、平々凡々であることのたとえ。 沈香を焚いてよい香りを放つわけでもなく、屁をして悪臭を放つわけでもないとの意から。
百日の説法、屁一つ(ひゃくにちのせっぽう、へひとつ)
長い間苦労してきたことが、わずかな失敗によって無駄になってしまうことのたとえ。 百日間も説いてきた説法も、お坊さんのおならを一つでありがたみがなくなってしまうとの意から。
屁を放って尻窄める(へをひってしりすぼめる)
失敗を慌ててごまかしたり取り繕ったりすることのたとえ。 人前でおならをしてしまった後に、慌てて尻をすぼめるとの意から。
屁とも思わない(へともおもわない)
その物事を軽んじて問題にしないこと。
「屁」を含む言葉・熟語
- 言い出しっ屁(いいだしっぺ)
- 屁(へ)
- へっぴり腰・屁っ放り腰(へっぴりごし)
- へっぴり虫・屁っ放り虫(へっぴりむし)
- 屁理屈(へりくつ)
- 放屁(ほうひ)